入学から卒業までの資格取得と進学までの4年間
4期プログラム生の物語
【1年次】(2017年度)
池田眞朗法学部長(当時)から宅建合格の表彰
4月:
入学。大学生として法律学の勉強を開始します。
学科必修科目の履修から法律学の世界へ一歩を踏み出します。
10月:
例年、宅建の本試験は10月。
1年生の宅建受験は、法律学の学習開始から、ほぼ半年という短期間で、受験日を迎えます。難しい法律学の国家資格ですが、4期生は1年次に2名が合格しました。合格や勉強をしてきた事実が、大きな自信となります。
1年次で結果が出なくとも、次年度以降へのリベンジ受験を誓います。
秋冬頃:
次年度(2年次)に向けて、正式なプログラム生への応募と選考。選考では、この1年間で培った法律学の基礎力が問われます。
【2年次】(2018年度)
2年次の大学オープンキャンパス
4月:
正式なプログラム生として受講を開始。
8月:
2018年8月の大学オープンキャンパス。
法律学科の交流スペースにおいて、プログラムの紹介を学内外に向けて発信するべく、プログラム生自らが展示物を作成して、案内をしました。
受験勉強のみならず、学科の一員としての自覚を持ち、未来の法曹を目指すべく、志を新たに頑張りました。
宅建本試験当日、解答速報を待つプログラム生
2年次の宅建合格者表彰式
10月:
法科大学院受験勉強と並行しながら宅建の勉強もして、宅建を受験。
2年次当時の宅建合格者は8名。全員がプログラムの受講生と聴講生でした。
先輩達(2期生と3期生飛級進学者)の壮行会
3月:
法科大学院に進学する先輩達(2期生と3期生飛び級進学者)の壮行会を実施。
2年次から3年次への進級を前にして、3年生飛び級受験も視野にすると、「受験」が迫ってきます。壮行会では、先輩に色々な質問をしたりと、近づく進路決定と勝負の年に備えていきます。
【3年次】(2019年度)
3年次は、上級学年としてゼミナールも始まり、学科の専門的な勉強と受験勉強とをリンクさせながら、自ら学びを進めていく必要があり、プログラム生の真剣度も高まっていきます。
3年次の宅建合格者表彰式
12月:
3年当時の宅建合格者6名中4名がプログラム生、そのうち3名は、進路に法科大学院を志望して、4年次の受験年度を控えて、3度目の受験で遂に宅建合格を勝ち取り、心おきなく法科大学院受験へ邁進しました。民間就職を希望していた場合、3年次までに資格取得をしていると、就職活動においても法律学の勉強を頑張ってきた証となります。
【4年次】(2020年度)
コロナ禍に見舞われ、先の見えないなか、進学決定年度へ突入しました。
各自が、オンライン講義や自習を重ねて、4年間の努力を力に、進路に向き合いました。
豊島さん
一橋大学法科大学院進学
榎森さん
慶應義塾大学法科大学院進学
3月:
1年次の宅建合格から約3年。
入学から卒業まで、学科とプログラムで勉強に励み、法律の国家資格取得や法曹への道を形にしようと、努力を重ねた4年間でした。