受講生の声 - 野田 彩乃 さん

野田 彩乃 さん
経済学部 経済学科 2年(2023年度)
2年後期 サービスデザイン
”自分の学科・学部では学ぶことができない分野を学び、それを吸収することができるとても良い機会”
この授業を受けてみようと思ったきっかけ
事業やビジネスについて実際に企画やサービスのデザインを考えるなど、体験を踏まえて学ぶことができるという事に魅力を感じました。また、物やデザインを考え作ることに元々興味があったため「サービスデザイン」の授業を受講しようと思いました。誰のために、どんな時になど、状況を考え検証し作成していくという、サービスをデザインしていく上で必要なスキルを身に付けることができる貴重な時間という印象を持ちました。また、授業を受けるに際して、この科目ではどのようなことを学ぶことができるのか授業のシラバスをきちんと読み、これまでの情報技法基礎など関連している科目の復習も行いました。
授業では、どのような課題に取り組みましたか
授業では、「Happyなごみ箱とは何か」というテーマに基づいてグループに分かれ、実際にサービスのデザインを考え・検討しました。Googleフォームなどを活用してアンケートを実施してデータ収集を行い、分析し、実際にプロトタイピング(試作品の製作:ごみ箱)を行っていきました。中間発表と期末発表の2回のプレゼンテーションをする機会があり、中間発表では他のグループの学生や先生から良かった点や改善点・質問などフィードバックをもらいました。それを踏まえ、期末発表までに資料の変更やプロトタイプを改良するなど、最終に向けて準備をします。期末(最終)発表では、中間発表やデータ収集などを踏まえて与えられたテーマに沿って、この「ごみ箱」は誰を対象にどういった状況でどのような価値があるのかをプレゼンテーションをしました。
授業を受けてみて苦労したことや印象に残ったことは何ですか
苦労したことは、誰を対象にするのか・どのような状況で活用するのかを考え、実際に検証するためのアンケート調査でした。質問内容を考え、どこにアンケートの協力を依頼するのか、協力許可を取るのかなどの経験が無かったため、一つ一つの作業が大変でした。また、世の中にどのようなサービスがあるのかを調べる課題があり、これまで気づかなかったり知らなかったサービスを知ることができました。フィードバックは、自分では気づくことができなかった提案や改善点をアドバイスしていただけるので、製作やサービスを考案していく上でとても参考になるものだと学びました。

最終発表時のスライド「提案の概要」

最終発表時のスライド「仮説検証の結果」

最終発表時のスライド「プロトタイプ」

最終発表時のスライド「仮説検証の結果」
「将来これは役に立ちそうだ」と思ったこと
授業を通じて将来役立ちそうだと感じたことは多々ありますが、特に、課題やプレゼンテーションを通してサービスデザインやAIを活用する方法について学べた点です。これらの知識やスキルを修得することは今後役立つだろうと感じました。
この授業を受ける方へのメッセージ
AIやサービスデザインなどよく分からないし難しそうと思うかもしれません。実際私自身もそのように感じていましたが、担当の先生方はとてもやさしく分からないことは丁寧に説明してくださいますし、アドバイスも沢山してくださいます。この授業は4~5人のグループワークでの活動になるため、友達を作る機会にもなりますし、大変なこともグループの人と協力して解決でき、楽しく受講することができます。また、自分の学科・学部では学ぶことができない分野を学び、それを吸収することができるとても良い機会であると思います。「物を作りたい!」「人が喜んでもらえるサービスを考えたい!」という方はこの授業にとても向いていると思います。ぜひ「サービスデザイン」を受講してみてください!!