武蔵野大学は言語聴覚士を養成・支援します!
本学で学べる「複数」のコース
Q.修得した単位は認定されますか?
ただし、その場合でも、受講はしていただきます。
Q.大学卒業者対象の専門学校(2年制)との違いについて教えてください。また、武蔵野大学の言語聴覚士養成課程や言語聴覚コースで学ぶ特別な魅力は何ですか。
国家資格の取得を目指すという点では特段変わりはありません。ただ、本学では専攻科(言語聴覚士養成課程)・大学院(人間社会研究科 人間学専攻 言語聴覚コース)のいずれも、国家試験の合格をゴールに据えるのではなく、国家試験合格後を見据え、臨床と研究のできる言語聴覚士の輩出を目指しています。
また総合大学としてのスケールメリットがさまざまなイベントや講義・実習・学生生活に生かされています。
大学敷地内にある附属幼稚園・保育園での実習をはじめとして、看護・薬・人間科学・教育学部などとの連携により、多彩な体験が実現できます。
学外の地域や施設、卒業生との交流・連携もさかんで、1年生の早期から見学実習等で言語聴覚士として歩む先輩がたの後ろ姿を見ることができ、より具体性を持って座学に取り組むことができます。これらの体験の一部はNOTEにて発信していますので、是非ご覧ください。
Q.専攻科(言語聴覚士養成課程)と大学院(人間社会研究科 人間学専攻 言語聴覚コース 2年制)の違いについて教えてください。
国家試験の受験要件を満たすため、大学院においても専攻科との合同授業で同一の科目・単位数(85単位)を履修し、国家試験の合格を目指します。
大学院では、それに加えて特定課題研究演習を履修し、研究論文(修士論文)の審査に合格することで、学位として修士(言語聴覚学)を授与されます。
Q.特定課題研究演習とはどのようなものですか。修士論文とは違うのですか。
修士論文にほぼ該当するものですが、若干規模の小さい研究とお考え下さい。取得単位数も通常の修士論文8単位の半分の4単位です。
Q.大学の出身学部に制限はありますか。
基本的にはありません。ただし、学部において関連科目を多く学んだ方の方が、まったく分野の異なる学部のご出身の方より、入学後の学修が楽であるということは否定できません。関連領域とは、医学、言語学、心理学、教育学、生命科学、社会福祉などです。
Q.年齢制限はありますか。
出願の時点で年齢制限はありませんが、国家資格取得後の就業という点で、年齢制限がまったくない、とは言えないでしょう。
Q.アルバイトをしながらの通学は可能ですか。
お薦めはしていません。授業自体がかなりハードであること、予習・復習・授業外での課題に必要な時間などを考えると、2年間は修学に専念できる環境を整えていただく必要があります。
Q.入学後の忙しさについて教えてください。
授業は、通常1限から5限の間に入ります。1限の開始時刻は午前8時50分、5限の終了時刻は午後6時30分です。すべてのコマが埋まるわけではありませんが、空いているコマを利用して、予習・復習、検査の練習、グループワークの話し合いなどを行うことになります。
Q.実習について教えてください。
臨床実習には、見学実習と評価/総合実習があり、当コースでは1年次より見学実習が組まれています。1日単位の学内での幼稚園・保育園の見学実習(1年次1学期に2日間)から始まり、夏季休暇中には1週間の実習を成人領域・小児/聴覚領域のそれぞれ計2週間行います。これにより、1年次から病院や施設の雰囲気や言語聴覚療法の実際に触れることができ、有機的な関連性をもって基礎の学びを固めることができます。
2年次には本格的な臨床実習が始まり、夏季休暇期間を含め6月~9月中旬まで前期4週間・後期8週間の評価/総合実習を行います。実習施設は病院・介護・小児療育施設など様々ですが、なるべく多様な領域を経験できるよう、配属します。実習地は東京・神奈川・埼玉・千葉が中心となります。各学生への実習地の配属は大学に一任していただきます。医療機関での実習が多いため、予防接種が必要になります。また、宿泊が必要になる場合もありますので出願の際はご注意ください(宿泊費は学費に含まれます)。
Q.専攻科(言語聴覚士養成課程)の試験問題と対策について教えてください。
