学科ポリシー
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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー
学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針
現代社会における様々な経済現象を、理論的・統計的・歴史的に分析・理解することを通して、急速な勢いでグローバル化の進む世界に対する深い洞察力・正確な判断力を養うことを目標にしています。
現代の経済学がカバーする領域はかなり広範囲に渡りますが、経済学の基礎的な知識を十分に吸収し、多岐にわたる経済学の諸分野に積極的に取り組む意欲を育みます。
日本は失われた10年(あるいは20年)という不況の時代を経験し、その経済力はかつての勢いを失ってきています。その日本を取り巻く国際社会は今後ますます複雑化していくことが予想されます。本学の建学の精神を基に健全な倫理観を持って国際社会で活躍し、より良い社会の実現に貢献のできるような人材を育成していきます。
現代の経済学がカバーする領域はかなり広範囲に渡りますが、経済学の基礎的な知識を十分に吸収し、多岐にわたる経済学の諸分野に積極的に取り組む意欲を育みます。
日本は失われた10年(あるいは20年)という不況の時代を経験し、その経済力はかつての勢いを失ってきています。その日本を取り巻く国際社会は今後ますます複雑化していくことが予想されます。本学の建学の精神を基に健全な倫理観を持って国際社会で活躍し、より良い社会の実現に貢献のできるような人材を育成していきます。
学科のカリキュラム・ポリシー概要
- 経済学の基礎から応⽤、最新の理論まで、段階的に学んでいけるように科⽬を配置しています。
- 経済学科の最も基礎となる[基礎科⽬群]は、「経済学基礎」「経済学⼊⾨」「統計学」「経済学と数学」「データ分析⼊⾨」「初年次ゼミ」「経済学のための数学」「ミクロ経済学⼊⾨」「マクロ経済学⼊⾨」などがあり、これらは全員が履修します。
- 2年次になると[基幹科⽬群]が配置されます。[基幹科⽬群]は、[基礎科⽬群]の内容を理解していることを前提に、様々な分野の基本となる「中級ミクロ経済学」「中級マクロ経済学」「ゲーム理論」「計量経済学」「国際経済史」「英語で学ぶ経済学」などから構成されています。[基幹科⽬群]も現代の経済学の基礎を学ぶ重要な科⽬群であり、すべての科⽬の履修を推奨します。
- より専⾨的な科⽬も[展開科⽬群]として配置されます。[展開科⽬群]には、個別の経済分野を学ぶ科⽬(「国際貿易論」「経済政策論」など)、歴史から経済を学ぶ科⽬(「現代経済史」「経済思想史」など)などがあり、多くの科⽬で理論分析に加えてデータ分析も⾏います。これらの科⽬のうち、特に3年次に配置されている科⽬は、[基礎科⽬群][基幹科⽬群]で学んだ経済学の基礎理論を応⽤し、現実の経済現象や制度の分析をより精緻に⾏います。
- また、経営学・会計学に関する科⽬を[経営・会計科⽬群]、法律学・政治学に関する科⽬を[隣接科⽬群]に設置し、他学部の科⽬も各⾃の関⼼に応じて履修することができます。
- さらに、3年次以降の「ゼミナール」では、講義科⽬で学んだ経済理論およびデータ分析の⽅法を使って、学⽣⾃⾝が主体的に現代や過去の経済における課題の分析および問題解決に取り組むことによって、洞察⼒や判断⼒を養うことを⽬指します。ゼミナールで現実の問題を⾃分の頭で考える訓練を⾏うことによって、学んだ理論やデータ分析の⽅法を本当の意味で修得することができます。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
⾃ら教養・基礎学⼒を修得し、⾃⽴的・主体的に学ぶことができる【教養・基礎学⼒】
多岐にわたる社会科学に接し、社会分析に必要となる広い知識・基本的な考え⽅を修得している【教養・基礎学⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 本格的な専⾨教育を受ける前に、全学共通の教養教育プログラムである「武蔵野INITIAL」を履修します。「武蔵野INITIAL」では、⼤学での学修に必要な基盤的な技法と知識の修得を⽬的として、「建学」「スポーツ・⾝体」「情報」「CHP(Creating Happiness Program)」「フィールド・スタディーズ」「外国語」「全学教養ゼミナール」などを学びます。幅広い教養を⾝につけ、広い視野を備えたすぐれた⼈格の形成を⽬指します。
現代経済の諸現象を読み解くことのできる専門的知識や視点を修得し、論理的に考える力を身につけている。【専門性能力】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 全員履修科⽬で専⾨能⼒を⾝につけるための基礎を学びます。「経済学⼊⾨」で最も基本となる経済学的考え⽅を学び、「経済学と数学」「経済学のための数学」や「統計学」で経済学を修得する上で⽋かすことの出来ない数学・統計学といったツールを⾝につけます。これらの知識を前提として「ミクロ経済学⼊⾨」「マクロ経済学⼊⾨」「中級ミクロ経済学」「中級マクロ経済学」で経済理論の基礎を修得します。
