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留学生の声

グローバル学部 
グローバルコミュニケーション学科
朴 耿蘭さん
2018年入学
国籍:韓国

  武蔵野大学を選んだ理由

「世界で活躍できる人になりたい」という夢を叶えるために、武蔵野大学を選びました。グローバルコミュニケーション学科は、日本語・英語・中国語といった語学スキルを身に付けることができるため、「マルチリンガル」になれるカリキュラムに魅力を感じました。また、2年次に行われる「アメリカ全員留学プログラム」など、語学スキルだけではなく、現地の文化や歴史も学ぶことができる環境は武蔵野大学にしかないと思い、入学を決めました。

  学修内容について

日本語・英語・中国語を徹底的に学ぶことができ、留学生である私は「マルチリンガル」として成長することができました。また、語学だけではなくイギリス・アメリカ・中国を中心とした歴史や文化についても深く学ぶことができました。「異文化」や「コミュニケーション」に関する基礎知識を、今の時代と絡ませ応用して考える講義が多く、受講する度に驚くことばかりで視野を広げることができました。全員留学プログラムでは、ホームステイを通して現地の人々との交流や異文化に自然と触れることができ、また学校では様々な国籍の人々と出会うことができ、自分の価値観や世界観を改めて考えさせられるような経験ができました。

卒業論文では、日本と韓国におけるコミュニケーション・スタイルの類似点と差異を明らかにし、両国の関係構築に向けた解決策を提案する卒業論文に取り組みました。日本留学中、互いの文化を十分理解できずに誤解が生まれ、友人関係が遠ざかったり、さらには国に対して偏見を持つような経験もしました。そのため、まずは両国間のコミュニケーション・スタイルについて理解を深めることが大切だと考えました。日本と韓国は同じ高コンテキスト文化であり、研究が十分行われてこなかったため、母国に住む20代~40代の日本人と韓国人を対象にインタビュー調査を行い、両国間のコミュニケーションの差異を比較・分析しました。そして、摩擦を軽減できる解決策を提案し、関係構築に貢献できる論文を書きました。

  勉学以外で力を入れたこと

私は大学3年次に留学生初のゼミ長となり、オンライン交流会の開催に力を入れました。新型コロナウイルスの影響により講義がすべてオンラインで行われ、ゼミのメンバーとも直接会うことができない課題がありました。私はこのような厳しい状況の中でも、専攻している異文化コミュニケーション学の知識をより深めること、海外に在住する留学生と日本人学生との親睦をより深めることを目標に、オンライン交流会を開催するに至りました。先生やゼミのメンバーに声をかけ、講義外でも自分が感じた異文化体験を共有する時間を作りました。その結果、4カ国の学生が主体的に意見交換を行い互いの文化への理解を深め、オンラインでもメンバーと信頼関係を深めることができました。この経験を通し、現状を変えるために自ら行動し改善に向けて工夫する能力を身に着けることができました。

  大学生活や日本での生活の中で思い出に残っていること

日本での大学生活の中、最も思い出に残っていることは素敵な先生と友人との「出会い」です。留学生である私をとても温かく迎え入れてくれました。「外国人」「年上」という一見距離を感じてしまうような関係性のため、入学時は不安な気持ちになることもありました。しかし、大学の先生や友人は、日本人学生と変わらず「平等」に接して私を受け入れてくれました。1年次の英語の講義で出会ったクラスメイトたちとは、4年間月1回の集まりでお出かけをする仲になりました。アメリカ留学中でも各地から集まって、ニューヨーク旅行をしたこともあります。また、日本人・中国人・カナダ人・イギリス人・韓国人といった多国籍の先生たちと出会い、どの先生も分からないことや意見に真摯に耳を傾けてサポートしてくれました。このような「出会い」は、私にとってかけがえのないものとなりました。

  武蔵野大学の好きなところ

一つ目は、興味深い講義がたくさんあるところです。学科の講義はもちろん、他学科と共に勉強できる共通科目や体育の講義は、様々な学生同士で交流を深めたり知識を高めることができ刺激溢れる環境でした。また「全員留学プログラム」を通じて、日本留学中に約半年間アメリカ留学できる機会があるため、語学力と共に異文化理解力を向上させ、かけがえのない経験、学びを得ることができます。二つ目は、生徒と向き合ってくれる先生と出会えることです。講義中、分からないことや意見を真剣に聞いてくれるため、言葉の壁を乗り越えより深く勉学に励むことができました。多くの講義では少人数制度を導入しており、聞いて理解するだけではなく自ら意見を述べ「考える」アクティブラーニングが充実していました。改めて「学び」というものの大切さを教えてくれたのは武蔵野大学でした。

  将来の夢

世界中の人に、忘れられない喜びと感動の1ページを提供できる人になりたいと考えています。初めて日本のホテルを訪れた時、ホスピタリティ精神溢れるサービスに衝撃を受け、スタッフの方々が輝いて見えました。この経験から、お客様に特別な思い出を提供できるホテル業界へ進むことを決めました。武蔵野大学で学んだ知識や経験を活かし、持ち前の失敗を恐れず主体的に行動する力で母国の韓国と日本だけにとどまらず、世界の架け橋のような存在になりたいです。これからも勉学を続け、さらなる「マルチリンガル」「異文化コミュニケーター」として成長し、将来は母国はもちろん様々な国で働き「世界の幸せをカタチにする。」ことを目指します。

  後輩たちへ一言

大学入学は一つの大きな選択だと思います。私は、日本の数多くの大学の中から武蔵野大学へ留学し、4年間の大学生活を通して「入学してよかった」と感じられました。これからの大学生活、自らどのように切り開いていくかが非常に大切だと感じています。刺激溢れる先生や生徒が多く様々な挑戦をサポートしてくれる環境がある武蔵野大学で、皆さんが新たな一歩を踏み出し、世界で羽ばたけることを願っております。

My favorite!

私は日本の温泉がとても好きです。いままでに城崎・有馬・箱根・草津・熱海へ行ったことがあります。その中でも特に思い出深いのは、武蔵野大学の友達5人と訪れた「草津温泉」です。名所である「湯畑」の周りは雪がたくさん積もっており、まさに絶景そのものでした。至るところに足湯があり、冷えた体を温めることもできました。また、昔ながらの日本の伝統的な家屋を眺めながら歩くこともとても幸せな時間でした。夜は浴衣に着替え布団の上で大学生活の話をしながら過ごしたこの旅行のことは、今でも忘れられません。

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