薬学部
研究
医薬品開発部門
薬剤師による医薬品開発に関する新しいアプローチ法の教育・研究
| 製剤学研究室 | 山崎 裕一 教授 濱 進 講師 増田 秀幸 助教 |
① 遺伝子・核酸治療のためのドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発 ② ビタミンなどの生理活性物質の製剤化による疾患治療・予防法の開発 |
|---|---|---|
| 有機合成化学研究室 | 穴田 仁洋 教授 末木 俊輔 講師 牧野 宏章 助教 |
① 特異な構造と顕著な生物活性を持つ化合物の合成 ② 触媒の創出を基盤とする高選択的反応の開発 |
| レギュラトリーサイエンス研究室 | 永井 尚美 教授 世良 庄司 講師 岡田 章 助教 |
① 薬事行政関連データベースを活用したレギュラトリーサイエンス研究 ② 高齢者における医薬品の安全性確保策に関する研究 ③ ファーマコメトリクスを活用した至適投与方法に関する研究 |
超微量分析研究部門
生体成分、環境物質、医薬品などの超微量分析法の教育・研究
| 生薬化学研究室 | 市瀬 浩志 教授 橋元 誠 講師 |
① 二次代謝産物の生合成研究にもとづく天然物の多様性解明 ② 生合成酵素を利用した中分子医薬品資源の創製研究 ③ 新たな微生物創薬資源の探索研究 |
|---|---|---|
| 生命分析化学研究室 | 川原 正博 教授 田中 健一郎 准教授 根岸 みどり 助教 |
① アルツハイマー病、プリオン病の発症メカニズムの解明 ② 脳血管性認知症予防・治療薬の開発 ③ アロマセラピー精油の神経系に対する機能解明 ④ 食品や既承認薬を用いた呼吸器疾患の予防法・治療法確立 |
| 生体防御機能学研究室 | 室井 正志 教授 善家 孝介 講師 渡邊 幸子 助教 |
① マクロファージにおけるエンドトキシン認識機構の解析 ② エンドトキシンによる自然免疫の活性化および制御機構の解析 ③ エンドトキシンによる毒性の発現機構の解析 |
| 薬化学研究室 | 廣谷 功 教授 重久 浩樹 講師 |
① 興味深い生物活性を有する化合物の不斉全合成研究 ② 高効率的に光学活性体を入手するための素反応開発 |
| 物理化学研究室 | 武藤 裕 教授 行木 香奈子 講師 星野 総一郎 助手 |
① スプライシング基本因子、制御因子の構造生物学的研究 ② 網羅的構造解析による新規タンパク質ドメインの機能研究 ③ mRNAの分解調節に関わる因子の構造生物学的研究 |
老人・女性薬学研究部門
老人や女性に関する薬物の体内動態の教育・研究
| 薬理学研究室 | 阿部 和穂 教授 赤石 樹泰 准教授 山本 昇平 助教 |
① 記憶の分子メカニズムと記憶改善薬の探索 ② 感情が記憶を左右するメカニズムの研究 ③ アルツハイマー病発症機構の解明 |
|---|---|---|
| 薬物動態学研究室 | 伊藤 清美 教授 工藤 敏之 講師 山岸 喜彰 助教 |
① 薬物代謝酵素・トランスポーターを介する薬物相互作用の定量的予測 ② 医薬品による副作用・相互作用のメカニズム解明と注意喚起のための薬物動態学的研究 ③ 臨床現場での問題解決に向けた医療薬学研究 |
| 分子細胞生物学研究室 | 大畑 慎也 准教授 石井 雅樹 講師 |
① 脳腫瘍を発症する機構の解明と治療標的・治療薬の探索にむけた研究 ② 感染性真菌の増殖及び薬剤感受性を担う分子機構の解明とその治療標的化に向けた研究 |
| 機能形態学研究室 | 土方 貴雄 教授 髙橋 徹行 講師 市川 裕菜 助教 |
① 癌細胞におけるRNA結合たんぱく質の役割の解明 ② ウイルスのサイトカイン誘導機構の解明 ③ 腫瘍免疫の分子機構の解明 |
| 薬物療法学研究室 | 熊野 恵城 教授 村上 祐輔 講師 成田 知也 助教 |
① 疾患の病態解析に基づいた新規分子標的療法の開発 ② 新規免疫療法の探索 |
| 免疫生化学研究室 | 伊從 光洋 教授 |
① 肝臓期マラリア原虫に対するワクチン開発研究 ② 次世代mRNAワクチンの開発研究 ③ ワクチンで誘導される免疫メカニズムの解明 |
プロテオアナリシス客員研究部門
新規プロテオーム解析法（FD-LC-MS/MS）の研究
| プロテオアナリシス研究室 | 今井 一洋 客員教授 牧野 悠治 客員教授 松田 ひろみ 研究員 |
① 蛍光試薬および超高感度分離分析法開発と応用 ② 新規プロテオーム解析法の開発・応用に関する研究 |
|---|
大学院で、高度な専門性を持った研究者を育成
大学院薬科学研究科薬科学専攻修士課程では、創薬や生命科学などの分野で、より高度な学習・研究環境に身を置くことができます。育成を目指すのは、創薬、生命科学など幅広い分野で広く深い知識と探求力を持って国際的にも活躍できる薬科学研究者や、医薬品の臨床開発や評価・承認審査の知識を持って医薬品開発の発展と薬科学の進展に寄与することのできる人材です。さらに博士後期課程では、自身の研究領域において研究者として自立した研究活動を行うことができる、高度薬科学研究者の養成や、先進的な薬物療法を創造するための研究力と研究マインドを身に付けながら、臨床現場で活躍できる高度実務薬科学研究者の育成を目指しています。
最先端の薬学研究を極める薬学研究所
医療人としての薬剤師に求められるのは、日々進歩する薬学分野の最新医薬品情報を医師へ提供すること、また医療チームの一員として薬物療法に参加することなどです。そこで、最新の研究成果を授業にフィードバックし、高い教育を継続的に実現するために、産学官共同研究の「薬学研究所」を開設しています。