- 全員履修科⽬で得た経済学の基礎知識を前提として、基幹科⽬群・展開科⽬群の専⾨科⽬を学び、経済学の理解を深めます。経済学の専⾨科⽬を主体的に学ぶことによって、理論的思考⼒、データ分析⼒、歴史的考察⼒を磨き、社会に役⽴つ専⾨性を⾝につけます。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
グラフや表から経済現象の特徴・変化を読み取り、現代社会の問題点を検討できる能⼒を修得している【課題発⾒⼒】
グローバル社会の中で主体的に⾃分の意⾒の発信⼒、柔軟な考え⽅、またストレス耐性を⾝につけている【主体性・実⾏⼒・ストレスコントロール⼒】
本学の建学の精神を基に健全な倫理観、使命感を持って社会の発展に貢献できる【⼈格形成・使命感】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 基礎・基幹科⽬群の知識をもとに、「⾦融論」「財政学」「国際経済史」「産業組織論」「⽇本経済論」「環境経済学」「労働経済学」「公共経済学」「国際貿易論」「国際⾦融論」「⾏動経済学」「都市経済学」などの専⾨科⽬を学ぶことによって、現代社会における諸問題を認識し、それらの問題を解決するために、どのように経済学の知⾒が応⽤されているかを理解します。この現実の社会に対する理解を前提に、「統計学」「データ分析⼊⾨」「計量経済学」等で学んだ、データを取得・分析する⽅法を使って、現実のデータから問題点を読み取り主体的に分析できる⼒を養います。
- 異⽂化や企業など学校以外の場を経験することによって、社会で主体的に⾏動する能⼒を⾝につけるために、語学研修、国内・海外インターンシップなどの
プログラムを準備しています。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
ビッグデータ等に対応できる統計理論を理解し統計処理の⽅法を修得している【情報分析・論理的思考・判断⼒】
複雑な相互関係からなる現代経済の諸問題について、理論的・統計的・歴史的な観点から総合的に考えることができる【課題解決⼒】
経済理論と統計的⽅法を使って、経済社会の諸問題についての解決策を提案できる【創造的思考⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 経済学の専⾨科⽬で様々な経済理論を学ぶことによって、現実の社会における、ある特定の問題に対する解決策はひとつではなく、現代の経済理論の枠組みの中でさえいくつかの考え⽅が存在することを理解し、それらの中で最適な政策は何かを考える⼒を養います。また、「統計学」「データ分析⼊⾨」「計量経済学」等で学んだ、データを取得・分析する⽅法を使って、複数の考え⽅の中からどの政策を採⽤することが現実の課題の解決にもっとも有効であるかを分析できる⼒を⾝につけます。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
海外の経済状況に関⼼を持ち、議論できる【コミュニケーション⼒】
⾃らの考えを論理的に構成・整理し、伝える、意⾒交換ができる【ディスカッション⼒】
専⾨的知⾒を⽣かした研究成果をわかりやすくまとめ、報告できる【表現⼒】
グローバル社会の中で、多様な⽂化を理解し、他者と協⼒し、社会活動を牽引できる【傾聴⼒・チームワーク・リーダーシップ】
対応するカリキュラム・ポリシー
- PC必携とし、授業・ゼミナールにおいてデータを⽤いた演習を充実させています。
- プレゼミ・ゼミナールにおいて、レジュメやパワーポイントを利⽤したプレゼンテーションの⽅法や、ディスカッション・ディベートなどの⽅法を学び、多様な社会の中で適切な議論を⾏うことができる⼒を養います。
アドミッションポリシー
経済学科は、現代社会における様々な経済現象を理論的・統計的・歴史的に分析・理解することを通して、社会に対する深い洞察力と正確な判断力を修得し、問題を解決することを目指す人材を求めます。
志向性:将来の進路
より良い社会の実現に貢献しようとする強い意欲を有し、以下のような将来の進路を目指す者
- ビジネス分野で活躍したい者
- 公務員を目指す者
- 経済分野の大学院に進学したい者
- 国家資格を取得して専門職に就きたい者
期待する能力:知識・専門性
高等学校で履修するのが望ましい教科・科目
英語、国語、数学、地理歴史・公民(日本史、世界史、政治・経済)
特に学んでおくべき教科は、数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱ・数学B
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)、TOEIC
英語、国語、数学、地理歴史・公民(日本史、世界史、政治・経済)
特に学んでおくべき教科は、数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱ・数学B
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)、TOEIC
期待する能力:関心・態度・人格
- 経済社会に関心を持ち、社会の諸問題を発見できる者
- 問題解決に真摯に取り組める者
- 柔軟な考え方を身につけている者
- グローバル社会に対応し、活躍できる者
期待する能力:思考・判断
- 物事を論理的に考えられる者
- データから事実を読み取ることができる者
期待する能力:実践的スキル・表現
- 主体的に自分の意見を発信できる者
- 自らの考えを論理的に整理して伝え、議論できる者
- 多様な価値観を理解し他者と協調できる者