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海外派遣留学生の声 齊郷さん

アメリカ
協定留学

齊郷 遥南さん
(グローバルビジネス学科)

留学先大学:ウェスタンミシガン大学
留学期間:約9か月(2年生 後期から)

留学しようと思ったきっかけ

私は幼少期を香港で過ごした経験から、英語を使って何かをしたいという思いが強く、高校卒業後のどこかのタイミングで海外に行くと考えていました。最初は何をしたいかという具体的な目的はなく、ただ漠然と海外に行きたいと思っていましたが、グローバルビジネス学科での学びを通し、より多面的な視野を持ってビジネスの場で活用できる実践的な知識やスキルを身に付けたいと考え、学部留学のプログラムでウェスタンミシガン大学に留学することを決めました。ウェスタンミシガン大学はビジネスコースの中にも多種多様な科目があることで知られており、特にマーケティングの科目が多くあります。私は学科内での授業や実務経験をきっかけに、マーケティングをより専門的に学びたいと考えていました。また、ビジネスにおいて世界一の先進国であり、かつエンターテイメントの部分でも世界を牽引するアメリカに興味を持ったため、ウェスタンミシガン大学は自分が求める学びや、経験ができる最適な大学だと考え、留学先に決めました。

留学中の生活や学んだこと

まず、学習面についてですが、前期・後期ともにマーケティング関連の授業を履修しました。ただ知識をつけるだけではなく、ソフトウェアを使ったデータ分析や営業のロールプレイング、スピーチなど、実際のビジネスの場を想定して主体的に授業に参加する機会が多くあり、より実践的なビジネススキルを身に付けることができたと思います。
学習面以外では、私は友人たちと一緒にバドミントンクラブを立ち上げ、選手兼コーチとして活動していました。留学当初は大学に公式クラブがなく、街クラブで練習をしていましたが、学内でバドミントンをしたい人が多くいることを知り、クラブを設立することになりました。クラブの方針や部員の募集方法、資金調達について話し合い、最終的には部員30人以上の楽しいクラブを創り上げることができました。大会にも出場し、メダルを獲得することもできました。バドミントン以外にもクラブのメンバーと出掛けたり、家に集まったりして充実した時間を過ごしました。彼らと過ごした時間が留学中の1番の思い出です。
また、Sales and Business Marketing Association (SBMA)という学内最大の学生団体に積極的に参加しました。この団体では、企業の方を招いて、企業についての情報を得ることができたり、実践的なセールスやマーケティングのスキルを学ぶことができます。

留学を終えて

この1年間の学部留学は私にとって貴重な体験であり、有意義な経験となりました。アメリカはビジネスが最も発展している国であるということもあり、授業内で最先端のソフトを使ったり、有名企業の社員を招いたりしていたため、ビジネス科目の授業はすべて期待以上のものを得ることができました。また、多くの人と関わることで、友達も増え、新たな文化もたくさん学びました。この留学を通して学んだことは、何事も実際に自分が体験することで多くの経験や知識が得られるということです。良いことばかりではなく、辛いことや危ないことも多少はありますが、そのようなネガティブな面も見て、経験することで学習や文化などの本質的な理解を深めることができると実感しました。特に、アメリカは良い面も多いですが、同時に課題も多い国であるため、そのようなギャップを自分の目で確かめることができたことは非常に良い経験だったと考えます。この留学の経験は就職活動でもすぐに活き、帰国後すぐに内定をいただいたり、外資系の長期インターンシップに参加したりすることができました。間違いなく、留学を通して大きく成長できたと思います。

留学中のとある一日

My favorite!

留学先での忘れられないお勧めスポットや食べ物などを紹介します。

'Saugatuck'

大学から車で1時間ほどの場所にあるSaugatuckは、世界で5番目の大きさを誇るミシガン湖を見渡せる穴場スポットです。ほぼ貸し切り状態で夕陽をみたり、夏場は海のように泳いだりすることもできます。