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工学部

サステナビリティ学科

- 学びのキーワード

#サステナビリティ

#SDGs

#気候変動

#再生可能エネルギー

#リサイクル

#グリーンインフラ

#地域づくり

持続可能な未来のビジョンを持ち、社会と環境をデザインし、実現を担う人材を育成する。

有明キャンパス

3つの特長

社会と環境をデザインし実現する力を身に付ける2つのコース

本学科では文理融合型カリキュラムを採用し、サステナビリティを推進する能力を身に付けられるよう 2つのコース(履修モデル)を用意しています。自分の興味関心、希望する進路に応じてコース(履修モデル)を参考に学生が選びたい科目を自由に選択して、授業を組み立てることができます。「ソーシャルデザインコース」では、多様な人との協働によりサステナビリティを推進する仕組みや事業をデザインし実行する力を身に付けることができます。「環境エンジニアリングコース」では、環境調査や分析、設計など工学的な方法により環境問題の解決策を検討し、提案する力を身に付けることができます。

実社会をフィールドにした活きた学び「サステナビリティプロジェクト」

本学科では実社会の「本物」の課題に向き合うプロジェクトをカリキュラムの中心に置いています。1年次から3年次にかけて行う必修科目「サステナビリティプロジェクト」では、現実社会の課題を見つけ、その解決に挑戦します。企業や地域社会と連携し現実社会の課題を解決する実践型プロジェクトや、課題解決の前の先進的な研究を行う探究型プロジェクトがあります。「サステナビリティプロジェクト」には1週間に400分の時間があてられており、まさに本学科の学びの中心となります。他の専門科目は、プロジェクトと有機的につながっており、プロジェクトに必要な知識や考え方、スキルを専門科目で学ぶ形となります。

持続可能な未来のビジョンを持ち、社会と環境をデザインし、実現する力を身に付ける

ますます大きくなる環境危機や貧困格差、紛争・戦争に伴う人権・難民問題、特に日本で顕著な人口減少、地方の衰退などのさまざまな環境・社会問題を解決し、乗り越えていくため、サステナビリティ(持続可能性)やSDGsの考え方の重要性は一層高まっています。本学科では、ソーシャルデザインと環境エンジニアリングの力で、人間社会と地球環境のサステナビリティを実現する力、企業や行政、NPOなどで具体的に推進する力を身に付けることができます。

カリキュラム

1年次

「サステナビリティ学と創造的学び」でサステナビリティとは何かを集中的に学びます。3 年次まで取り組む「サステナビリティプロジェクト」では、現実の社会課題に向き合い、主体的に考え行動する姿勢を身に付けます。

2年次

ビジネス・経営系科目や教育・心理系科目等で構成された『ソーシャルデザインコース』と、エネルギー・気候変動系科目や資源循環系科目等の『環境エンジニアリングコース』の学びが始まります。

3年次

1 年次から選択可能な「サステナビリティ学社会実践演習」では学生が企業やNPO、行政などの社会現場に赴き実習を行います。基礎知識を応用し、実課題の解決に向けた実践的な学修をします。

4年次

社会や環境のサステナビリティに関して問いの設定から、調査分析、結果の提示といった研究活動に取り組みます。卒業後のあらゆる分野で活躍が期待されるSDGs 達成のための推進力を修得します。

学生の声

松の木を使った浄水器を開発中。
サステナブルな世界の実現に貢献したい

小漉 健太

3年 桐蔭学園高等学校(神奈川県) 出身

高校生のとき、家の周りにある松林を有効活用できないかと思い、松の木を使った浄水器の研究・開発を始めました。その研究を大学でも続けたかったのと、次世代のリーダーになるにはサステナビリティの知識を身に付ける必要があると考えたため、この学科を選びました。

この学科にある2つのコースのうち、私はソーシャルデザインコースを選択し、環境に関することだけでなくビジネスについても学んでいます。完成した浄水器を活用するための資金集めや体制づくりには、起業家に必要な知識が必要だと考えたからです。現在は3Dプリンターを使って試作品を製作するなど浄水器の完成に向けて励んでいます。学科の先生方は学生と距離が近く、私の研究にも親身になってアドバイスをくださいます。完成したら発展途上国でこの技術を活用し、水問題の解決に貢献したいです。

今後浄水器の研究を進めていく中で、英語の論文を読んだり海外の人たちと一緒に活動したりすることもあると思います。そのため、語学の勉強にも力を注いでいくつもりです。自分で進めている研究と、授業で身に付けたビジネスの知識を活用して、将来はサステナブルな社会に貢献できる会社を設立したいです。高校生のみなさんも、失敗を恥ずかしがらずに「try and error」の精神で、高校生の時からいろいろな挑戦をしていってもらいたいと思います。

