短期語学研修先輩体験談

日本人と韓国人が多く占めており、現地の大学生は夏休みだったためほとんど見かけることはなかったです。午前と午後の１日２コマ（語学の授業と選択授業）行われ、語学の授業は最初に英語力に応じて20人ずつ３クラスに振り分けられます。選択授業はリーダーシップ論や環境についての授業など自分が興味のあるものを選択する授業です。英語以外は使用禁止でしたが、授業内で発表したりゲームをしたりととても楽しい授業でした。また週に１回から２回アクティビティがあり、カヤック、ゴルフ、クライミングなどをしました。中でもカヤックは、朝から夕方まで一日中の活動だったので疲れましたが、とても楽しい思い出になりました。

研修先で苦労した点は、現地の方とのコミュニケーションです。ホストファミリーの方は私のように英語があまり話せない人との会話に慣れているので、ゆっくり話してくれたり、簡単な単語を使ってくれたりとたくさん配慮をしてくれたので、問題なくコミュニケーションをとることが出来ました。ところが私のホームステイ先には夏休み期間だったこともあり、ほぼ毎日ホストファミリーの友達や親戚、ご近所さんなどが遊びに来ていました。その方たちは私と会話をしようとしてくださるのですが、話すスピードや難しい単語に苦戦してしまい、なかなか会話がかみ合わないといったことがよくあり、とても苦労しました。そんな中でも、現地の方はとても優しい方たちばかりだったので何回聞きかえしても嫌な顔一つせずわかるまで何回も教えてくださりました。そのため、相手の方が何を言っているのか理解できるまで質問することを意識したり、会話の途中で何かわからない単語が出てきたら調べたりして自分の英語力が少しでも向上するよう努めました。

私はこの研修でより人に対して積極的になれたと思います。最初は英語があまり話せない自分がホストファミリーの会話に参加していいのか、クラスメイトに話しかけても迷惑ではないかなど、普段と違う環境で若干戸惑ってしまいました。しかし、話しかけてみると拙い英語を話す自分と会話を楽しもうとしてくれる現地の方や、分からないことをお互いに助け合えるクラスメイトに恵まれたこともあり、改めて人と会話することの楽しさを実感すると共に自分に自信を持つことが出来ました。

帰国後は勉強や遊び、アルバイトなど日常生活の行動をより能動的に行うよう心がけました。それは、24日間の短い研修の中で何事にも前向きに取り組まないと、時間があっという間に過ぎてしまうことを実感したからです。学生生活もダラダラ過ごしていたらあっという間に終わってしまうと思い何をするにも惰性で行わず、自ら進んで行動することを意識できるようになったと思います。

約24日間という短い期間なので英語力を劇的に向上させようという意識を持つというより、海外の言語や文化を楽しみに行く目的で参加するといいと思います。また、現地で他大学の友達や違う国籍の友達が出来たり、海外で生活したことで新しい学びを得られたりとたくさんあるので、払ったお金以上の経験や思い出がたくさんできると思います。学生の間でないとなかなかない機会だと思うので行けるチャンスがある方は是非参加してみてください！！絶対に後悔しません！！