学科紹介
環境科学の専門力と実践スキルを身に付けたプロフェッショナルを目指す
武蔵野大学 環境システム学科NEWS https://musashino-sustainability.org/
環境システム学科 ポータルサイト https://www.musashino-u.ac.jp/sustainability/
武蔵野大学環境プロジェクト https://mu-projects.com/
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学科DATA
取得できる学位
学士(環境システム学)
入学定員数 (2021年度)
70名
キャンパス
1年 | 2年 | 3年 | 4年 |
■2020年度までの入学生
■2021年度以降の入学生
武蔵野キャンパス | 有明キャンパス |
■2021年度以降の入学生
有明キャンパス |
学生男女比 (2020年5月1日現在)
男子172名 | 女子98名 |
64% | 36% |
目指す資格
● 中学校教諭一種免許状( 理科)
● 高等学校教諭一種免許状( 理科)
● 気象予報士
● 技術士補( 環境部門)
● 環境計量士
● 東京都ECO-TOP プログラム修了者登録証
● ビオトープ管理士
将来の職業イメージ
公務員
● 地方公務員(上級職・専門職) ● 国家公務員 ● 環境関連の特殊法人職員 など
環境ビジネス関係
● 環境系企業 ● 一般企業(CSR・CSV部門環境配慮型製品・サービス企画開発部門等) ● 環境コンサルタント、EMS 監査員 など
教育関係
● 中学・高等学校教諭(理科) ● 企業・団体研修講師 ● 社会教育施設などの講座企画担当者 ● 科学館等の科学コミュニケーター など
大学院進学
● 本学大学院環境学研究科 環境マネジメント専攻 ● 他大学大学院環境系研究科(自然科学系・社会科学系・人文科学系) など
● 地方公務員(上級職・専門職) ● 国家公務員 ● 環境関連の特殊法人職員 など
環境ビジネス関係
● 環境系企業 ● 一般企業(CSR・CSV部門環境配慮型製品・サービス企画開発部門等) ● 環境コンサルタント、EMS 監査員 など
教育関係
● 中学・高等学校教諭(理科) ● 企業・団体研修講師 ● 社会教育施設などの講座企画担当者 ● 科学館等の科学コミュニケーター など
大学院進学
● 本学大学院環境学研究科 環境マネジメント専攻 ● 他大学大学院環境系研究科(自然科学系・社会科学系・人文科学系) など
先輩たちの就職・進学先
日立製作所/住友林業緑化/ネクストエナジー・アンド・リソース/積水ハウス/環境管理センター/東急リバブル/JTB/オイシックスドット大地/全国農業協同組合連合会(JA全農)/千葉県庁(技術職)/中学校教員(埼玉県、横浜市)/京都大学大学院/筑波大学大学院/早稲田大学大学院/武蔵野大学大学院 他
就職率(2019年度実績)
94.2%エネルギー、水、食糧、衣服などわたしたちが普段使ったり消費したりしているものはどこから来ているでしょうか?それはこの先も永遠に得つづけられるのでしょうか?環境システム学科では、地球環境や資源を保全し、人類が持続的に豊かに暮らしていくための方法を、エネルギー、資源、生態系、経済などの面から多面的に考えます。そのためには人と自然、人と人の「繋がり」を考える必要があります。その繋がりを理解し、考えて行動していくことがシステム思考であり、私たちは“繋がり学”を追求しているのです。そこに、理系・文系の区別はありません。誰もが地球で暮らす一員です。人が地球上でずっと幸せに暮らし続けられるように、あたらしい未来をつくっていきましょう。
3.11 東日本大震災はわが国のシステムが抱えるさまざまな問題を顕在化しました。その一つが専門教育のあり方です。著名な専門家が結集した復興会議であっても遅々として議論が進まず復興活動の迅速な実施が損なわれたということがありました。科学技術の進展に伴い、必要となる知識も高度化し、学問は専門分化することで深化を遂げました。他方、自分の狭い専門領域以外は素人同然の専門家ばかりを生み出し、全体像を把握できる専門家の欠如をきたしています。
これが先の復興会議が失敗した原因の一つです。「未来のグランドデザインを描くことができる環境の専門家」を求める時代の要請に応え、本学科では伝統的な環境学の専門教育に加えて、システム思考に基づき俯瞰的な見方の熟達を意図した新発想の授業も用意。さらに社会全体をLiving Laboratory for Sustainability(持続可能性のためのリビング・ラボ)と見立て、コミュニティ、行政、企業、NPO等と協働して”生きた“問題を解決するための社会イノベーションの創出に取り組んでいます。本学に入学して、私たちの「学びの共同体」で一緒に持続可能な未来をつくりませんか。
これが先の復興会議が失敗した原因の一つです。「未来のグランドデザインを描くことができる環境の専門家」を求める時代の要請に応え、本学科では伝統的な環境学の専門教育に加えて、システム思考に基づき俯瞰的な見方の熟達を意図した新発想の授業も用意。さらに社会全体をLiving Laboratory for Sustainability(持続可能性のためのリビング・ラボ)と見立て、コミュニティ、行政、企業、NPO等と協働して”生きた“問題を解決するための社会イノベーションの創出に取り組んでいます。本学に入学して、私たちの「学びの共同体」で一緒に持続可能な未来をつくりませんか。
私の専門は環境地球化学で、今は化学物質について研究しています。化学物質は人が生産、消費することで人・社会から環境へと移動します。社会から環境への移動ルートが多岐にわたることや、物質の持つ化学的な特徴が循環に大きく寄与するため、結果として複雑です。しかし移動に伴い生じるリスクや、環境負荷の低減を目的とした健全な社会の維持管理を考えると、物質の循環システムを把握することは重要です。ゼミのテーマは、化学物質が水環境に与える影響について。つまり水質汚染の問題に取り組んでいます。近年、医薬品(化学物質)が生活排水とともに川や海に排出されていることが問題になっています。医薬品は、本来、病原菌を退治するために使われますが、水環境の中では殺す必要のないものまで殺してしまい、生態系への影響が危惧されています。この問題は、都市の大きな課題でもあるため、有明キャンパスは、絶好の学びのステージ。都心にある立地を活かして、学生たちはフィールド調査を行い、解明に取り組んでいます。このように、本学科での学びは、持続可能な社会の構築に必ず役立ちます。ここで身に付けた知識を活かし、ともに未来を切り拓いていきましょう。