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教育学部

グローバル教員養成コース

これからの教育現場に必要とされる「21世紀型教育スキル」をもった教員を養成します。
各教科の専門的な学びに加えて、グローバルな教育の知識と技術を修得できます。

優れた指導力と国際感覚を身に付け、21世紀型教育に対応できる「先生」へ。

今日、小学校の英語必修化や国際バカロレア認定校の増加など、日本の教育政策は国際化しており、国際標準の教育を理解し、国際感覚を身に付けた教員の養成が重要な課題になっています。本コースでは、従来の保育士資格、幼稚園、小学校、中学校、高等学校教諭一種免許の取得に加え、国際教育に関する知識とスキル、経験といった「21世紀型教育スキル」を併せ持つ教員を育成します。

本コースでは、「21世紀型教育スキル」を持つ教員を育成します。

21世紀型教育スキル
21世紀型教育スキルを持った教員は、次期学習指導要領(2020年より順次実施)で掲げられた「主体的・対話的で深い学び」(いわゆるアクティブ・ラーニング)を実現できる指導者として、日本の教育全体を押し上げ質を高めていく存在となることが期待されます。

想定される進路

◎ 国際的視野を持った教員による教育が必要とされる保育所、幼稚園、小・中・高等学校、認定こども園
◎ 海外の教育機関
◎ インターナショナルスクールの教員など

グローバル教員養成コースで学べるカリキュラム

2022年度以降入学生用

グローバル教員養成コースカリキュラム
グローバル教員概説 1年次 全員履修
グローバル教員特論 2年次 コース選択者(定員30名)
21世紀型スキル 3年次
※ 本コースは国際バカロレア機構(IBO)の認定を受けたものではなく、IBOとは一切関係ありません。

2021年度~2019年度入学生用

国際教員養成コースカリキュラム
(現グローバル教員養成コース・カリキュラム)
国際バカロレア概説Ⅰ-IBの概要と日本の教育の未来 1年次 全員履修
国際バカロレア概説Ⅱ-IBの「approaches to learning」を参考に 2年次 コース選択者(定員30名)
国際バカロレア概説Ⅲ-IBの「approaches to teaching」を参考に 2年次
異文化理解(国際教育) 2年次
21世紀型スキルの基礎 3年次
21世紀型スキルの育成 3年次
教育インターンシップゼミ<国際教員養成コース> 3年次
教育インターンシップ<国際教員養成コース> 3年次
※ 本コースは国際バカロレア機構(IBO)の認定を受けたものではなく、IBOとは一切関係ありません。

2018年以前入学生用

国際教員養成コースカリキュラム
(現グローバル教員養成コース・カリキュラム)
国際バカロレア概説Ⅰ-IBの概要と日本の教育の未来 1年次 全員履修
国際バカロレア概説Ⅱ-IBの「approaches to learning」を参考に 2年次 コース選択者(定員30名)
国際バカロレア概説Ⅲ-IBの「approaches to teaching」を参考に 2年次
異文化理解(国際教育) 2年次
異文化理解A※1 3年次
21世紀型スキルの基礎 3年次
21世紀型スキルの育成 3年次
サブ・メジャー(総合研究)1(教育インターンシップゼミ)<国際教員養成コース> 3年次
インターンシップ2<国際教員養成コース> 3年次
※ 本コースは国際バカロレア機構(IBO)の認定を受けたものではなく、IBOとは一切関係ありません。 ※1 幼児教育学科の学生は自由選択科目扱いとなります。

本コースの教育インターンシップは、首都圏内の国際バカロレア認定校で行います。

グローバル教員養成コース Q&A

A. 日本はこれからのグローバル人材の育成を目指し、小学校からの英語必修化や国際バカロレア教育を取り入れるなど、教育も国際化に向かっています。また2020年には小中高の学校教育の基準である「学習指導要領」が大きく改訂されます。この改訂のポイントが「主体的·対話的で深い学び」(いわゆるアクティブ・ラーニング)の実現です。知識詰め込み型の教育から、21世紀型スキルに代表される課題解決力を養う学びが重視されるようになります。学校からは、学習者主体の教育について理解し、実践ができる教員が求められているのです。

A. 予測することが困難な未来に向けて、自ら課題を発見し、協働的に課題解決をしていくカの育成が学校教育に求められています。そのためには、教員が一方的に授業を行い、知識を伝える教師主導型の授業から、課題研究に取り組んだり、生徒同士でディスカッションしてプレゼンテーションをするなど、生徒主導型の授業への転換が必要です。「何を知っているか」だけではなく、「知っていることを使ってどのように社会・世界と関わっていくか」を学んでいきます。

A. 「国際標準の教育」=「英語の授業」ではありません。もちろん語学は重視されますが、国際的な教育の本質は「考えること」。決められたことを覚えるだけではなく、その知識を深めて探究し、好奇心を持って課題に挑戦し解決を見出す力を身に付けることです。英語の授業に限らずどの教科を学ぶうえでも大事なことですから、こうしたことを指導できる教員が今後必要とされています。