受講生の声 - 澤中 颯汰さん

澤中 颯汰さん
工学部 サステナビリティ学科 2年(2024年度)
2年後期 データサイエンス活用1
”AI ツールを活用すればこんなに膨大なデータも
一瞬でまとめたり分析を行ったりできるのかという驚き”
授業を受けてみようと思ったきっかけ、授業前の印象
私は将来、企業の事業でAIを活用し、データの分析やそこから得られる改善点を見つけ出し、企業の発展に貢献できる能力を身に付けたいと思い、この科目を受けてみようと思いました。
授業を受ける前、この科目に対して、複雑な操作を行いながらAIツールで分析を行ったり、膨大な量の知識やスキルを身に付けたりしていく、難易度の高いものだという印象がありました。授業を受けるにあたって準備したことは、AIツールを授業までに使用できる状態にしたことですが、特に予習などは行っていませんでした。
授業で取り組んだ課題について
授業では、最初の3週でスライドを用いて知識やAIツールの操作方法をインプットして、実際にAIツールを用いてアウトプットを行ったり、オンデマンド課題を活用して、さらに深く知識を身に付けました。そして第5,6週で、今まで学修した内容を活かし、「1週間のお弁当メニューを考える」というテーマを基にグループワークを行いながら、AIツールを駆使して自分たちが設定した駅やその客層、過去の売り上げなど様々なデータを分析して最適なお弁当メニューを考えました。
授業を受けて驚いたこと、苦労したこと
授業を受けてみて、AIツールを活用すればこんなに膨大なデータも一瞬でまとめたり分析を行ったりできるのかという驚きがありました。特に、今回は「Data Robot」というツールを用いたのですが、このツールがデータを元に結果に起因している可能性が高いものを分析できることを知ったときはとても驚きました。
一方で、このツールを活用するにあたって、この操作を行うことで何が分かるのか、何を求めることができるのかといったツールに関して理解を深めることが最初は苦労しました。


授業を通じて「将来これは役に立ちそうだ」と思ったこと
授業を通じて、「なぜそのデータを用いたのか根拠を持つ」ということが将来役に立つと思いました。AIツールを用いることで、膨大なデータをまとめてくれたり、分析を行ってくれたりしますが、「なぜそのデータを使ったのか?」「どうしてその内容を分析したのか?」という根拠を持たないと、せっかく身に付けたスキルや知識も台無しになってしまいます。逆に、このことができれば、データの正確性を高めたり、より深い分析を行ったりすることができ、将来自分がプレゼンテーションを行ったり企画を考えたりするときに活かすことができるため、重要な内容であると思いました。
授業で学んだことを所属学科での学びにどのように活かすか
自分は様々な視点から環境について学んでいます。授業で学んだAIツールのスキルを活かして膨大なデータを効率的にまとめたり、生産から消費までのモノやサービスの状況を把握し、そこから最適な改善案を考えるということを行いたいので、環境に対する評価を行うためのツールとして活用したいと考えています。
これから授業を受ける方へ
自分はプログラミングを作成できるわけでもなければ、タイピングがろくにできるわけでもありません。この授業を受けて自分をレベルアップさせたい、様々なデータを分析したい等意欲がある方に向いていると思いますし、受けるべきだとも思います! また、わからないことがあれば先生方やSAさんが丁寧に教えてくれるので、この授業が難しいかもと思っている方や受けようか迷っている方にも是非受けてもらいたいと思います!