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留学生の声

グローバル学部 
グローバルコミュニケーション学科
王 宣云さん
2020年入学
国籍:台湾

   武蔵野大学を選んだ理由

武蔵野大学は文化教育を重視する大学として、近年グローバル化の時代において、国際交流や充実した学習環境などに力を入れていると知りました。武蔵野大学は持続可能な開発目標に向け、世界の平和と平等を進め、誰一人取り残さないという理念を宣言し、世界とつながり、国際化ヴィジョンのキャンパスを作るところが非常に良いと思います。特に、武蔵野大学はグローバル学部があり、授業で日本人学生と外国人留学生がともに学びながら、異文化に接して価値観や考え方などの違いを交流できるところに惹かれました。そのため、武蔵野大学を選びました。

   学修内容について

私はグローバル学部グローバルコミュニケーション学科で勉強しています。この学科では、異文化に基づき文化とコミュニケーションに関わる多様なテーマについて研究することができます。授業では教科書の内容に加えて、私たちが暮らしの中で抱えている国際問題や自分の経験について学生とのディスカッションを行い、様々な異文化の視点を学ぶことができます。そのため、学生はより柔軟な思考を身に付け、広い視野をもつことができます。一方、この学科は語学について非常に重視しています。学生は英語力に応じてクラスが分けられるだけでなく、二年生の前半には米国に留学します。また、日本人学生は中国語を勉強することもでき、外国人留学生は日本語を勉強し続けることができます。

   勉学以外で力を入れたこと

今まで勉強以外で力を入れていることは三つあります。

一つ目はインターンシップに参加することです。参加したインターンシップの目的は商品開発を考えて企画書を作成することです。今回のインターンシップには私と二人の日本人がいました。私たちは計画を立て、さまざまな商品開発を考え、他社と商談し、企画書を作成し、最終日に1時間のプレゼンテーションを行いました。このインターンシップを通して、宝のような経験をし、たくさんのことを学んだと思います。商品実現に向けて企画を進めて行く中で、さまざまな不具合やトラブルが起こると予想されます。そのような事態を想定して、多角的な視点を持って、考えを柔軟にしていくことが重要です。

二つ目は、2021年通年日本汎太平洋東南アジア婦人協会(日本パシイワ)からの奨学金を受給し、この協会でのさまざまな活動に参加することです。国際課の紹介でこの協会を知りました。パシイワの目的は、女性の社会的進歩と異文化交流・融合・互いに助け合うことを促進することです。奨学助成金授与式に参加することだけでなく、日本文化を体験するなど多くの活動に参加しました。また、協会を通して多くの人と出会い、私のことを家族のように接してくれました。この協会に参加することができて非常に嬉しかったです。

三つ目は、大学で行われていた「Musashino SDGs Award」というプロジェクトに参加することです。このプロジェクトではSDGs「持続可能な開発目標」に挙げられている社会問題への貢献を実践すると共にその記録を提出するものとなっています。私と3人(日本・中国・韓国)の友達とで一緒に参加しました。私たちの目標内容としては17項目のうち目標4「質の高い教育をみんなに」への貢献を目指して、幼少期からの異文化意識を促すことを考えていました。最初は、自分ができる小さなことから問題解決に貢献したいという考えから活動を始めました。しかし、私たちが作った映像をきっかけに子どもたちにSDGsについての教育をし、関心を持ち始める人たちができることを見て、小さな力が集まると大きな効果を出せることを実感しました。この活動に参加する価値はあると思います。

   大学生活や日本での生活の中で思い出に残っていること

大学生活の中で思い出に残っていることはインターンシップや大学のプロジェクトに参加することに加えて、最も印象的なのは大学に進学すると、すぐにオンライン授業になったことです。新入生にとって適応するのは難しかったですが、インターネットの発達により、この困難な時期でもSNSなどを通してたくさんの友達を知ることができました。また、新型コロナウイルスの影響でアメリカでの留学は延期されてしまいましたが、それでもアメリカに行くことができて非常に良かったと思います。

   武蔵野大学の好きなところ

武蔵野大学の好きなところは二点あります。
最初は環境です。学科の関係で有明キャンパスの学校に通っています。交通が便利なだけでなく、学校の設備が新しく、全体的な環境も非常に快適です。また、近くに有明ガーデンがあり、授業後はよく友達と一緒にそこで休んだり、課題をしたりしています。
次は勉強したい学科があるところです。武蔵野大学はグローバルコミュニケーション学科があり、特に二年生の時、アメリカに留学するプログラムがあり、英語を活用し、グローバルな視点を身につけられます。この点で非常に惹かれました。

   将来の夢

大学を卒業した後、まず日本で国際貿易会社に就職します。日本人と一緒に働き、日本人の企業文化や付き合い方を勉強します。また、中国語や英語を活用し、学んだ知識が活かせると思います。その後、さまざまな知識を学び、経験を積み、台湾に戻って両親の会社で働こうと思います。

   後輩たちへ一言

武蔵野大学は環境が良く、全体的に国際的な大学です。キャンパス内で多くの海外留学の機会を提供しています。特に今は海外に行くのが不便なので、オンライン留学もあります。
私は2022年アメリカに留学する前に、ニュージーランドの大学での三週間の留学プログラムにも参加しています。春休みの時、語学力を向上させることができます。
もし、あなたが広い視野と国際教養を身につけたい場合は、武蔵野大学が一つの選択肢です。

My favorite!

王さん02

大学で行われていた「Musashino SDGs Award」というプロジェクトに参加した友達です。2ヶ月くらい、授業後にみんなで一緒に学校や有明ガーデンでプロジェクトに関するものを討論していました。毎日充実していました。

王さん03

日本汎太平洋東南アジア婦人協会(日本パシイワ)で知り合った人たちです。
この日は後期奨学金授与式で、留学生たちが1年間の学習報告をしました。また、様々な日本の伝統文化を体験しました。

王さん04

学校のカフェです。よく友達と一緒にここで食べたり、勉強したりしています。
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