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受講生の声 - 久野 未音さん

久野 未音さん

法律学部 法律学科 2年(2024年度)
2年前期 情報技法発展A
”文系だからと諦めてはもったいない! 文系の人にこそ履修してもらいたい科目です”


授業を受けてみようと思ったきっかけと印象

1年生で受講した「情報技法基礎」の授業で、文房具の売り上げデータを様々な条件で分析・比較し商品提案をしました。私は文房具が好きなので本物の売り上げデータに触れながら分析できることに面白さを感じたため、発展科目も受講しようと思いました。また情報系の分野に興味があったのでAI副専攻の選択必修でもある本科目を履修しました。
授業を受ける前は、分析用のツールを活用すると聞いていたのでうまく使えるのか不安しかありませんでした。PC操作も同様に不安でした。
授業前の準備としては、最低限ついていけるように事前に連絡をもらっていたアプリのダウンロードや資料には目を通すように心がけました。

授業で体験したこと

授業の前半では、ツールの操作方法を身につけるために用意された課題を先生の解説に沿って操作するところから始まります。後半に向けて徐々に各自のプロジェクトに沿ったグラフや表を作成する課題に変わっていきました。私は最終発表に向けて万年筆の売り上げに特化したデータを集めたかったので、万年筆についてさまざまな角度からデータを分析し、課題に沿って作成しました。
授業では分析から企画提案までを行い最後には企業の方にプレゼンの好評をいただく機会もありました。

授業を受けてみて驚いたこと、苦労したこと

実際に企業でも使われているツールを活用することに不安を感じていましたが、実際に使ってみると、Excelで分析する時よりもはるかに簡単に必要なデータを得ることができ、驚きました。
苦労したことは、平均値や中央値などの使い分けを理解することです。表面的にはそれっぽく見えても、実際にデータのどこの部分から来た数値なのか、また母数のずれなど考慮するべきことに気付けず苦戦しました。全員が同じデータを分析しているので、そこから個性のある成果物の作成を求められた際にとても悩みました。何度も作り直して私にしかできない提案をしようと努力しました。
初めは全く自信がありませんでしたが、授業を通してやってみたら意外となんとかなることに驚きました。

授業を通じて「将来これは役に立ちそうだ」と思ったこと

実際に社会に出た時に企画提案、課題解決に役立つと感じました。
将来はメーカー勤務を希望しているので、お客さんのニーズに合わせた企画や商品づくりのために、本 科目で実際にデータ提供元の方に自身の提案をし,フィードバックを頂けた経験は貴重なものでした。
また、発表資料を作成する際に目次の効果や伝え方のポイントなども教えてもらえました。
何より、一つの企画を分析から提案までできたことは自信に繋がりました。

授業で学んだことを所属学科での学びにどのように活かすか

まだ具体的なイメージはありませんが、知的財産の分野に興味があるので膨大な情報量のある知財の 仕事に活用できるのではないかと考えています。

これから授業を受ける方へ

文系だからと諦めてはもったいないです!文系の人にこそ履修してもらいたい科目です。
分析という面では苦手意識を持つ人が多いと思いますが、先生やSA さん、グループメンバーに助けて もらえば大丈夫です。この科目では分析だけではなく分析結果を言語化し、さらに相手に伝えるところ まで求められます。色々な学科の人達と進められる授業なので苦手な部分は補い合って、新しい視点を 見つけることのできるチャンスです!!
また、副専攻を履修している人は副専攻で行われるイベントに参加することで先生や先輩と交流できる ので授業が受けやすくなります!
私は副専攻の授業を通じて共に頑張れる仲間ができました!一人で取り組もうとすると負担が大きい 科目なので、グループワークでは積極的にコミュニケーションを取り、先生やメンバーを巻き込んで取り 組むことをお勧めします!