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海外派遣留学生の声 保原さん

オーストラリア
協定留学

保原 ハルさん
(経営学科)

留学先大学:ディーキン大学
留学期間:約9か月(3年生 前期から)

留学しようと思ったきっかけ

幼い頃から両親の影響で洋楽や洋画に親しみがあり、中学では英語の先生との出会いをきっかけに英語が大好きになりました。さらに、アメリカのティーン向けコメディードラマに夢中になり、海外生活に憧れを抱くようになりました。そして「いつか留学したい」という思いが強くなりました。
当初は、アメリカンイングリッシュに馴染みがあったことや、ドラマの影響からアメリカ留学を考えていました。しかし、治安の面で不安があり、訛りの少ない英語を学べる点からカナダを留学先に考えていました。そんな中、大学1年の冬にフランスを旅行した際、英語が第一言語でない人たちと会話をする機会があり、「発音のきれいさよりも、伝えようとする姿勢が大切」だと実感しました。そこで、英語圏でありながらも多様なアクセントが存在するオーストラリアを留学先として検討しました。治安が良く、日本との時差も少ない点に加え、カフェやアート、自然が好きな自分にとって、メルボルンは理想的な環境でした。
留学に向けて、大学1年生の時からIELTS対策講座を受講し、準備を進めました。こうして計画的に準備を進め、念願の留学を実現しました。

留学中の生活や学んだこと

留学を通じて、「自分から積極的に行動しなければ現地の学生の輪には入れない」ということを学びました。特に語学学校では、日本人の割合が高く、意識して行動しないと日本語を話す機会が増えてしまう環境でした。そのため、自ら積極的に現地の学生と関わる努力をしました。具体的には学校内のカフェなどで仲良くなりたいと思った学生に話しかけに行き、その後も何度も遊びに誘うということをしていました。
その結果、オーストラリア人、アメリカ人、スウェーデン人の友人がいるグループができ、カフェ巡りをしたり、誕生日パーティーをしたりと、たくさんの思い出を作ることができました。彼らと過ごす中で、英語力だけでなく異文化理解も深まりました。
日本に帰国した後も、彼らとは連絡を取り合い、実際に日本に遊びに来てくれた友人もいます。留学を通じて築いたつながりが今も続いていることを、とても嬉しく思っています。この経験から、「環境に流されず、自ら行動することの大切さ」を実感しました。

留学を終えて

留学を通じて、語学の習得、友人との関係構築、旅行や日常生活など、すべての経験がかけがえのない思い出となりました。異なる文化や価値観に触れることで、多くのことを学び、自分自身を見つめ直す貴重な機会にもなりました。
留学前は、とにかく「海外」に憧れを持ち、将来は絶対に海外に住みたいと考えていました。しかし、実際に留学を経験したことで、海外と日本の両方の良い面や課題を知り、「海外に行くことがすべてではない」と考えるようになりました。さらに、海外の友人との会話の中で、日本の文化や習慣について教え、興味を持ってもらえたことがとても嬉しく、自国の魅力を発信することにやりがいを感じました。
この経験から、将来的には日本の製品を海外に広める企業で働きたいと考えています。留学で培った異文化理解やコミュニケーション力を活かし、世界に日本の価値を届けられるような仕事に携わることが、今後の目標です。

留学中のとある一日

My favorite!

留学先での忘れられないお勧めスポットや食べ物などを紹介します。

'フィッツロイ'

都市部から歩いていける距離にあるこのエリアは、のんびりした雰囲気で、カフェや洋服・雑貨のセレクトショップなどが多いのが魅力です。休日には色んな所で古着やアクセサリーが売られるマーケットが開かれて、何度行っても楽しめます。