学科ポリシー
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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー
学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針
歴史的にみれば「統治者の学」として生まれ発達してきた政治学の知の体系を、「市民の学」としての政治学へと再構成し、教育・研究することを課題としています。なぜなら、いかなる職業に従事しようと、職業人である前に「市民」(=主権の担い手)であることがデモクラシーの普遍化した時代を生きる現代人に要求されているからです。またデモクラシーの深化を目指してこのような市民政治学を構築し教育を行うことで、人類共同体に貢献できる人材を育成したいと考えるからです。
このような政治学を生かせる職業は公務員です。卒業生は、市民政治学の精神をもって、公務の世界で多くの人びとの幸福を作りだす職務に携わることを推奨します。そのため「地方公務員特殊研究」をはじめ、資格対策科目を積極的に受講することを奨励します。グローバル化社会に対応できるよう、4学期制を活用した留学プログラムを設定し、国際人の育成にも取り組んでいます。
このような政治学を生かせる職業は公務員です。卒業生は、市民政治学の精神をもって、公務の世界で多くの人びとの幸福を作りだす職務に携わることを推奨します。そのため「地方公務員特殊研究」をはじめ、資格対策科目を積極的に受講することを奨励します。グローバル化社会に対応できるよう、4学期制を活用した留学プログラムを設定し、国際人の育成にも取り組んでいます。
学科のカリキュラム・ポリシー概要
- 共通科⽬(武蔵野INITIAL)と学科科⽬から構成されます。学科科⽬は、基礎科⽬群、基幹科⽬群、展開科⽬群からなり、基礎から発展に積み上げる形で構成されます。それぞれの科⽬群は「歴史・理論」「⽇本政治・政治過程」「国際政治・地域研究」の3分野から構成されます。また、学修者の専⾨能⼒を広げるために法律学科・経済学科の関連科⽬を隣接科⽬として履修できるようにしています。
- さらに、「プレゼンゼミ」「選挙特殊研究」「キャリア開発」「地⽅公務員特殊研究1〜4」等によって学⽣の⾃⼰実現を応援するカリキュラムを編成しています。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
⾃ら教養・基礎学⼒を修得し、⾃⽴的・主体的に学ぶことができる。【教養・基礎学⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 本格的な専⾨教育を受ける前に、全学共通の教養教育プログラムである「武蔵野INITIAL」を履修します。「建学」「スポーツ・⾝体」「情報」「外国語」「教養⽇本語」「Creating Happiness Program(CHP)」「フィールドスタディーズ」「インターンシップ」「全学教養ゼミナール」「寄付講座」などの科⽬群があり、中でも「SDGs基礎」「SDGs発展」が配置されるCHPは最も重要な柱となります。少⼈数制のゼミナールや授業を通じて、グループワークやプレゼンテーションなどの訓練を重ね、より実践的なコミュニケーション⼒やチームワーク形成⼒などを養成します。
政治と憲法の重要概念を正確に把握している【政治と憲法の専⾨性】
国内外の政治のしくみと諸問題を的確に理解している【⽇本政治と国際政治の専⾨性】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 必修科⽬「政治学原論」「憲法」を履修して、政治と憲法の重要概念を正確に把握します。
- 必修科⽬「⽇本政治論基礎」「国際政治学基礎」を履修して、国内外の政治のしくみと諸問題を的確に理解します。
⾏政とビジネスの専⾨的知識を⾝につけ、その状況や問題を分析しうるスキルを修得している【⾏政とビジネスの専⾨性】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 市役所の公務員になることを志望する学⽣には、資格対策科⽬「地⽅公務員特殊研究」が開講されています。
- 国家公務員や地⽅上級職(都道府県庁・東京都特別区・政令指定都市の職員)を⽬指す学⽣には「育成プログラム」が⽤意されています。
- ビジネス志向の学⽣は、「キャリア開発」を履修することが可能です。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
地⽅⾃治の担い⼿として、地⽅政府の問題を発⾒し、その解決策の提案につなげることができる。【課題発⾒⼒・主体性】
国際社会にふれることで、物おじしない態度とストレス耐性を⾝につけている。【主体性・実⾏⼒・ストレスコントロール⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 「地⽅政府研究」を履修する地⽅公務員志望者に、1年次夏期休暇を利⽤して市役所等を訪問させ、進路意識の醸成を促進します。
