受講生の声 - 萬谷 実由 さん

萬谷 実由 さん
経営学部 経営学科 2年(2023年度)
2年前期 情報技法発展C
”どの業界でも働くときに必要な課題解決の手順や、データサイエンスに関することを学ぶことができる”
授業を受ける前の印象
「情報技法基礎」の授業で、データを使った課題解決や提案などをしたため、その授業のより細かいデータを使った分析をするというイメージを持っていました。
受講のきっかけ
私は将来の目標が定まっていません。そのため、これから自分が何かやりたいと思ったときに、どこに行っても通用できる能力が必要だと考えています。情報技法発展Cでは、どの業界でも働くときに必要な課題解決の手順や、データサイエンスに関することを学ぶことができるため、受けようと思いました。
授業での学び
エンパシーマップというマップを使い、ユーザーの感情や行動を分析する方法を学びました。カスタマージャーニーマップという商品に興味を持ってから、使用した後までの一連を表した表を作りました。ターゲットの行動とひとつずつ向き合うことで、商品を手に取ってもらうためにどこを改善するべきなのかを明確に表し、改善策を提案しました。ABテスト検定を行うことで、対象の二つが結果に関連しているのかを求めることができました。よりよいサイトの作成や、製品の作成をする際に使うことができます。
授業を受けて、驚いたことや印象に残ったこと
一番驚いたことは、実際の企業のデータを使っての学習や、課題解決の提案を行うことです。実際のデータを使うことで、都合のいいデータの読み取りだけでなく、データのミスへの対応やデータの使い方を学ぶことができたからです。また、企業と連携を取って授業を進めているため、最後の授業で企業の方から直接のフィードバックを受けることにも驚きました。直接フィードバックを受けることで、実際社会で働く人だからこそわかる視点からの意見を得ることができました。
授業を受けて、苦労したことや努力したこと
一番苦労したことは、最後に行った「サイト作成」です。サイト作成では、サイトに載せる提案動画の作成とその他サイトの作成をして、実際にサイトを掲載しました。特に、動画の作成に手間がかかりました。そもそもどのような提案が良いのかを考え、どうすればそれが閲覧者に伝わるのか、そしてその企業らしさを保つことを考えました。実際の企業らしさを考えることはこの授業ならではで、この授業でなければ学べないことだったのでとても良い経験だったと思います。

エンパシーマップ

ABテスト検定シートの結果

カスタマージャーニーマップ(As-is)

カスタマージャーニーマップ(To-Be)

ユーザ属性やアクセス環境

文房具の旅_YouTube画像

文房具の旅_告知
「将来これは役に立ちそうだ」と思ったこと
カスタマージャーニーマップが役に立ちそうだと思いました。一見どこに見直すべきところがあるかわからなくても、細かく顧客の行動を分析することで課題を発見することができるからです。
授業で学んだことを所属学科での学びにどのように活かすか
自分は経営学科なので、社会に出て会社で働くようになってから課題に直面した際に活かせるのではないかと考えています。また、グループワークも多くある授業だったため、それを活かして他の人からの意見を取り入れながらゴールに近づけていけるようにしたいと思いました。
「これから授業を受ける方へ」
名前だけ聞くと何をするかよくわからず不安になることもあるかと思います。ですが、将来なにをするにしても必要になるデータの分析や、実際の企業との関わり、グループワークでの意見交換などこの授業でしか得られないことがたくさんあります。普段の授業では学べないことを学びたい方は是非受講してみてください。