受講生の声 - 前田 麻妃さん
前田 麻妃さん
人間科学部 人間科学科 2年(2025年度)
2年前期 情報技法発展C
”生成AIの使い方やプロンプトの作成方法を学ぶことができたのは大きな成果だった”
授業を受けてみようと思ったきっかけ、授業を受ける前の状況について
心理系の資格等を取る予定が無かったため、卒業までに何か自分の強みを見つけておきたいと思い、AI副専攻を受講することにしました。大学に入るまで、プログラミングはもちろん、エクセルの使用はおろか、タイピングすらままならない状態だったので、自分なんかにできるのだろうか…という不安が強くありました。加えて、1年次前半必修授業の人工知能基礎の際、友達に手伝ってもらいなんとか単位を落とさずやり遂げた状況だったため、上手くいかなかったらやめよう、という覚悟で受講しました。
授業で取り組んだ課題について
本授業では、新しい「買い物体験」を設計し、伊東屋横浜元町店へ提案する課題に取り組みました。課題に取り組むにあたって、実際の伊東屋さんのデータをいただき、それを用いて分析・考察を行いました。最終的な成果物としては、①新しい買い物体験のビデオプロトタイプ ②提案に至った考えを説明する資料(パワーポイント)を完成させました。


授業を受けてみて印象に残ったこと
毎回授業までに課題があるのですが、その度に授業内で課題の発表とブラッシュアップを行ったことです。通常の授業では、課題は提出して終わることが多いと思うのですが、本授業では毎回分けられる少人数のグループ内で自分の課題を発表し、メンバー一人ひとりからのフィードバックを受けます。その意見やアドバイスをもとに次の課題をブラッシュアップしていくのが非常に新鮮でした!
授業を通じて「将来これは役に立ちそうだ」と思ったこと
今までAI副専攻以外の授業では生成AIを使うことを禁止されることが多かったため、生成AIの使い方やプロンプトの作成方法を学ぶことができたのは大きな成果であったと強く感じます。今後AIと触れる機会が増えていくことが予想されますが、本授業で得た知識はその際に大きく役立つと感じます。
授業で学んだことを所属学科での学びにどのように活かすか
学科内授業でプレゼンを行う際、本授業内で学んだ絵コンテが役立つと考えています。今まではプレゼン資料作成の際、とりあえず内容に関連したイラストをいくつか挿入し、デザイン性を高めることを目的に用いていましたが、今回学んだ絵コンテのようにイラストを用いれば、伝えたい流れをより適切にわかりやすく伝えられるため、ぜひこれから取り入れていきたいです。

これから授業を受ける方へ
本授業は、主にAI副専攻を受講する者に向けた授業ですが、私のように基礎知識が全く無く、発想力があまりない人にもぜひおすすめしたいと感じます。私が今まで経験した授業では、突然プレゼンを用意するよう指示され、わずかな期間で急いで考え準備するため、なかなか100%納得のいく成果物が完成することはありませんでした。しかし本授業は、最終的な提案に向けて少しずつ毎授業が進んでいくため、非常にやりやすかったです。