学科ポリシー
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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー
学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針
本学科は基本的な薬学知識に加え、医療人としてより高度な専門知識と実践力、さらには高い倫理性を兼ね備えて社会に貢献できる人材の育成を目的としています。このような目的に沿って構築されたカリキュラムを履修して卒業時に次に掲げる8つの能力を修得し、さらに本学科の所定の卒業要件を満たした者に対して、卒業を認定し、学士(薬学)の学位を授与します。
学科のカリキュラム・ポリシー概要
- 薬学科ではディプロマ―ポリシーに基づき、医療⼈としての⼈間性の涵養(かんよう)と⾼い倫理観、⾼度な専⾨知識を兼ね備えた実践⼒のある薬剤師を育成するための教育を展開しています。カリキュラムは 『武蔵野INITIAL』 と 『学科科⽬(専⾨科⽬)』 で編成されており、低学年では幅広く教養を養い、⾼学年で医療⼈としての⾼度な知識・技術・態度を養う科⽬を⽤意しています。
- 『武蔵野INITIAL』 では、⼈間性を養う科⽬、学修のための基礎的な技術を⾝につける科⽬、多様化する薬剤師の進路決定のための科⽬、学科科⽬を学修するための基礎的知識を学ぶ科⽬などが配置され、幅広い教養を⾝につけます。
- 『学科科⽬(専⾨科⽬)』 は 「薬学教育モデル・コアカリキュラム-平成25年度改訂版」 に準拠し、薬学⽣が⾝につけておくべき知識と必須の実践能⼒の修得を基本とします。「薬学準備教育科⽬」、「薬学基幹科⽬」、「物理系薬学」、「化学系薬学」、「⽣物系薬学」、「医療薬学」、「薬学臨床」、「衛⽣薬学」、「法規・制度」、「⾹粧薬学系」、「製薬産業系」、「キャリア開発科⽬」、「グローバル薬学科⽬」 の13分野に分け、各分野ごとに系統的な学修により、卒業時に薬剤師としてふさわしい基本的な資質や能⼒を⾝につけるカリキュラム編成となっています。また各学科科⽬の講義の学年進⾏に合わせて2〜4年次にわたり実習が⾏われ、講義で得た知識の体験と同時に研究の基本を学びます。5年次から 「卒業研究」 を⾏います。主体的に研究テーマを設定し、科学的根拠に基づいて問題点を解決する能⼒、プレゼンテーション⼒を修得すると同時に、それを⽣涯にわたって⾼めつづける態度を養います。「保険薬局・病院薬局実務実習」 に向けては4年次に 「事前実習」 を⾏い、専⾨的な知識や技能、コミュニケーションスキル、協調性、⾃主性、積極性などを養成します。5年次には、実際の学外医療現場で実務実習モデル・コアカリキュラムに基づき、「保険薬局・病院薬局実務実習」 をそれぞれ11週間、合計22週間実施します。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
医療⼈として広い教養を⾝に着け、⾼い倫理観と使命感を備えている。【教養・基礎学⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 医療⼈としての広い教養を⾝につけるために 『武蔵野INITIAL』 の中の 「全学教養ゼミナール」 や「薬学準備教育科⽬」、「薬学基幹科⽬」をはじめとする多彩な 『学科科⽬(専⾨科⽬)』 が、また⾼い倫理観と使命感の涵養のために 「Creating Happiness Program (CHP)」などの科⽬が準備されています。
医療の⼀翼を担う⼈材としての確かな知識・技術を修得している。【専⾨能⼒】
地域社会において保健・医療・福祉に貢献できる能⼒を有している。【専⾨能⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 医療⼈としての広い教養を⾝につけるために 『武蔵野INITIAL』 の中の 「全学教養ゼミナール」 や「薬学準備教育科⽬」、「薬学基幹科⽬」をはじめとする多彩な 『学科科⽬(専⾨科⽬)』 が、また⾼い倫理観と使命感の涵養のために 「Creating Happiness Program (CHP)」などの科⽬が準備されています。
