経営学部
公認会計士論文式試験合格体験記
2024年度

阿字川 聖也さん
経営学部会計ガバナンス学科4年生
(2024年度公認会計士論文式試験に合格)
※取材当時
相笠 翔哉さん
早稲田大学大学院会計研究科1年生(武蔵野大学3年生終了時に早稲田大学大学院へ飛び級入学)
(2024年度公認会計士論文式試験に合格)
※取材当時
2024年度公認会計士論文式試験に合格した阿字川さんと相笠さんに合格までの道のりと秘訣をうかがってみました!
2人は大学の同級生であり3年生まで同じゼミ(榮田ゼミ)でした。
友人でもあり勉強仲間として互いに切磋琢磨して合格に至ったと話していました。
- Q 公認会計士論文式試験に向けてどのように勉強しましたか
- A ● 合格するために、本当に勉強しました。大学の試験やレポートもあり、勉強できない日もありましたが、ほとんど毎日勉強していました。生活の中心は公認会計士試験合格のための勉強でした。短答式試験、論文式試験が終わると、数日で勉強 をせずに遊びました。4年生で論文式試験に合格できて、努力が実り本当に嬉しいです。
● 毎日同じ校舎で一緒に自習をしていたわけではありませんが、週1日程度、 共通の校舎で一緒に勉強していました。また2人でファミリーレストランで一緒に10時間を勉強したこともありました。
● 一緒に歩きながら、問題を出し合ったこともあります。質問を受けて理解が深まることもあります。また、きちんと理解できていないところはきちんと理解していないことを認めて、正確に2人で理解をするために、2人で調べたりして勉強をしました。この行動が理解を深めたことも多くありました。理解しているふりは絶対にしませんでした。
● 成績をお互いに開示して成績を確認しあい、反省したり喜んだりしていました。
● 受験勉強の息抜きは一緒に自習することでもありました。お互いに絶対に合格したかったので、一緒にいることでモチベーションは高まりました。 - Q おすすめの勉強方法はありますか
- A ● 全ての講義をウェブで受けるのではなく、週2日程度、多い週は3日~4日程度は対面で講義を受け、合格するための高いモチベーションを維持するための緊張感を保ち続けた方がいいと思います。また、演習は全部対面で受験し、集中して問題に取り組むことを心がけていました。
● 予備校に通わずに、毎日家に閉じこもり、ウェブだけで合格することは難しいと感じます。
● 自宅で集中して勉強できるタイプであれば家で勉強してもいいですが、ずっ と家にいる事はありませんでした。たまには予備校で自習をしていました。家で勉強ができないので、予備校でしか勉強をしませんでした。(相笠さんは家で勉強ができず毎日予備校で勉強するタイプ、阿字川さんは自宅でも勉強ができるタイプですが、週何日かは予備校で自習をして先生と話したり、モチベーション維持していました。)
● 予備校の先生に対しては、真面目なきちんとした質問をするだけではなく、気晴らしを含めて雑談を行うことが多かったです。雑談8割で問題ないと思います。先生と話すことでモチベーションが上がりますし、先生もこちらの状況を把握してくれるので、合格まで適切に導いて頂けます。週2日は先生と話した方がいいと思います。 - Q 公認会計士論文式試験に臨むにあたってのアドバイスをお願いします
- A ● 睡眠を取った方が良いかどうかは、体質によると思います。寝た方が頭の回転が冴える方は8時間でも9時間でもしっかりと寝て、起きているときには全力で集中して勉強し、寝なくても大丈夫な体質の方は、その分勉強することになるかと思います。頭が冴える適切な睡眠時間は人によって異なるため、自分のベストな睡眠時間を探してください。(相笠さんは睡眠時間をたっぷり取るタイプで、阿字川さんは睡眠時間が短くても大丈夫なタイプです。)
● 大学の先輩や合格している後輩の意見はちゃんと聞きましょう。先輩後輩に無駄に絡んで仲良くなることは必要です。本当に悩んでいたら先輩は真剣に教えてくれます。仲良くなっても真剣な話は2割、雑談は8割でしたが、それが良かったです。
● 勉強して自分なりの勉強方法を早く見つけてください。私たち2人は同期であり、ライバルでもあり友人でもあるが、わからないところは恥ずかしがらず聞いて、理解の仕方とか下書き用紙とかをお互いに教えあっていました。
● 私自身気分が乗らない時でも数時間、しっかりと勉強を行う姿勢が大事だと思います。いやいやでも勉強を始めると、気分が乗ってきて勉強が進むことが多かったです。