- 「江東区と武蔵野⼤学との選挙連携事業実施に関する協定」に基づいて開設された科⽬「選挙特殊研究」では、講義を受講するだけでなく、定期的に区役所で選挙管理委員会の事務局と若者の投票率を向上させる会議を開催します。さまざまな選挙啓発事業への参加をとおして、社会的・職業的⾃⽴に向けたキャリア教育を⾏います。
- さらに、本学科では、第2学期に必修科⽬を極⼒⼊れないカリキュラム編成にしていますので「第2学期留学プログラム」を活⽤した留学等へのハードルが低くなっています。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
古今東西の政治の歴史と理論に関する基礎知識を修得し、現代政治を批判的にとらえなおすための能力を身につけている。【論理的思考】
国内外の政治のプロセスを構造的に把握し、そこに内在する問題を認識し、その解決にむけた方向性を明示する能力を身につけている。【創造的思考力】
対応するカリキュラム・ポリシー
- <基幹科⽬群>の「政治学史」「⽇本政治外交史」「⻄洋政治史」などを履修して、政治史・政治理論に関する基礎知識を習得し、その今⽇的意義をあきらかにし、現代政治について批判的に思考する視点を⾝につけます。
- <展開科⽬群>の「公共管理論」「選挙分析」「政策過程論」などを履修して、⽇本政治・政治過程におけるのぞましい政策決定などを検討します。おなじく「国際関係論」「アジア政治論」「中国政治論」などを履修して、⽇本と各国の安定した関係を構築する⽅法などを考察します。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
⽇本語および外国語を⽤い、的確に読み、書き、聞き、他者に伝えることができる。【語学⼒・コミュニケーション⼒】
英語で⽂献を読むことができる。【英語による読解能⼒】
学習・研究の成果を⼀定時間内に正確に発表することができる。【プレゼンテーション⼒】
みずからのかんがえを明確かつ論理的にくみたてて意⾒交換することができる。【ディスカッション⼒】
みずからの研究成果を論⽂などにわかりやすくまとめることができる。【⽂章⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 「第2学期留学プログラム」を活⽤した留学等を通して、語学⼒・コミュニケーション⼒の向上を⽬指します。
- 「政治学英語⽂献講読」1は政治史・政治理論を、同2は⽇本政治・政治過程を、同3は国際政治・地域研究を、それぞれテーマとしています。本学科の学⽣は、上記1・2・3のいずれかを必ず履修しなければなりません。各分野の⽂献を英語で読んで国際的⽔準の研究成果を理解する能⼒を育成します。
- 2年次前期の「プレゼミ」を履修して、発表・討論などの基礎的な⽅法を修得します。3年次から4年次まで「ゼミナール1・2・3・4」を履修して、発表や討論を通して専⾨分野に関する知識を深化させて「卒業論⽂」を作成します。
- なお、2年次後期に履修する「プレゼンゼミ」では、素材として新聞記事などを使⽤し、時事問題や⼀般常識問題の理解を深めるとともに、プレゼン能⼒の向上を⽬指します。発表する学⽣も、それを聴取する学⽣も、時事問題や⼀般常識問題に関する⼀定程度の理解⼒を共有しておく必要があるため、履修するまでにニュース時事能⼒検定試験の準2級に合格することを、単位認定の要件とします。プレゼンゼミは必修科⽬ですので、本学科を卒業する学⽣は、就職活動前(おそくとも卒業前)までに、全員がニュース検定準2級以上を取得できます。
アドミッションポリシー
本学科は、政治・行政について学び、自己を取り巻く社会環境を理解し、公共精神と共生の視点を持った市民として、持続可能な社会の形成に貢献するための課題を発見し、具体的な解決策を立案できる人材を育成します。
もって、以下のような者の入学を求めます。
もって、以下のような者の入学を求めます。
志向性:将来の進路
- ビジネス分野で活躍したい者
- 地方公務員として地域社会の市民の幸福に貢献したい者
- 国家公務員として中央官庁で活躍したい者
- マスメディアの分野で活躍したい者
- 議会議員・政策秘書として政治の現場で働きたい者
- NPOやNGOで市民生活を支援したい者
- 国際機関で活躍したい者
期待する能力:知識・専門性
高等学校で履修するのが望ましい教科・科目
英語、国語、数学、地理歴史・公民。特に学んでおくべきは、世界史と日本史、政治経済。
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)
英語、国語、数学、地理歴史・公民。特に学んでおくべきは、世界史と日本史、政治経済。
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)
期待する能力:関心・態度・人格
地域や国際社会の問題に関心を持つことができる
期待する能力:思考・判断
- 物事を批判的にとらえることができる
- 独創的な考えを持つことができる
期待する能力:実践的スキル・表現
- 自分の意見を発表することができる
- 他者と討論することができる
- 他者の意見をふまえて、自己の意見を吟味することができる