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教育学部

幼児教育学科

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乳幼児から子どもの成長を保育・教育と長いスパンで見通すことができ、子どもが育つ環境づくりを大切にし、健やかな成長発達を手助けできる保育者を育成する。

武蔵野キャンパス

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4つの特長

人間学としての保育・幼児教育を学び、人を深く見つめることができる保育者に

今日では子どもをめぐるさまざまな問題や課題があります。社会構造や情報技術は急速に変化し、家庭環境も複雑化しています。一方、こうした状況は、「人が生きるとは何か」ということを現在を生きる私たちに改めて問いかけているようでもあります。本学科では、人が生きることを深く問い、学ぶことを基盤としながら、人を深く見つめる哲学と、確かな実践力を備えた幼稚園教諭・保育士・保育教諭を育成します。またオプションで教育学科( 通信含む)の単位を修得することで小学校教諭一種免許状の取得も可能になります。

幼児教育プロジェクト、保育インターンシップや海外保育研修で視野を広げ、人間性を高める

2 年次以降は、免許・資格関連の科目以外にも「幼児教育プロジェクト」「保幼小接続論」「病児保育論」、本学の子育て支援室、地域の子育てひろばや保育所等での「保育インターンシップ」など学科独自の科目が用意されています。また、「保育・教育海外研修」「国際保育論」「児童英語」「保育インターンシップ( 海外)」では、海外の多様な保育や多文化への理解を深めます。事前授業で、教育・保育の実情や現地の文化などについて理解を深めてからインターンシップや研修に臨みます。多様な保育施設や海外の保育事例を学び現場を経験することは、保育者としての視野を広げるチャンスです。

学生一人ひとりの顔が見える4年間を通した「ゼミ&実習」教育

1・2 年次は「幼児教育学入門ゼミ」「幼児教育学基礎ゼミ」といった1 クラス25 人規模の「ゼミ」で専任教員の指導により幼児教育・保育の基礎を学びます。あわせて、1 年次から始まる「実習」の指導を丁寧に行い、理論と実践をリンクさせながら学びを進めます。3・4 年次になると10 人前後の少人数で「幼児教育学発展ゼミ」「幼児教育学総合ゼミ」等のゼミと「卒業研究」が行われ、教員指導の下、学生自ら実践演習や研究を行います。

充実した就職対策

大事にしたい子ども観・保育観、なりたい理想の保育者像をはっきりと思い描くことが、あなたが目標とする将来への第一歩です。学科と教職センターが連携してサポートを行っています。外部講師・卒業生の講演、公務員保育士対策講座・小論文作成講座、教職相談員による模擬面接などに繰り返し参加し力を付けていきます。

学科の特長の詳細を見る

カリキュラム

幼児教育学科では、子どもの発達に関わる課題について多面的に理解を深め、子ども一人ひとりに配慮しながら発達の支援を行うとともに、幼児教育・保育および保護者の保育に関する指導を担う、高い専門性を持った幼児教育・保育に貢献する人材を育成します。

カリキュラムの詳細を見る

学生の声

子どもと対等な目線で関わる先生との出会いがきっかけ。
将来は海外の日本人学校で幼児教育に携わりたい

住野 羚

2年 私立明星学園高等学校(東京都) 出身

タイ、韓国、マレーシアで中学時代まで過ごし、現地の日本人学校で学んできました。現地の日本人学校で、子どもと対等な目線で向き合ってくれる先生方に出会ったことから、自分も幼児教育に携わりたいと考えるように。実習が充実している環境に惹かれて、この学科を志望しました。

この学科は1年次から実習が豊富で、附属幼稚園の子どもたちとの交流では、身体を動かす遊びを発表する「体育1」での学びを活かすことができました。実習は子どもへの理解が深まることに加え、自分自身の視野が広がり、子どもへの接し方の改善につながります。また他学科の学生と関わる機会も多くあります。幼児教育学科の人たちだけでは思いつかないアイディアを得ることも多く、幼児教育に携わるうえでは、総合大学で学ぶメリットは大きいと実感しています。

将来は、子どもたちが自由に楽しく学べて遊べる環境を作ることが目標です。そのためにも、卒業後はこれまでに学んできたことを活かして、まずは日本で経験を積んでいく予定です。その先は、自身の経験を活かして海外の日本人学校で働きたいと考えており、外国の教育環境についても学んでいきたいと思います。

幼児教育学科 Student’s Voice(2025年4月公開)

取得できる資格

  • 保育士資格
  • 幼稚園教諭一種免許状
  • 小学校教諭一種免許状(オプション)
  • 社会福祉主事任用資格
  • 司書教諭資格(オプション)
  • 児童指導員任用資格〈本学大学院教育学研究科〉
  • 幼稚園教諭専修免許状
  • 小学校教諭専修免許状

将来の職業イメージ

  • 認定こども園 保育教諭・保育士・幼稚園教諭
  • 保育所保育士
  • 幼稚園教諭
  • 小学校教諭
  • 児童福祉施設保育士
  • 公的・私的教育機関・施設の指導員
  • 社会福祉主事
  • 司書教諭
  • 公務員(一般行政職・福祉職)
  • 一般企業
  • 大学院進学 など

先輩たちの就職・進学先

公立保育所(杉並区・世田谷区・文京区・中央区・西東京市・三鷹市・八王子市・横浜市 他)/公立幼稚園/私立保育園/私立幼稚園/児童福祉施設/地方自治体/教育関連企業/一般企業

教員メッセージ

魅力的な子どもたちの世界へ

生井 亮司 教授

東京藝術大学大学院 美術研究科 博士後期課程 芸術学専攻 美術教育 修了 博士(美術)
研究領域:造形教育学、教育哲学、彫刻制作

幼児教育学科では子どもたちの育ちを支える保育者・教育者を養成しています。乳幼児期は生きる土台を作る上でとても大切な時期です。皆さんがこれから出会う子どもたちの生きている世界は、とても不思議で素敵で豊かさに満ちています。子どもが様々なものに出会い、感じたことの全てが、子どもがいまを生き、人生を豊かにすることにつながります。ですから、乳幼児期の子どもたちの経験や育ちを援助するためには「人間とは何か」であったり「子どもとはどういう存在か」といったような地点から問い直し、その意味や価値を改めて見出すことから始める必要があります。保育・幼児教育はそうした問いや実践的な経験の上にはじめて見出すことができます。
武蔵野大学の幼児教育学科には、問いを持ち学び続けようとする学生と、学生たちの思いを支え、共に学び続ける教員がいます。講義や演習、実習やゼミなどを通して多くの交流をしながら、ぜひ、共に学びを深めていきましょう。
子どもたちの世界に関わることは、保育者としての成長とともに、あなた自身が生きることもきっとより豊かなものにしてくれるはずです。

学科関連動画

幼児教育学科の「先生」になるための学び