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学生対談 社会福祉学科ってどんな学科?

社会福祉学科

         奥谷 菜々子
1年
武蔵野女子学院高等学校 出身
准教授 木下 大生
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 生涯発達科学専攻 博士後期課程修了[ 博士( リハビリテーション科学)]
研究分野:ソーシャルワーク、障がい者福祉論、司法福祉論
及川 春菜
4年
千葉県立船橋啓明高等学校 出身
          

福祉に対するイメージの変化

木下:入学してからの福祉に対するイメージに変化はありましたか。
 
及川:福祉というと介護のイメージを強く持っていたのですが、高齢者や障がい者、児童福祉だけでなく、罪を犯した人や外国の方の支援も行うなど、ソーシャルワーカーが幅広い分野に関わっていると知って驚きました。
 
奥谷:私は児童福祉を学びたくて入学しましたが、今は障がい者福祉に興味を持っています。今まで漠然と障がいがある人への支援を"提供する"ものと考えていましたが、最近当事者の立場に立った際に何が必要か、という視点の大切さに気付き、支援に対する考え方が大きく変わりました。

及川さん

"人の権利"を守るソーシャルワーカー

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木下:ソーシャルワーカーの役割は、困っている人の生活課題を解決する手助けだけでなく、社会が抱える課題を探り、原因を究明することもあります。人々の意識の変化を促すことや社会への啓蒙も大切なんですよ。お二人は、興味深い授業や実習などはありましたか。
 
及川:私は病院実習です。コミュニケーションを取ることもできないほど重度の障がいがある方もいる病院だったので、選挙権を持ちながら参加できない患者さんもいらっしゃいました。その中で、ソーシャルワーカーが一人ひとりに選挙参加の意思を確認し、付き添いのもと参加する患者さんの姿を見ると人の権利を守る大切さに気が付くとともに、ソーシャルワーカーの重要性を実感しました。

木下:その通りです。ソーシャルワーカーは、人が生活する上で発生する問題に視点を当てていますから、突き詰めると"人の権利"をどのようにして守り、回復していくのか、ソーシャルワーカーの仕事は権利の問題につながっているのです。
奥谷:私は「相談援助」の授業です。映像を視聴するのですが、日本でも社会が一体となって弱い立場の方を排除しようとする動きがあったのだと知りました。昔だからと割り切るのではなく、今だからこそしっかりと向き合わなければならないことだと感じました。

授業の根底にある福祉の基本

及川:後は授業を受けていて実感したのですが、マイナスの意見を発言する学生も中にはいますが、どんな意見でも取り上げて、それをプラスとして活用していく先生がいることに驚きました。
 
木下:それは福祉の基本でもありますからね。例えば、本来人の短所を長所と捉え直すリフレーミングといった視点もソーシャルワークにおいては重要です。また、人の意見についても、良い意見、悪い意見も含めて良い方向性を見出すことが大切なんですよ。

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奥谷:私も先生に否定されたことがありません。こちらの意見を聞いた上で、「まだこういう選択肢もあるよ」って、考えていなかった視点がいくつもあることを教えてくれるんです。
 
木下:教員側が選択肢を提供するのではなく、選択肢が広げられることを本人に気がついてもらうことを重視しているのですよ。これもソーシャルワークでは重要な関わりです。
 
及川:先生の姿を見て、自分もこうなりたいって目標に思えることは学んでいてモチベーションにもつながります。

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