学科ポリシー
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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー
学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針
幼児教育学科では、人格教育に重きを置き、乳幼児期から児童期・青年期に至る発達全体を見通しながら、特に乳幼児期の子供の成長発達に関しての専門性の高い幼児教育者・保育者を育成します。①子どもの発達に関わる課題について、子ども、家庭、社会などから多面的に理解を深める②社会環境の変化に対応し子どもの発達をめぐる課題に主体的に取り組む態度と知識と実践力を身に付ける③教育・保育の原理や方法を学び幼児教育・保育の場で実践できる専門的能力を修得することを目指します。保育士資格、幼稚園教諭免許、小学校教諭免許(オプション)が取得できるカリキュラムを設け、子供の成長を長いスパンで見通すことで、知識や技術を教授するだけではない広い視野と豊かな人間性をそなえた保育・教育者の専門家の育成を目指します。
学科のカリキュラム・ポリシー概要
- 全学共通の基礎教育「武蔵野 INITIAL」を学び、⾃⼰基礎⼒を培ったうえで、次のように各学年で学修を積み重ねます。
- 1年次は、4年間の学修の⾒通しを⽴て、乳幼児から⻘年期までの発達の基礎や教育・保育の原理を理解し、幼児教育・保育の保育内容に関する基礎技能と保育内容指導法の基礎を学びます。
- 2年次は、⼦供の発達過程や個⼈差に応じた教育・保育のあり⽅、指導法について学び、模擬保育、幼稚園や施設の実習等を通じて指導法の基礎的な実践⼒を⾝につけ、教科や領域の知識理解と技能を深めます。
- 3年次は、2年次の学習深化に加え海外の保育についてもより幅広く学び、特別の⽀援を必要とする幼児への理解を深め、保育所における実習を⾏い、教育実践に関する計画を⾃ら⽴案し、実⾏、評価する能⼒を⾝につけます。
- 4年次は、幼稚園での実習や幼児教育プロジェクトなどを通じ教職・保育実践⼒を培います。4年間の学びと現場における教育実践の体験を振り返り、学修を定着させ、課題の明確化のPDCAサイクルによる実践⼒の向上を図ります。さらに、卒業研究などによって保育・教育の本質と⽬的を的確に理解し、保育・教育のあり⽅と今後の⽅向性を構造的に考察する視座を培います。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
⾃ら教養・基礎学⼒を修得し、⾃⽴的・主体的に学ぶことができる【教養・基礎学⼒】。
対応するカリキュラム・ポリシー
- 本格的な専⾨教育を受ける前に、全学共通の教養教育プログラムである「武蔵野INITIAL」を履修します。「武蔵野INITIAL」では、⼤学での学修に必要な基盤的な技法と知識の修得を⽬的として、「建学」、「スポーツ・⾝体」、「情報」および「外国語」を学びます。また、同プログラムの「Creating HappinessProgram(CHP)」において、世界に⽬を向けた広い視野を備えた⼈格の形成を⽬指します。
⾃ら⼦供の成⻑や発達を理解し、社会環境の変化や⼦供の個別性に対応しながら発達の⽀援ができる知識と実践⼒を⾝につけている【専⾨能⼒】。
⾃ら幼児教育・保育の原理や⽅法を⾝につけ、集団的及び個別的に実践できる専⾨的能⼒を修得している【専⾨能⼒】。
対応するカリキュラム・ポリシー
- <学科基礎科⽬>で本学科の基礎となる科⽬を必修科⽬として学び、<学科基幹科⽬>では幼児教育・保育のベースとなる教育関連科⽬や⼼理学関連科⽬を学びます。
- <学科展開科⽬>である<保育・幼児教育関連科⽬群><発達・⼦育て⽀援科⽬群><領域及び保育内容指導法関連科⽬群><領域関連専⾨科⽬群>では、教育・保育の内容と⽅法を学びます。
- その後、幼稚園教諭免許および保育⼠資格取得に必要な実習及び周辺科⽬を配した<実習関係科⽬>にて、教育者・保育者となる⾃分を⾒つめ、社会に貢献できる実践⼒を⾝につけます。
- また、<国際教員養成科⽬群>を履修することにより、国際感覚を⾝につけ、国際バカロレアを理解し実践できる世界標準の教員に必要な能⼒を涵養します。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
⾃ら問題意識を持ち、幼児教育・保育を実践することができる【主体性・実⾏⼒】。
社会の幸せに貢献できるような柔軟性、創造性と⼼⾝を⾃⼰管理する⼒を⾝につけている【ストレスコントロール⼒】。
幼児教育者・保育者としての倫理観、使命感を持っている【⼈格形成・使命感】。
対応するカリキュラム・ポリシー
- <建学科⽬>の『仏教概説』を必修科⽬として履修することで、本学の建学の精神である仏教精神を学び、⼈と⼈との関係、⼈と社会との関係を⼤局的に捉え、健全にして品性のある⼈格形成を⽬指します。
