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海外派遣留学生の声 山口さん

アイルランド
認定留学

山口 蓮太さん
(日本語コミュニケーション学科)

留学先大学:ダブリンシティ大学
留学期間:約7カ月(3年生 前期から)

留学のきっかけ、留学準備

私がアイルランドを留学先に選んだ理由は2つあります。1つ目は、英語を公用語として使用している国かつ日本人が他の国に比べたら少ないと思ったからです。おそらく、皆が留学するときに一番気にすることは現地での日本人の割合だと思います。自分も実際に、せっかく留学するならと思い、日本人の少ないアイルランドを選びました。2つ目は、ヨーロッパ諸国へ旅行が気軽に行けるということです。シーズンにもよりますが、アイルランドからヨーロッパの国々までライアンエアーと呼ばれるLCCが就航しているので安く気軽にヨーロッパ旅行に行けるのもポイントだと思います。
私は基本的に留学の半年ほど前から少しずつ英語の勉強をしてきました。実際に行っていたことは、普段の英語の授業を集中して受けることや英語の基礎文法、基礎英会話などをアプリや参考書などを用いて学習していました。また、留学中に英語を教えてくれていた先生も言っていましたが、英語は筋トレと同じで毎日コツコツと積み重ねることが大切なので、一気に成果が出るものではありません。なので、日々の習慣として留学前から少しだけでも勉強をしておくと良いと思います。

留学中の生活や学んだこと

私は留学先で英語を学んだことはもちろんのこと、それ以外にも多くの事を学び経験しました。例えば、異文化交流などです。アイルランドは移民の受け入れに積極的で教育が高水準であることから、様々な国の人とコミュニケーションを取ることが多いです。そのため、私はあらゆる国の文化や国民性を実際に肌で触れて経験することができました。とくに、イギリスやアイルランドの歴史やBrexitなどの話題はとても興味深いもののように感じました。また、私は現地でアルバイトができるビザを持っていたので、自分の英語力を向上させるためにも、2,3ヵ月ほど現地の企業で営業のアルバイトをしていました。海外は日本と比べて仕事を見つけるのが非常に難しいため根気強く申し込みまくるしかないので大変ですが、貴重な経験をすることができます。現地の国民ではなく、英語が公用語ではない私たち日本人にとってはなおさら難しいものですが、アジア系のレストランでアルバイトをするなどして工夫することは可能かと思います。

留学を終えて

私は今回の留学を経て様々なことを学ばせていただきました。その中でも印象に残ったものが2つあります。1つ目は、異文化への適応です。日本とアイルランドは異なる文化を持っており、衣食住全てが違います。アイルランドの主食は主にポテトだったため、食文化への適応は特に難しかったです。現地でも寿司やラーメンなどを食べることは可能ですが、味が大きく異なり日本での味と比べてしまうと美味しいとは言えません。そのため、当時の私は食の面でホームシックになりました。しかし、アジアンマーケットでアジアのものを買うなどして異文化に適応することができました。これは、アイルランドに限らずどこの国にいっても起こり得るカルチャーショックのひとつであると私は思います。2つ目は、現地の友人や他国の友人をたくさん作ることができたことです。多くの友人とは今でも連絡を取り合う中で、数人の友人たちは日本に遊びに来てくれるようなので、また再会できる日が楽しみで待ちきれません。また私は、今後の目標として、英語の資格試験を受けてよいスコアを取りたいと考えております。特に、IELTSのバンドスコア6.0以上を取得することを目指していきたいです。

留学中のとある一日

My favorite!

留学先での忘れられないお勧めスポットや食べ物などを紹介します。

'ギネスシチュー'

基本的にアイルランドの食事はイギリスと似ていて、日本人の口に合うものは少ないです。そうした中で、このギネスシチューはとても美味しかったから紹介させていただきます。しかし、日本円で3000円以上するので高いです。