試験科目は国語総合と小論文です。国語総合では、言語学・心理学・哲学などの領域のテキストを題材に、読解力と文章表現力を審査するとともに、SPIに準拠した国語問題で一般常識・適性を審査します。小論文では、脳・ことば・コミュニケーションなどのテーマで1,200字程度の文章を書いていただきます。論理性や文章構築力を審査します。日ごろから読書習慣を付けておくことをお勧めします。
Q.大学院(人間社会研究科 人間学専攻 言語聴覚コース)の試験問題と対策について教えてください。
試験科目は英語と小論文です。英語では、脳科学系などのテキストなどを題材に、読解力を中心に、大学受験レベルの英語力を審査します。日ごろから英字新聞のサイエンス記事などに親しんでおくことをお勧めします。小論文は基本的に専攻科と同様です。
Q.大学院(人間社会研究科 人間学専攻 言語聴覚コース)に出願する際の注意点を教えてください。
これは絶対ではありませんが、学部時代に少しでも関連のある研究テーマで卒業論文を書いていることが望ましいです。なぜなら、研究論文を書いた経験のない状態で、2年間という短期間で、国家資格の取得と論文の完成を両立させることはかなり大変だからです。そして、大学院合格のポイントは、何と言っても研究計画です。研究の内容が、修士号に値するものであり、且つ、2年間で成就可能なものであるかどうか、に尽きます。大学院に出願をお考えの方は、まず、入学試験要項(本学ホームページよりダウンロード)をご確認の上、出願前に必ず武蔵野学部事務課(Tel.042-468-3350)にご連絡ください。研究指導が可能な教員とその専門分野および希望する研究内容について相違がないことを確認します。必要に応じて、ご遠方の方には研究指導教員がZoomでのご相談も検討いたします。
Q.武蔵野大学が目指す言語聴覚士像や、他校と異なる教育理念などがあれば教えてください。
どのような専門職においても、専門知識・技能を備えているだけでは十分とは言えませんが、言語聴覚士は、とりわけ基礎教養と人間力を必要とする職種です。日本で、総合大学の人間科学部を基幹学部としている言語聴覚士の養成課程は本学が唯一です。
言語聴覚療法学を、単なる技能ではなく人間学の一分野に位置づけ、専門知識・技術はもちろん、幅広いリベラルアーツを備えた言語聴覚士の輩出を目指します。
Q.学費はどのくらいかかりますか?
専攻科(2年間)で2,484,000円
Q.奨学金制度について教えてください。
こちらをご参照ください。
さまざまな背景を持つ学生と共に学ぶ
大学院・専攻科入学者の出身大学・学部一覧(一部)
出身校 | 出身学部 | 出身校 | 出身学部 |
茨城大学 | 人文学部 | 東洋英和女学院大学 | 人間科学部 |
植草学園大学 | 発達教育学部 | 獨協大学 | 外国語学部 |
小樽商科大学 | 商学部 | 富山大学 | 文学部 |
お茶の水女子大学 | 生活科学部 | 日本社会事業大学 | 社会福祉学部 |
お茶の水女子大学 | 文教育学部 | 日本女子大学 | 家政学部 |
お茶の水女子大学 | 文教育学部 | 文教大学 | 情報学部 |
学位授与機構 | 看護学部 | 法政大学 | 現代福祉学部 |
関西学院大学 | 社会学部 | 北陸大学 | 外国語学部 |
京都大学 | 総合人間学部 | 松山大学 | 経済学部 |
京都外国語大学 | 外国語学部 | 武蔵野大学 | 政治経済学部 |
共立女子大学 | 文芸学部 | 武蔵野女子大学 | 現代社会学部 |
慶應義塾大学 | 法学部 | 武蔵野美術大学 | 造形学部 |
慶應義塾大学 | 文学部 | 明治学院大学 | 社会学部 |
駒澤大学 | 文学部 | 明治学院大学 | 心理学部 |
札幌学院大学 | 法学部 | 明治学院大学 | 文学部 |
産業能率大学 | 情報マネジメント学部 | 立教大学 | 現代心理学部 |
実践女子大学 | 生活科学部 | 立教大学 | 文学部 |
成城大学 | 社会イノベーション学部 | 立命館大学 | 経済学部 |
筑波大学 | 情報学群 | 立命館大学 | 産業社会学部 |
筑波大学 | 人間学群 | 立命館大学 | 文学部 |
都留文科大学 | 文学部 | 和歌山大学 | 教育学部 |
東海大学 | 教養学部 | 早稲田大学 | 商学部 |
東京大学 | 文学部 | 早稲田大学 | 第一文学部 |
東京女子大学 | 現代教養学部 | 早稲田大学 | 人間科学部 |
東京農工大学 | 工学部 | 横浜市立大学 | 商学部 |
東洋大学 | 社会学部 | 中央民族大学(中国) | 文学部 |