- 医療の⼀翼を担う⼈材としての確かな知識は『学科科⽬』において、また技術の修得は 「実験実習」、「事前実習」、「保険薬局・病院薬局実務実習」 において学び、専⾨能⼒や実践⼒を⾝につけます。保健・医療・福祉に関しては、「医療薬学」、「薬学臨床」、「衛⽣薬学」、「法規・制度」 などを通して学び、「保険薬局実習」 により薬剤師として地域社会において広く健康増進や公衆衛⽣の向上に寄与できる能⼒を⾝につけます。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
慈悲の⼼を持って患者中⼼の医療を実践できる。【⾃⼰認識⼒・他者理解⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 「建学」 科⽬で学んだ慈悲の⼼を基盤として、さまざまな背景を持った患者・⽣活者と接するための⼈間性を養うために 「薬学臨床」 などがあります。
新の医療技術、医療の⾼度化に積極的に対応できる。【主体性・実⾏⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 最新の医療技術、医療の⾼度化に対応できる能⼒・技量は、「医療薬学」、「薬学臨床」、「事前実習」、「保険薬局・病院薬局実務実習」 で学びます。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
研究能⼒を有し、科学的知⾒に基づき問題点を発⾒し、解決できる。【情報分析・論理的思考・判断⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 研究能⼒を養うために 「卒業研究」 を⾏い、問題発掘・問題解決能⼒を醸成します。特に研究に興味のある学⽣には研究者養成コースを⽤意しています。
豊かな創造⼒を基に、多様な薬学関連分野で活躍できる。【創造的思考⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 幅広い教養科⽬により⾝につけた豊かな創造⼒を基に、多様な薬学関連分野への進路対応を可能にすべく、「キャリア開発科⽬」、「製薬産業系科⽬」、「⾹粧薬学系科⽬」、さらには 「レギュラトリーサイエンス」 などを準備しています。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
医療⼈として必要なコミュニケーション⼒・プレゼンテーション⼒を有している。【コミュニケーション⼒・表現⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 医療⼈として必要なコミュニケーション⼒は、「事前実習」 、 「保険薬局・病院薬局実務実習」 や「グローバル薬学科⽬」で養います。
- またプレゼンテーション⼒は 「卒業研究」 や 「キャリア開発科⽬」 などを通して、⾃らの考えを表現・発信する⼒を⾝につけます。
アドミッションポリシー
本学科は、基礎薬学と医療薬学に関する確かな知識と応用力を持ち、実務実習に基づいた高度な専門知識と実践力があり、チーム医療の一員としての知識と技術に加えて、医療に携わるために必要な高い倫理性を兼ね備えて社会に貢献できる人材の育成を目的としています。もって、以下のような者の入学を求めます。
志向性:将来の進路
- 医療人として慈悲の心を持って患者・生活者に応対していこうとする者
- 患者・生活者の相談に適切に対応できる実践力を身につけていこうとする者
- 医療チームの一員として病院や地域医療で活躍していこうとする者
- 基礎的な科学力と研究能力を有して社会で活躍しようとする者
- 最新の医療技術の進歩に対応していこうとする者
- 多様な薬学関連分野で活躍できる創造力豊かな人材を目指す者
期待する能力:知識・専門性
- 薬学教育に対応できる十分な基礎学力を有し、薬学に強い意欲を持つ下記の履修・資格を有する者
英語、国語、数学、理科(物理、化学、生物)
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)あるいはTOEIC550点以上の英語力など
期待する能力:関心・態度・人格
- 学問に真摯に対峙し、自主的・主体的に学ぶ意欲を持っている者
- 豊かな人間性涵養のために積極的に自己研鑽を行う者
期待する能力:思考・判断
- 科学的志向に基づいて問題点を見出し、論理的に判断できる能力を有している者
期待する能力:実践的スキル・表現
- 相互理解に十分なコミュニケーション力を有している者