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留学生の声 鄭穎さん


言語文化研究科 
言語文化専攻

鄭 穎さん

2019年入学

国籍:中国

武蔵野大学を選んだ理由

大学時代が日本語学専攻だったので、言語学の理論だけでなく教授法を含めた知識やスキルが身につく学校で研究を続けられたらいいなと思いました。その時、東京の大学の情報を集めたところ、武蔵野大学のHPに日本語教育の人材を育成する研究科を見つけました。そこの紹介文と教員の研究歴を読んで、「武蔵野大学だったら私の日本語力も研究力も磨き上げられる」と確信しました。環境もよくて、海の近くで勉強や研究活動ができるのは贅沢な体験ですし、ストレス解消もできます。だから私は武蔵野大学を選びました。

学修内容について

専攻は外国人に日本語を教える日本語教育です。博士課程に進学して以来、第二言語習得理論や教育心理学、音声学などを勉強してきました。特に日本語のコミュニケーションに貢献できるような発音の習得に興味を持っていて、それを中心に検討しています。

勉学以外で力を入れたこと

博士課程に進学してすぐに、研究科の先生方の推薦で、ランゲージセンターで日本語カウンセリングを担当させていただきました。今もカウンセラーとして、留学生の日本語をチェックして、充実して楽しい留学生活ができるようにお手伝いをさせていただいております。

大学生活や日本での生活の中で思い出に残っていること

日本に来て間もない頃の話です。冬のある日公園を散歩していたら、ふと見ると道端に水仙が咲いていて、驚きました。実家ではいつも旧正月に水仙の球根を水栽培で育てて新年を迎えるのですが、日本は道端にも咲いていて、しかも土から出てくるなんて、はじめて見たときは信じられないほど驚きました。

武蔵野大学の好きなところ

有明キャンパスの立地が大好きです。1号館の7階以上の教室からは、四季とともに変わる景色が楽しめます。勉強して疲れた時は、いつも窓から遠くを眺めていました。周りに高層ビルがほとんどないので、晴れた日の夜になると、見上げたら東京とは思えないほどの星空が見えます。こうして心を癒す景色とともに留学生活を送れて幸せです。

将来の夢

夢は日本語教員になることです。卒業して国に帰ったら、国の日本語教育現場に貢献できるように、学校で学んだ知識、身につけたスキルを活用して頑張りたいと思います。教育者になり、日本語ができるグローバル人材の育成に尽力していきます。

後輩たちへ一言

留学生は誰でも、なじみのないところで学校生活を送ることに最初は不安を感じてしまうでしょう。慣れるまで時間がかかると思いますが、武蔵野大学は留学生へのサポートがとても充実していて、悩みなどなんでも相談できる頼もしい教職員が温かく支えてくれます。だから安心して夢への第一歩をここから始めましょう!

My favorite!

一番印象に残ったスポットは長野県松本市の松本城公園です。はじめての日本留学が松本市なので、そこのシンボルである松本城公園が日本との素敵なご縁の始まりだと思います。写真は休日を利用して松本に戻ってとったものです。遠くに雪がかかる北アルプスが見える景色が大好きで、公園をただ散歩するだけでも「世界はこんなにも美しいんだ~」と思うようになります。