- また、保育者・教育者となる⾃分を⾒つめ、問題意識を持つことができるように、「プレ実習」「保育・教育実習」「保育インターンシップ」等の多数の<実習関係科⽬>を履修することで、保育・教育現場を直に体験し、社会に貢献できるような柔軟性と⼼⾝を⾃⼰管理する⼒を⾝につけます。
- さらに、実習と理論の循環的学びを通して⾃ら問題意識を持ち、教育・保育を実践できるように「幼児教育学⼊⾨ゼミ」「幼児教育学基礎ゼミ」「幼児教育学発展ゼミ」「保育実践演習(幼児教育学総合ゼミ)」といった少⼈数のゼミナールを通して、専⾨性を深めるとともに卒業研究としてまとめます。
- 教育者・保育者となる⾃分を⾒つめ、さらに倫理観や使命感について考えるために、「教職論」や「教職実践演習」を学びます。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
⾃ら幅広い分野の知識を⾝につけ、多種多様な環境にある教育・保育の領域にまたがる課題を、総合的、多⾯的に理解し、論理的に分析できる【情報分析・論理的思考⼒】。
様々な幼児教育・保育、家庭及び社会の状況に応じて、新たな⽅法を模索することができる【創造的思考⼒】。
対応するカリキュラム・ポリシー
- 1年次の教育・保育プレ実習、2年次の⾒学実習及び施設での実習、3年次の保育所及び施設での実習、4年次の幼稚園教育実習と、1年次から4年次まで段階的に教育・保育の現場に触れ続けるカリキュラムにより、⼤学での講義・演習によって会得した理論・知識を実践と相互連動させ、教育・保育状況を多⾓的に捉え、分析する能⼒を獲得します。
- さらに、<学科展開科⽬>では<発達・⼦育て⽀援科⽬群><領域関連科⽬群><国際教員養成科⽬群>を履修し、保護者の理解と⽀援に理解を深め、多⾯的に教育保育について検討し、豊かな⼈間性の育成と様々な場⾯に臨機応変に対応できる能⼒を獲得し
ます。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
幼児教育・保育の場⾯で⾔語・⾮⾔語メッセージを読み取り、豊かなコミュニケーションができる【コミュニケーション⼒】。
保育計画を⽴て、環境や援助に表すことができる【表現⼒】。
⾃らの考えを明確に話したり、書いたりすることができる【表現⼒】。
対応するカリキュラム・ポリシー
- 幼児教育学科全科⽬を通して、様々な教員や他の学⽣と積極的に関わり、幼児教育・保育における豊かなコミュニケーション⼒を⾝につけます。特に「実習科⽬」と事前・事後指導を⾏う「実習指導科⽬」を相互連動させるカリキュラムにより、グループ討議を通じて学⽣⼀⼈ひとりが体験的に学んだことを⾔語化して整理・発表し、他者との相互理解、体験の共有化を図りながら、⾃らの考えや今後の⾃⼰の課題を明確にします。
- 幼稚園教諭・保育⼠に求められる資質・能⼒・技術について、模擬保育や演習・実習を⾏うなどの実践に即した学修から、表現⼒を⾝につけます。
アドミッションポリシー
本学科は、保育士資格、幼稚園教諭免許、小学校教諭免許(オプション)取得できるカリキュラムを設けています。
次のような志を持つ専門家を育成します。
次のような志を持つ専門家を育成します。
- 保育・幼児教育の原理や本質を理解し、広い視野と深い洞察力を持った保育者
- 専門知識・技術に加え、豊かな人間性やコミュニケーション能力を持ち社会に貢献できる者
- 保護者や地域の方々と連携する保育者
志向性:将来の進路
- 認定こども園 保育教諭・保育士・幼稚園教諭、保育所保育士、幼稚園教諭、児童福祉施設保育士、小学校教諭、及び保育・教育に関する研究者を目指す者
期待する能力:知識・専門性
- 幅広い分野の学問や社会の動向に関心を持つ
- 保育や教育に関心を持つ
国語、地理歴史(日本史・世界史・地理)、公民(現代社会・倫理・政治・経済)、数学、理科(理科・物理・化学・生物・地学)、保健体育(体育・保健)、芸術(音楽・美術・工芸・書道)、外国語、家庭、情報等の科目をバランスよく学んでいること
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)、日本漢字能力検定(準2級以上)など
期待する能力:関心・態度・人格
- 自律した生活ができる
- 人や社会への思いやりや共感、配慮ができる
- 課題意識を持ち、前向きに取り組むことができる
期待する能力:思考・判断
- 物事を多面的にとらえようとする
- 物事を論理的に分析しようとする
- さまざまな事象に対して新たな方法を模索することができる
期待する能力:実践的スキル・表現
- 自らの考えを明確にし、話したり書いたりすることができる
- 他者と豊かなコミュニケーションができる
- 豊かな感性を育てようとしている