教授インタビュー
経営学研究科 会計学専攻(2019年4月開設) 佐藤直人 教授
税理士を目指す皆さんを応援しています
経営学研究科会計学専攻(現在は、政治経済学研究科政治経済学専攻)で、青栁達朗教授と2人で租税法の授業と研究指導をしております。税理士資格取得を目指す皆さんを応援しております。
税法科目2科目免除に対応したカリキュラム
税理士は、税務・会計の専門職として人気のある職業であり、特に中小企業の経営者から頼りにされるやりがいのある仕事です。しかしながら、税理士になるには、難関とされる税理士試験に合格しなければなりません。税理士試験は、会計科目2科目と税法科目3科目の合計5科目に合格しなければなりませんが、大学院修士課程で所定の単位を取得し、税法の修士論文を執筆して修了すれば、国税審査会の審査を経て、税法科目2科目の免除を受けることができます。本研究科のカリキュラムは、税法科目2科目免除に対応しています。国税庁出身の教員2名体制で、手厚くきめ細かな指導を行ってまいります。
社会人の修学に対応しています
本研究科の授業は主として6時限(18:20~19:50)と7時限(20:00~21:30)に行われます。仕事を終えた社会人の大学院生が、出席できるように時間割が配慮されています。そして、入学試験も社会人入試の制度があります。該当者は、提出された入学願書と研究計画書をもとに、筆記試験を免除して面接により選考が行われます。また、入学後は、法学データベースであるTKCローライブラリーのIDが付与され、図書館が休館となる休日でも、自宅でデータベースを使用した研究や論文執筆ができます。充実した奨学金
すでに税理士試験の勉強をし、一部科目に合格している方もおられるかと存じます。本研究科では、入学の時に税理士試験2科目以上合格している方には、奨学金50万円を給付する教育支援奨学金を設けています。教育支援奨学金に該当しない方には、一定の基準で年間20万円の奨学金を給付する経営学研究科奨学金が用意されています。経済的な面からも、税理士を目指す皆さんを支援しています。
大学院経営学研究科で学ぶということ
大学院経営学研究科会計学専攻で税理士を目指して学ぶということは、税法や会計学のほかに、経営学関係の科目も学ぶことができます。また、税理士を目指す仲間とのネットワークを作ることもできます。将来、税理士となったときに皆さんの発展の源泉となると思います。
佐藤直人 教授
経歴
主な職務歴 | 伊集院税務署 税務署長 |
研究領域 | 税法 |
主な著作・論文 | 大陸棚・排他的経済水域における外国法人による天然資源の探査活動と課税ー排他的経済水域及び大陸棚に関する法律とオデコ・ニホン事件(姫路ロー・ジャーナル5号) |
教員紹介 |