サステナビリティ学科 Student’s Voice(2024年4月公開)

取得できる資格

  • 技術士補( 環境部門)
  • 環境カウンセラー( 環境省)
  • 自然体験活動指導者(NEAL )
  • ビオトープ計画管理士2 級
  • グリーンセイバー検定
  • 東京都ECO-TOPプログラム修了者登録証 など

将来の職業イメージ

あらゆる分野の企業、国・自治体、NPO などでサステナビリティを推進する担当者
あらゆる分野における環境・社会問題を科学や技術で解決する技術者・研究者

  • サステナビリティ推進に携わる国や自治体の公務員
  • 企業のサステナビリティ推進担当・責任者
  • リサイクル、資源循環を推進するエンジニア
  • 省エネや自然エネルギーを推進する専門家
  • 環境コンサルタント
  • サーキュラーエコノミーを推進する企業担当者
  • 社会課題解決を目指す社会的起業やNPO
  • 地域づくりNPOの職員
  • サステナビリティに関するイノベーター など

卒業生の進路

進学

シドニー大学大学院/京都大学大学院/横浜国立大学大学院/早稲田大学大学院/武蔵野大学大学院 他

就職

清水建設/住友林業緑化/LIXIL/YKK AP/新日本空調/能美防災/パナソニック環境エンジニアリング/潤工社/日立システムズ/良品計画/横浜銀行/住友生命保険/伊藤忠プランテック/東京電力ホールディングス/東日本旅客鉄道/東急電鉄/環境省/東京国税局/千葉県庁(技術職)/葛飾区役所(行政職)/JA山武郡市 他

※ 環境システム学科(サステナビリティ学科の前身)の実績

卒業生の声

教員メッセージ

持続可能な社会づくりに向けた
学びと実践を!

三坂 育正 教授

九州大学大学院博士課程
総合理工学研究科環境エネルギー工学専攻修了[博士(工学)]
研究領域:都市・建築環境工学、ヒートアイランド、環境気象学

気候変動に代表される環境問題をはじめ、社会・経済における様々な問題の解決には、正しい知識や最新・正確な情報に基づいた対策・取組みの実践が求められます。当学科では、社会の新しい仕組みをデザインする手法を学ぶソーシャルデザインと、環境問題の工学的な解決を考える環境エンジニアリングの2つの分野で構成される授業から、幅広い知識やスキルの修得ができます。さらに、実社会をフィールドとした実践型プロジェクトや、学びの中で生まれた問いを探求する研究活動を通して、専門性を高めることも可能です。広い視野と専門的な知識・スキルを活用して、持続可能な社会づくりへの貢献を目指す皆さんに期待します。

教員メッセージ

誰もが持っている創造性を発揮して、
社会をデザインする

鈴木 菜央 准教授

東京造形大学 デザイン学部 デザイン学科[学士(造形)]
NPOグリーンズ代表
greenz.jp編集長
研究領域:サステナビリティ学、デザイン学

私の専門分野は、ソーシャルデザイン(人と人がいかしあう社会の仕組みのデザイン)、コミュニティデザイン(持続可能な社会に向けた地域共同体のデザイン)、そしてパーマカルチャーデザイン(人と自然がいかしあう暮らしと社会のデザイン)です。本学科で私がみなさんと共に学び、成長したいのは、特に次の3つです。①自分自身と出会い直し、自分の心からやりたいことをみつけ、それに向かって歩み続ける力(価値観)。②未来の暮らしや社会が「こうだったら最高」というビジョンを観る力をつける(ビジョン力)。③人を生かし、活かしあえる豊かな関係性がある場をつくりだし、未来を共に創造する力(共創力)。私は、一人ひとりの中の創造性を発揮すれば、かならず持続可能な社会はつくれるし、そんな生き方は最高にかっこいいのではないかと思っています。僕らと一緒に最高の学びを実践していきましょう!

教員メッセージ

グローバルにサステナビリティを考える

伊尾木 慶子 講師

京都大学大学院農学研究科
博士課程修了[ 博士(農学)]
研究領域:景観生態学、森林計画学

ふだんコンクリートに囲まれた都会で生活している私たちには少し想像しにくいですが、世界各地では土地の改変や過度な森林伐採などによる生態系の減少・劣化が急速に進んでいます。人間活動や自然災害、気候変動が与える生態系への影響や生物多様性の現状を把握するため、近年さまざまな技術が開発され、利用されるようになってきました。本学科ではそうした技術を使って、自然環境の保全に必要なスキルを身につけるための授業を展開していきます。また、現地で暮らす人々がどのように環境と関わり、恩恵を得ているかを理解することもとても重要です。持続可能な社会の実現に向けて、身近な場所から遠い海外まで様々な地域の現状や事例を通じて一緒に考えていきましょう。