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海外派遣留学生の声 田中さん

大切にしていたのは「自分から行動すること!」

マレーシア
短期語学研修(渡航型プログラム)

田中 彩月さん
(文学部日本文学文化学科)

留学先大学:アジアパシフィック大学
留学期間:2年生夏季(2024年度) 4週間
       2024年8月4日~8月31日

研修先での授業とアクティビティについて

授業については、午前はライティング・リーディング、午後はリスニング・スピーキングのように分かれて行われました。レベル分けテストによってクラス分けがされるため、英語に自信のなかった私も安心して授業に取り組むことができました。昼食は学校内にあるカフェテリアでとります。私はいろいろな国籍(ロシア、カザフスタン、キルギス、リビアなど)の学生が集まったクラスのメンバーでごはんを食べていました。昼食時が留学生たちと仲良くなる一番のチャンスだったと思います。週末にはほとんど毎週アクティビティがあり、有名な観光地やアミューズメントパークに行きました。アクティビティがない休日には、現地で仲良くなった友達たちとショッピングに行ったり、タクシーを使って遠出したり計画を立てて遊びに行くことが多かったです。

研修先で苦労した点、努力した点

私は「自分から行動すること」が最も努力した点であり、同時に苦労した点でもあると感じています。現地での生活では、とにかく「自分から行動すること」を常に意識していました。例えば、海外の方に自分から話しかけたり、授業にも積極的に参加したり、自ら計画を立てたりと、あらゆる場面で主体的に動くよう努めました。その結果、多くの友達ができ、たくさんの貴重な経験を積むことができたと思います。特に、自分から話しかけても英語がうまく伝わらないことには苦労しましたが、そのようなときは友達に助けてもらったり、ジェスチャーを交えたりしてコミュニケーションを図りました。こうした経験を通じてコミュニケーション能力が身につき、素晴らしい友達に巡り会うことができました。今でもSNSで彼らと連絡を取り合っており、自分から行動することの大切さを実感しています。

研修を受けて感じた効果、自分自身の変化について

前述したように、自分から行動することで自信がついたと感じています。もともとネガティブな性格でしたが、海外での生活を通して視野が広がり、自分自身も明るくなったと思います。周囲からも「ポジティブになった」「明るくなった」と言ってもらえることが増え、とても嬉しく感じています。
そして何より、世界中に友達ができたことが一番の成果だと思います。帰国した今でもSNSで日常を共有し合える友達や、今度日本に遊びに来たいと言ってくれる友達がいることが、研修に参加して本当に良かったと思える一番の理由です。

研修経験を帰国後の学生生活にどう活かしたか、活かしていきたいかについて

この研修を通じて身につけた積極性を、今後の学生生活に活かしていきたいと考えています。研修以前は、人前に立つことや自ら発言することに躊躇がありましたが、研修先のさまざまな場面で主体的に行動した経験から、そのような不安が少なくなりました。これからは、授業で行われるグループワークやその他の委員会活動にも自信を持って参加し、積極的に意見を出し合いながら取り組んでいきたいと思います。また、将来の就職活動や社会での人間関係においても、この積極性を発揮し、前向きな姿勢でさまざまな挑戦をしていきます。

今後短期語学研修の参加を検討している後輩へ一言

迷っているならとりあえず行ってみる!これがすごく大切だと思います。「私には関係がないから。」と考えている方にこそ参加してみてほしいです。英語に自信がなくてもその他の面で必ず成長できます。オープンマインドになれるし、友達も増えます。残りの学生生活にぜひ彩りを添えてみてください!

My favorite!

留学先での忘れられないお勧めスポットや食べ物などを紹介します。

マレーシアといえばツインタワー! 放課後や休日に何度も行きました。大きなショッピングモールやフードコートなどが入っていて、この研修といえばこのスポットを思い出します。ツインタワーの最上階までクラスの友達たちと登ったこともあり、思い出の詰まった場所です。