神谷 悠さん
2021年3月経済学部経営科卒業
(2024年度公認会計士論文式試験に合格)
※取材当時
大手監査法人勤務
- Q 大手監査法人を初めての就職先に選ばれた理由をお聞かせください。
- A 名古屋地区での就職を考えていたので、中小監査法人、準大手監査法人と悩みましたが、同期や名古屋事務所の全体の人数を考えて、初めは多い人数がいいと思い、大手監査法人を選びました。また、規模の大小、異なる業種など多様なクライアントを見られる機会があることも大手監査法人を選んだ理由の1つです。
- Q 将来はどのような公認会計士になりたいですか?
- A 監査しかできない公認会計士にはなりたくないです。ITやコンサルティングなど幅広い様々な仕事ができる公認会計士になりたいと考えています。
- Q 公認会計士の受験勉強で辛かったことを教えてください。
- A 成績が伸びない時期が辛かったです。過去の中学や高校時代の勉強量の感覚では、勉強したら勉強した分だけ伸びていましたが、公認会計士の受験勉強は違っていました。伸びると思っていても、中々成績が伸びなかったという感覚のズレが大変辛かったです。合格した年度は、成績が伸びなかった時期に我慢して我慢して我慢して勉強を続け、その先に一気に伸びた時期がありました。この感覚を一度掴むと、やる気も出ますし、我慢強く勉強を続ければ結果を出せるという自信を持つことができたので、合格を意識することができました。この感覚をつかんだ後の論文式試験の勉強は辛くはなかったです。
- Q 合格を知った瞬間は、どんな気持ちでしたか。
- A 意外に冷静でした。合格した年度は合格できると思っていたので、やっと合格できたという安心感の方が大きかったです。
- Q 公認会計士を目指した理由を教えてください。
- A 母親から公認会計士を進められて、興味を持ち、大学進学の際には公認会計士の勉強ができる大学を選びました。
- Q 武蔵野大学へ入学した理由を教えてください。
- A 育成プログラムで公認会計士を目指したかったからです。加えて地元を離れてみたいという気持ちもありました。
- Q 武蔵野大学に入学して良かったことを教えてください。
- A 楽しかったです。いろいろな地域から人が集まってくるので、刺激的な学生生活を送ることができました。留学生が多く、休み時間や休日等に異文化に触れることができたことも大きな財産となりました。
- Q 武蔵野大学での一番の思い出を教えてください。
- A 駅伝部に所属していたことと、フルマラソンを完走したことです。
- Q 学生時代にやっておいて良かったことを教えてください。
- A 勉強は大切ですが、友達と交流することも大切だと思います。楽しい話をしたり悩みを相談したりしました。卒業後も駅伝部の同僚とは仲良く飲みに行きます。
- Q 人生の岐路だと思ったことを教えてください。
- A 在学中に公認会計士試験に合格することができなかったので、卒業後に就職するのか、公認会計士試験の勉強をもう一度本気でやり直すのかの選択に迫られた時です。公認会計士試験を選択してよかったです。
- Q 武蔵野大学へ入学を考えている方へメッセージをお願いします。
- A 総合大学であり、学生や学問についての多様性を感じることができます。大学受験としては比較的入学しやすいと思いますが、入学後に様々な講義を受講することができる点や、看護師や薬剤師、公認会計士試験といった国家資格という、どの大学に入学しても関係のない勉強をすることができる点に魅力があります。学生生活も充実することができますし、地元の公立大学も合格しましたが、そちらの大学に行かなくてよかったと卒業してからも感じています。
- Q 公認会計士を目指している受験生にメッセージをお願いします。
- A 合格したら景色が変わります。今までの暗い気持ちが一気に晴れます。しんどい時期は必ず来ますが、耐え抜いてください。会計士試験は頑張り続けた人が合格できる試験です。諦めないで最後まで戦い抜いてください! 卒業してから、合格まで1日平均すると8~9時間は勉強していました。日によっては13時間勉強する日もありました。正直、大学時代に卒業後の勉強量をしておけばよかったと思うこともありますが、大学生活は充実していましたし、当時の大学生の自分では限界まで勉強はしていたという自負はあります。合格した今だから思える反省とも言えます。絶対に合格してください! 応援しています!
2023年度

綿貫 佑一郎さん
経営学部会計ガバナンス学科3年生
(2023年度公認会計士論文式試験に合格)
- Q 公認会計士論文式試験に向けてどのように勉強しましたか。
- A 受験後に振り返って、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔しないようにという強い気持ちを持って勉強を継続しました。
- Q どのような公認会計士を目指していますか?
- A 基準に則って監査をするのみならず、クライアントの方々とコミュニケーションを取り、クライアントに寄り添うことができる公認会計士になりたいと考えています。

