HOME教育学部経済学部経済学科

学科ポリシー

ディプロマ・ポリシー

経済学科では、所定の卒業要件を満たし、以下の能力を修得した者に学士 (経済学)の学位を授与します。

1 知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

a. 自立的・主体的に学ぶための教養・基礎力を身につけている。【教養・基礎力】
b. 経済学の体系的な知識を修得し、論理的に考える力を身につけている。【専門性】
c. 統計学の理論に基づいたデータ分析の方法を身につけている。【専門性】

2 関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

a. 自らの疑問を客観的に把握し、他者と共有することによって、問題に対する理解を深めることができる。【自己認識力】
b. 他者の疑問を理解し、その疑問を考えることによって、問題に対する理解を深めることができる。【他者理解力】
c. 自らの行動が他者や社会に与える影響を認識し、社会の規範やルールに従って行動し社会に貢献できる。【倫理観】

3 思考力・判断力 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

a. 経済学および統計学の考え方に基づいて、社会の諸事象の原因と結果を分析し論理的に説明することができる。【論理的思考力・判断力】
b. 経済学および統計学の考え方に基づいて、信頼できるデータから社会の諸事象の問題点を発見、分析し、最適な解決策を導き出すことができる。【情報分析力・課題発見力・課題解決力・創造的思考力】

4 交感力・発信力 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

a. 経済学の論文作成方法に則って、自らの研究成果をレポートや論文にまとめることができる。また、スライド等を用いて、その研究成果を的確にプレゼンテーションできる。【表現力】
b. 自らの考えを論理的に伝え、かつ他者の疑問や意見に真摯に耳を傾け、より良い成果を導き出すための議論をすることができる。【コミュニケーション力・傾聴力】

カリキュラム・ポリシー

経済学科では、卒業認定・学位授与の方針 (ディプロマ・ポリシー)を実現するために、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

1 知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

「初年次ゼミ」をはじめとする初年次教育で、大学での自立的・主体的な学び方を理解し、1・2年次の数学や統計学の授業で経済学を修得する上で欠かすことの出来ない基礎的なツールを身につけます。
1・2年次の全員履修科目で専門科目を理解するための基礎を学び、ここで得た経済学の基礎的な理解を前提として、基幹科目群・展開科目群の専門科目を学び、経済学の理解を深めます。これらの専門科目において経済学のさまざまな理論・応用分野および経済の歴史と現状を学ぶことによって、論理的に考える力を身につけます。また、「統計学」を基礎として、さまざまな専門科目でデータ分析の方法を学びます。さらに、ゼミナールにおいて、経済学と統計学の理論に基づいた理論分析、データ分析、歴史的分析を実践することによって、経済学の科学的方法を身につけます。

2 関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

経済学の専門科目のすべての授業において、学修内容についての自らの疑問点を認識し課題の解説を確認したうえで、積極的に質問することを奨励します。教員、あるいは学生同士で質問することによって、疑問点を解決でき、学びの理解を深めることができます。また、他の学生の疑問や意見をよく聴いて、それについて考えることによっても、問題に対する理解を深めることができます。また、3・4年次のゼミナールでは、グループワークやプレセンテーションにおいて、学生同士がお互いに質問して疑問や意見を共有し、全員で考えて解決することによって、より良い分析をおこなえるようになることを学びます。
経済学では、社会全体の厚生を最大にするような政策について分析します。その際、「外部性」の概念や「ゲーム理論」の考え方などを通じて、人間の行動が他者に与える影響を考慮したうえで、社会全体にとって最適な政策は何であるかを分析します。また、他者理解のためには、時間的・空間的に異なる世界への認識が欠かせません。宗教・思想などとも関連づけて経済現象を広い視野から歴史的に考察する必要があります。これらの学修を通じて、社会全体の厚生を考慮する倫理観を養います。

3 思考力・判断力 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

経済学の専門科目で学ぶさまざまな経済理論は、現実の社会における諸事象を、数学を基礎としたモデルを用いて論理的に説明します。これらの経済理論を学修し経済学の論理的な説明を、ひとつひとつ理解していくことによって論理的な思考力を身につけます。この論理的な思考力を身につけることによって、現実の問題について何を根拠に判断したらよいかを明確に考えることができるようになります。
「統計学」を基礎とする様々な科目で、データ分析に関わる理論、信頼できるデータは何か、データの取得、データの適切な分析方法を学びます。これらの理解を前提として、3・4年次でのいくつかの専門科目やゼミナールにおいて、現実のデータ分析を実践することによって、現実の社会の問題を発見し分析する力を身につけます。また、データを用いて問題を分析し、新しい解決策を導き出すうえで、経済学の理論が重要であることを学びます。

4 交感力・発信力 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

「初年次ゼミ」で基礎的なレポート作成の方法を学び、その理解を前提として、様々な専門科目で適切なレポート作成の方法を身につけます。3・4年次でのゼミナールにおいて、グループワークの成果をレポートにまとめたり、自らの研究成果を卒業論文・卒業研究レポートにまとめ、その内容をスライド等を用いてプレゼンテーションする方法を身につけます。
いくつかの専門科目やゼミナールにおいて、グループワークやプレゼンテーションの際に、自分の考えを論理的に説明すること、自分の疑問点を考えること、他の学生の質問や意見をよく聴いて理解すること、質問に対してよく考えて答えることなどを学びます。一人の学生の疑問点を共有し全員で考えて解決していくことで、より良い議論ができ、より良い研究へつながることを学びます。

アドミッション・ポリシー

経済学科は、現代社会における様々な経済現象を理論的・統計的・歴史的に分析・理解することを通して、社会に対する深い洞察力と正確な判断力を修得し、問題を解決することを目指す人材を求めます。

志向性:将来の進路

より良い社会の実現に貢献しようとする強い意欲を有し、以下のような将来の進路を目指す者

期待する能力:知識・専門性

高等学校で履修するのが望ましい教科・科目
英語、国語、数学、地理歴史・公民(日本史、世界史、政治・経済)
特に学んでおくべき教科は、数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱ・数学B
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)、TOEIC

期待する能力:関心・態度・人格

期待する能力:思考力・判断力

期待する能力:交感力・発信力

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