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学科ポリシー

ディプロマ・ポリシー

政治学科では、所定の卒業要件を満たし、以下の能力を修得した者に学士 (政治学)の学位を授与します。

1 知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

a. 自ら教養・基礎学力を修得し、自立的・主体的に学ぶことができる。【教養・基礎力】
b. 政治と憲法の重要概念を正確に把握している。【政治と憲法の専門性】
c. 国内外の政治のしくみと諸問題を的確に理解している。【日本政治と国際政治の専門性】
d. 行政とビジネスの専門的知識を身につけ、その状況や問題を分析しうるスキルを修得している。【行政とビジネスの専門性】

2 関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

a.地方自治の担い手として、地方政府の問題を発見し、その解決策の提案につなげることができる。【課題発見力・主体性】
b. 国際社会にふれることで、物おじしない態度とストレス耐性を身につけている。【主体性・実行力・ストレスコントロール力】

3 思考力・判断力 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

a. 古今東西の政治の歴史と理論に関する基礎知識を修得し、現代政治を批判的にとらえなおすための能力を身につけている。【論理的思考力】
b. 国内外の政治のプロセスを構造的に把握し、そこに内在する問題を認識し、その解決にむけた方向性を明示する能力を身につけている。【創造的思考力】

4 交感力・発信力 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

a. 日本語および外国語を用い、的確に読み、書き、聞き、他者に伝えることができる。【語学力・コミュニケーション力】
b. 英語で文献を読むことができる。【英語による読解能力】
c. 学習・研究の成果を一定時間内に正確に発表することができる。【プレゼンテーション力】
d. 自らの考えを明確かつ論理的にくみたてて意見交換することができる。【ディスカッション力】
e. 自らの研究成果を論文などにわかりやすくまとめることができる。【文章力】

カリキュラム・ポリシー

政治学科では、卒業認定・学位授与の方針 (ディプロマ・ポリシー)を実現するために、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

1 知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

本格的な専門教育を受ける前に、全学共通の教養教育プログラムである「武蔵野INITIAL」を履修します。「生きとし生けるものを幸せにし」、「生きがいのある楽しい平和な世界をうち立てる」という本学の建学の理想を学び、世界の幸せをカタチにする本学学生としての自覚を養います。
本学科では、1年次に必修科目「政治学原論」などを履修し、政治学を学ぶうえで重要となる基礎的な概念を正確に把握します。2年次には、必修科目「日本政治論基礎」「国際政治学基礎」などを履修し、国内外の政治のしくみと諸問題について的確に理解します。さらに、「政治学基礎文献講読」「政治学英語文献講読」を履修し、政治学に関する国内外の文献を読み、国際的水準の研究成果を理解する能力を育成します。必修科目を通じ、政治学科生として必要とされる基礎的な知識を養い、各自がそれぞれの興味関心に基づいて課題を発見し、自ら「考動」できるようにします。
また、本学で学んだことを将来につなげるため、公務員を志望する学生には、資格対策科目「地方公務員特殊研究」を開講しており、民間企業を目指す学生のためには「キャリア開発」を開講しています。

2 関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

1年次に「地方政府研究」を設置し、現在の地方自治が抱える問題について考えると共に、地方自治の担い手として働くことの大切さや責任について理解します。
2・3年次には、江東区役所と共同でおこなう「選挙特殊研究」を開講し、定期的に区役所で選挙管理委員会の事務局と若者の投票率を向上させる会議を開催し、さまざまな選挙啓発事業にも参加します。
さらに、本学では1年次より学外学修科目として「フィールド・スタディーズ」(基礎・発展)を設置しており、大学から飛び出し学生たちが積極的に活動することで、アクティブな知を身につけさせます。また、本学科では語学力・コミュニケーション力の向上をはかるため在学中の海外留学を推奨しており、豊富な語学研修や留学プログラムへの参加を積極的に学生へはたらきかけます。

3 思考力・判断力 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

「国際政治・地域研究」「日本政治・政治過程」「歴史・理論」の3つの分野からなる多くの学科科目を設置し、各自がそれぞれの興味関心に基づき、日本を取り巻く社会の情勢について広く深く学びます。これらの科目を通じ、現代政治について批判的に思考する視点を身につけ、日本政治・政治過程におけるのぞましい政策決定などを検討するとともに、日本と各国の安定した関係を構築する方法などを考察します。

4 交感力・発信力 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

「初年次ゼミ」をはじめ、1年次より少人数制のゼミナールや演習科目を設置し、グループワークやプレゼンテーションなどの訓練を重ね、より実践的なコミュニケーション力やチームワーク形成力などを養成します。
本学科生は、2年次に設置する「プレゼミ」をはじめ、「ゼミナール1・2・3・4」を履修することが求められます。ゼミナールでは、これまで学んできたことを基盤とし、発表・討論などの基礎的な方法を修得します。それを通じて専門分野に関する知識を深化させ、「卒業論文」の作成を目指します。
なお、2年次に履修する「プレゼンゼミ」では、素材として新聞記事などを使用し、時事問題や一般常識問題の理解を深め、ニュース時事能力検定試験の2級以上の取得を目標としつつ、プレゼン能力の向上を目指します。

アドミッション・ポリシー

本学科は、政治・行政について学び、自己を取り巻く社会環境を理解し、公共精神と共生の視点を持った市民として、持続可能な社会の形成に貢献するための課題を発見し、具体的な解決策を立案できる人材を育成します。
もって、以下のような者の入学を求めます。

志向性:将来の進路

期待する能力:知識・専門性

高等学校で履修するのが望ましい教科・科目
英語、国語、数学、地理歴史・公民。特に学んでおくべきは、世界史と日本史、政治経済。
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)

期待する能力:関心・態度・人格

地域や国際社会の問題に関心を持つことができる

期待する能力:思考力・判断力

  1. 物事を批判的にとらえることができる
  2. 独創的な考えを持つことができる

期待する能力:交感力・発信力

  1. 自分の意見を発表することができる
  2. 他者と討論することができる
  3. 他者の意見をふまえて、自己の意見を吟味することができる
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