四柳 雅翔さん
経営学部会計ガバナンス学科2年生
(2023年度公認会計士論文式試験に合格)
- Q 武蔵野大学へ入学した理由を教えてください。
- A 私は高校3年生の頃から公認会計士を目指し始めました。大学進学の際に武蔵野大学には育成プログラムという手厚いサポート制度があることを知り入学を決めました。
- Q 大学2年生で公認会計士論文式試験に合格することができた秘訣を教えてください。
- A 2年の受験期間の中で勉強がつらくなる日もありましたが、毎日10時間は勉強時間を確保することで合格することができました。
- Q どのような公認会計士を目指していますか?
- A 将来はIPO業務を中心に行っていきたいと考えています。具体的には、監査法人でこれからを代表するような会社を支援していくとともに、自らもCFOとして会社をIPOさせられるような会計士になりたいと考えています。
2020年度

和田 龍さん
経営学部会計ガバナンス学科3年生
(2020年度公認会計士論文式試験に2年生で合格)
※取材当時
中小監査法人勤務
- Q 大学2年生で公認会計士論文式試験に合格することができた秘訣を教えてください。
- A たくさん勉強することが2年生で合格の秘訣です。
- Q どのような公認会計士を目指していますか?
- A 会計監査に限らず多様な分野の専門的知識を身につけて、クライアントから厚い信頼を置かれる公認会計士を目指しています。
- Q これから公認会計士を目指す高校生及び大学生に一言お願いします。
- A 周りよりも多く勉強すれば合格するテストだと思っています。合格できるよう頑張ってください。
- Q 武蔵野大学へ入学した理由を教えてください。
- A 高校で進路を考えるときには公認会計士を目指すことを視野に入れていました。武蔵野大学には公認会計士・税理士育成プログラムがあり、合格するための環境が充実していると考えたため入学しようと思いました。
- Q 武蔵野大学に入学して良かったことを教えてください。
- A 公認会計士試験を合格できたことと、これから大学生でしか味わえないことを両立することができることよかったと思います。
- Q 人生の岐路だと思ったことを教えてください。
- A 商業高校に進学したことが人生の岐路だったと思います。商業高校の授業で簿記を学んだことが公認会計士を目指すきっかけでした。
- Q 武蔵野大学へ入学を考えている方へメッセージをお願いします。
- A 公認会計士を目指している方は育成プログラムによって在学中に合格をすることが可能な制度が整っていると思っています。
公認会計士を目指していない方でも学部学科の専門的知識だけではなく、全学共通基礎課程によって幅広い分野の知識に触れることができ、自分の将来の選択肢の幅を広げるきっかけを作ることができるなど素晴らしい学びやイベントがたくさんあって楽しい大学だと思います。

大内 翼さん
2021年3月卒業
(2020年度公認会計士論文式試験に4年生で合格)
大手監査法人勤務
- Q 大学4年生で公認会計士論文式試験に合格することができた秘訣を教えてください。
- A 継続して勉強を続けることが合格する一番の秘訣だと思います。
- Q どのような公認会計士を目指していますか?
- A 金融系に強く国際的に活躍できるような会計士を目指したいです。
- Q これから公認会計士を目指す高校生及び大学生に一言お願いします。
- A 僕もよく言われたことなのですがとりあえず一日10時間の勉強を毎日継続しましょう。
- Q 武蔵野大学へ入学した理由を教えてください。
- A 公認会計士育成プログラムの存在を知ったためです。
- Q 武蔵野大学に入学して良かったことを教えてください。
- A 公認会計士育成プログラムに所属することでお互いを高めあえる友人や、試験に積極的に取り組める環境に巡り合えたことがとてもよかったです。
- Q 人生の岐路だと思ったことを教えてください。
- A 武蔵野大学に入学して公認会計士に実際に会い、仕事内容を知り、公認会計士になりたいと本気で思ったことです。公認会計士から受験勉強を教えてもらい、受験勉強に対するモチベーションが保つことができました。
- Q これからの人生の目標を教えてください。
- A まず修了考査に合格して公認会計士になりたいです。その後は自分の長所を伸ばしていきたいと思います。
- Q 武蔵野大学へ入学を考えている方へメッセージをお願いします。
- A 公認会計士を目指すのに素晴らしい環境を提供してくれるので、この資格に興味のある人は入学して努力を重ねれば間違いないと思います。
2019年度

