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法曹・士業プログラム

先輩からのメッセージ(法律学科 4期生)


豊島さん2

どのような法律家になりたいか

―学科の学びとプログラムで考えてめざす―

豊島 良介さん
一橋大学 法科大学院 進学
法学部 法律学科 2020年度 卒業
群馬県立前橋商業高等学校 出身

 

― 学科の学びから法律家をめざす ―

私は、1年の春休みの期間に、指導教授のドイツへの訪問調査に同伴させていただきました。現地では、ザクセンハウゼン強制収容所やホーエンシェーンハウゼン強制収容所の見学をさせていただきました。その際、当時は法律家が人の尊厳を害するような制度を設計していたという事実を知り、改めて、法治主義の欠陥と法の支配の重要性を身にしみて感じました。このような経験は、刑事司法制度の立案に携わりたいと考えていた私に、個人の基本的人権の重要性を強く印象付けるものであり、その後の私の目指すべき法律家像に強い影響を与えるものでした。

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ゼミ指導教員の上代庸平教授とともに。

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― 現役弁護士の先生方による充実した講義 ―

法曹・士業プログラムでは、現役弁護士の先生方が民法・刑法・憲法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法といった法科大学院入試において必要となる科目の講義進行計画を立ててくださり、計画に沿って講義を進行してくださいました。先生方が、計画を立ててくださることで、誤った学習方法に陥ることなく、無駄の無いより直接的な学習を行えました。法曹・士業プログラムでの学習は、その1つ1つが試験合格へ直結するものです。

― 学習に対する考え方の構築と後輩へのメッセージ ―

法曹・士業プログラムでは、先生方から学習に対する姿勢として「自律」の精神を教示していただきました。このような「自律」の精神は、今後、法科大学院へ入学した後、さらに、法律家になった後、自ら積極的に学習を行う上で必須な姿勢です。法曹・士業プログラムでは単に法律科目の学習のみではなく、試験勉強を超えて法律家としてあるべき姿を学び、考える機会があります。このような機会を通じて自分がどのような法律家になりたいのかを考え、自らの目標を明確にできる場でもあるのが法曹・士業プログラムです。高い志をもった多くの方が続いてくれることを願っております。

久保田さん

楽しく学んで、目標を達成できる場所

久保田 惇さん
慶應義塾大学 法科大学院 進学
法学部 法律学科 2020年度 卒業
城北埼玉高等学校 出身

 

― 弁護士になるという、明確な目標を見つけることができました ―

私は、法律を学んでみたいという単純な興味のもと法律学科に入学したため、入学当初は、弁護士を目指していたわけではありませんでした。しかし、授業や法曹・士業プログラムで学ぶ中で、より一層法律に興味が湧き、法律を扱うことを、一生の仕事にしたいと考えるに至りました。そこで私は、法律を扱ういくつかの仕事の中から、弁護士になることを志し、今日まで歩んできました。
このように明確な目標を持ち続けることができたのは、法律学科に、司法試験や法科大学院入試に合格するための環境が揃っていたこと、また、弁護士になりたいという目標を熱心に応援してくださる先生方の存在、そして、切磋琢磨して勉強してきた仲間の存在があったからこそだと思います。

― 試験合格に直結する講義 ―

法曹・士業プログラムの魅力は、なんといっても、現役弁護士の先生方による、試験合格に直結する講義です。プログラムでは、知識のインプットから論述を書くことによるアウトプットまで、合格に必要かつ直結するカリキュラムでご指導いただき、勉強することができます。大学入学当初の私は、司法試験に対して、とても難しい試験で、自分には到底合格することはできないものというイメージを持っていました。しかし、プログラムで学び、試験合格に直結する努力を着実に積んできたことで、夢を実現するための一歩を踏み出すことができました。

― 後輩へのメッセージ ―

私は、武蔵野大学法学部法律学科で、楽しく学び、目標としていた法科大学院合格を掴むことができました。何か目標を達成することは、決して楽なものではないと思います。しかし、武蔵野大学法学部法律学科は、目標を、楽ではなくても楽しいと感じながら達成することの出来る場所だと確信しています。既に目標を持っていて、それを達成したいと思っている人、または、今は明確な目標がなくても、大学で目標を見つけ、達成したいと思っている人、是非、武蔵野大学法学部法律学科に入学して楽しく学び、その目標を達成してください。後輩の皆さんが武蔵野大学法学部法律学科の門を叩いてくれる日を、楽しみにしています。

寒梅さん2

文武両道と切磋琢磨

―自己と仲間との4年間―

寒梅 翔さん
東京都立大学 法科大学院 進学
法学部 法律学科 2020年度 卒業
群馬県立太田高等学校 出身

 

― 学生最後の文武両道 ―

私は、プログラムに参加することで、文武両道の学生生活をおくりながら、法科大学院進学と法曹をめざすことができました。学習面では、法律学習において1年生から聴講、2年生からは正式なプログラム生として法律7科目を学習し、既に3年生を迎えるまでには、七法について触れることができました。また、部活動の面では、ハンドボール部所属でしたが、プログラムの先生方にも相談をしながら部活動を続けることができ、部長として最後まで部を運営することができました。その結果、学部においての勉強も相互に高い意識をもって取り組むことができ、学部の予習や資格取得に向けた集中的な学習で、宅地建物取引士資格試験合格といった結果に結びつきました。

― 先生と仲間と挑んだ受験期 ―

プログラムに参加していく中で、法曹を目指すことを決意し、法科大学院受験において、多くの法科大学院に合格をすることができました。プログラムでは、毎回参加するなかで、先生方から「私」という個人を見て指導をしていただけるため、苦手なことの克服に直結させることができました。また、コロナ禍のオンライン指導であっても、対面と同じような熱意と知識をもって惜しみなく指導していただけることも、充実した受験になった要因だと思います。そして、受験直前期も、多くの仲間と先生方に囲まれて、切磋琢磨し、模擬試験など実戦的な演習にも取り組んだことで、試験当日の空気にも怯まずに挑み、合格することができました。

― 学部の学習とプログラム ―

私は、プログラムに参加することで、学部の法律学習においても、意欲的に取り組むことができました。特に早い段階から七法に触れることで、個人的に興味深いところは、学部の正規科目でも履修し、ゼミや専攻する法律において学ぶことができました。そして、学部の学習においても、精力的に学習し、高い水準の成績を単位として取得することができました。個人的には学部の学習とプログラムの参加には相乗効果があり、充実した学部生活を実現することができました。これから後輩になる皆さんに対しては、充実した学部生活を送る一つの選択肢としてプログラムへの参加を考えてみてほしいと思います。

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