佐藤 匠さん
2018年3月法学部法律学科卒業
(2019年度公認会計士論文式試験合格)
監査法人アヴァンティア勤務
- Q 監査法人アヴァンティアを初めての就職先に選ばれた理由をお聞かせください。
- A 法人代表を含むパートナー・マネージャークラスとの距離が近いためコミュニケーションを取りやすく、入所してから関わることの多いJ1,J2の方々がとてもいい人でストレスなく働けると感じたためです。また、中堅監査法人であるためリクルートで関わった方とよい印象のまま働くことができると考えました。そして、なによりも監査法人アヴァンティアこそが自分が最も成長できると思ったからです。
- Q 将来はどのような公認会計士になりたいですか?
- A 〇〇の分野といったら自分の名前がすぐに出てくるような専門性を持った会計士になりたいと思います。
- Q 公認会計士を目指した理由を教えてください。
- A 武蔵野大学に合格した際に育成プログラムの公認会計士コースにも合格したためです。
- Q 公認会計士の受験勉強で辛かったことを教えてください。
- A 大学の友人たちが就職していくなか、自分はまだ試験に合格できずに友人たちとの間に差が生まれてしまったように感じました。これが最も精神的に辛かったです。
- Q 武蔵野大学に入学して良かったことを教えてください。
- A 公認会計士になるためのきっかけを与えてくれたことと、これまでの人生では関わることのなかった人と関われたことです。
- Q 社会に出てから役に立った学生時代の経験を教えてください。
- A 当り前のことを真面目に実行することです。社会では当たり前のことを当たり前にできる人は意外に少ないと感じています。
- Q 学生時代にやっておいて良かったことを教えてください。
- A ベンジャミン・フランクリンが「自己投資は一番高い利子をあなたに支払う」という格言を残しているように、最もいい投資先は自分であると思います。自由な時間のある学生時代こそ、自己投資をする最も良い時期です。自分の場合は公認会計士試験の勉強をしていましたが、学生時代に勉強を頑張れたからこそ、今があると思います。
- Q 人生の岐路だと思ったことを教えてください。
- A 武蔵野大学に合格したことです。他の大学に入学していたら、公認会計士試験の勉強をしなかったと思います。
- Q これからの人生の目標を教えてください。
- A 短期的な目標として3年後にある修了考査に一発合格して公認会計士として登録することはもちろんのこと、主査のような監査チームにいなくてはならない人になることです。
中期的な目標としてはアヴァンティアは副業を認めているため、マネージャーをしながら個人の事務所を構えることです。
長期的な目標としては、パートナーをやりながらも人を雇える規模の個人事務所を経営し、個人の公認会計士としてアヴァンティアから受け取る報酬を上回る報酬を得ることです。 - Q 武蔵野大学へ入学を考えている方へメッセージをお願いします。
- A 学部・学科により違うと思いますが、自分のいた法律学科の友人たち、育成プログラムの友人、先輩方は優秀な人たちばかりでした。そして、後輩思いの人たちでもありました。武蔵野大学には偏差値だけでは測れない良さがあります。私は良い大学に入学できたと思っています。
- Q 公認会計士を目指している受験生にメッセージをお願いします。
- A 資格試験は撤退しなければいつかは合格できます。合格したときの喜びはひとしおですし、合格発表日は人生で幸せだった日のベスト3に確実に入ります。あれだけ難しい試験に合格できるなら、なんだって乗り越えられるという自信にもなります。合格すればいいことづくめだと思います。
しかし、試験勉強に費やした時間はもう戻ってはきません。時間が経つほど後戻りができなくなります。覚悟を持って公認会計士を目指してほしいと思います。
2017年度

齋藤 さつきさん
2018年3月卒業
(2017年度公認会計士論文式試験に4年生で合格)
有限責任監査法人トーマツ勤務
- Q 現在はどのようなお仕事をされていますか?
- A 神奈川県内の上場企業を中心に、開示書類の適切性を確かめるために、開示数値と根拠書類を突合することにより裏付けを取ったり、分析的実証手続を行い、監査人の持つ期待値と会社の計上額が大きく外れていないことを確認したりしています。
- Q 武蔵野大学へ入学した理由を教えてください。
- A 多面的な学びをしたかったことから、基礎セルフディベロップメントで多分野を討論形式で学べるプログラムを魅力的に感じたためです。
- Q 大学在学中の4年で公認会計士論文式試験に合格できた秘訣を教えてください。
- A まずは、短答式試験に早く受かることを意識して、3年生の5月に合格できたことから、在学中に3年生の8月と4年生の8月の2回、論文式試験にチャレンジする機会を得られたことが大きいと思います。
- Q 武蔵野大学に入学して良かったことを教えてください。
- A 公認会計士を目指していなかった私が、入学してからでも公認会計士試験を大学の支援を受けながら目指せる環境にあり、充実したプログラムが用意されていたことです。
- Q 武蔵野大学での一番の思い出を教えてください。
- A 2年生の時に朝の9時から夜の9時まで自習室にこもって勉強ばかりしていたことが印象に残っています。
- Q 社会に出てから役に立った学生時代の経験を教えてください。
- A 学生時代は必修の授業以外の時間は、自由に時間を利用することができたため、タスク管理とスケジュール管理を行っていたのですが、その経験が、仕事を行う上でも役に立っています。
- Q 学生時代にやっておいて良かったことを教えてください。
- A 私にとっての大学での目標は、1年生の夏以降、公認会計士試験に合格することだったのですが、一つの目標に向かって努力し続ける時間があったのは学生ならではだと思います。
- Q 人生の岐路だと思ったことを教えてください。
- A 高校を途中で辞めてしまいましたが、この先も生きていくために高卒の資格くらいは取っておこうと、改めて勉強し始めたことです。
- Q これからの人生の目標を教えてください。
- A まずは、会計の勉強をしっかりして、修了考査に受かり、公認会計士になることです。その後は、監査チームの主査として自分のことだけでなく監査チームメンバーを取りまとめられるようになりたいです。10年以内には、英語の勉強もして海外駐在も目指したいと考えています。
- Q 武蔵野大学へ入学を考えている方へメッセージをお願いします。
- A 公認会計士試験の勉強は大変ではありますが、大学のカリキュラムに沿って目の前の課題を1個ずつこなしていけば、合格できる環境が武蔵野大学にはあります。私のように入学前は簿記も知らなかった人でも公認会計士を目指せるので、将来の進路の選択肢に加えてもらえれば嬉しいです。
2014年度

玉虫 雄太さん
2014年3月卒業
(2014年度公認会計士論文式試験に合格)
有限責任あずさ監査法人勤務
- Q 現在はどのようなお仕事をされていますか?
- A 金融事業部に所属しており、主に金融機関のクライアントの会社の会計監査を実施しています。複数社監査を行っており、そのうち数社は現場主査を行っています。
- Q 武蔵野大学へ入学した理由を教えてください。
- A 私が大学に入学すると同時に公認会計士を目指す育成プログラムが始まったのが大きな決め手です。育成プログラムに参加するために入学前から選抜要件であった日商簿記3級を必死で勉強しました。
- Q 武蔵野大学に入学して良かったことを教えてください。
- A 育成プログラムに入れたことです。育成プログラムに入れたことによって会計士試験の受験勉強に必要な予備校の通学費用が免除されたこと及び育成プログラムの授業の一部が単位に認められ試験勉強に集中することができました。
- Q 武蔵野大学での一番の思い出を教えてください。
- A 公認会計士の試験勉強!!と言いたいところですが、バレー部で行った合宿ですかね。卒業して数年経ちますが、今でもバレー部の人たちとはちょくちょく飲みに行っています。
- Q 社会に出てから役に立った学生時代の経験を教えてください。
- A 試験勉強を行うにあたって、やるべきことを明確にして1年間の勉強計画を立てたのですが、それは今の仕事でもとても役に立っています。
- Q 学生時代にやっておいて良かったことを教えてください。
- A やっておけばよかったと思う事は、自分が将来、何をやりたいのかなどのキャリア開発的なことでしょうか。
- Q 人生の岐路だと思ったことを教えてください。
- A 大学3年生の時の12月短答式試験ですかね。その時点数が思うように採れず、このまま公認会計士の受験を撤退して就職活動をするか、それとも公認会計士の受験勉強を続けるかとても悩みました。悩んだ結果、受験勉強を続けることを選択し、退路を断ってそれまで以上に勉強に打ち込みました。
- Q これからの人生の目標を教えてください。
- A 仕事だけでなくプライベートも充実した人生を送りたいですね。仕事だけ頑張っても自分が何のために生きているかわからなくなってしまいますからね。(笑)
- Q 武蔵野大学へ入学を考えている方へメッセージをお願いします。
- A 公認会計士だけが人生のすべてではないと思いますが、特にやりたいことが明確でない人は公認会計士を目指してもいいかなと思っています。試験勉強のサポートも充実していますし、合格してしまえば年収1,000万円も夢ではありませんし、自分がやりたいことをできると思います。
また、大学に入学すれば全学共通基礎課程でいろんなことに触れることができるので、様々な体験をして自分が好きと思えるものに出会える機会が多いと思います。