学科ポリシー
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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー
学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針
多文化共生の時代において、複数の外国語の運用能力と異文化コミュニケーションに関わる知識を獲得し、異文化を背景に持つ人々との協働作業を通して、多様な価値観を十分に理解できるようになるための教育を行うのが、本学科の特徴です。そして、グローバル化の時代にふさわしい文化的・社会的に活躍できる人材を育成することが目標です。特に、仏教精神に見られるような他者への寛容な態度に基づく、異文化コミュニケーションの視点を学ぶことによって、これからの時代に欠かせないグローバルな教養や柔軟な思考と態度を身につけた人材を育てます。
また、外国語の高い運用能力を獲得し、様々な文化背景を持つ人々とのさまざまなコミュニケーション活動を実践することにより、問題発見や課題解決の能力、さらには異文化理解能力、異文化適応能力を身につけます。
また、外国語の高い運用能力を獲得し、様々な文化背景を持つ人々とのさまざまなコミュニケーション活動を実践することにより、問題発見や課題解決の能力、さらには異文化理解能力、異文化適応能力を身につけます。
学科のカリキュラム・ポリシー概要
- 多⽂化共⽣社会で求められるような資質を持つ⼈材育成のためのカリキュラムと、異⽂化の⼈々とのコミュニケーションの⼿段としての⾼度な⾔語運⽤能⼒を⾝につけるためのカリキュラムを⽤意しています。
- 具体的には、グローバルな教養と知識を獲得するための科⽬として、1年次に「基礎ゼミ」、2年次に「プレゼミ」があり、⼤学における学習スキルとして、アカデミック・リーディング、⽂献調査法、エッセイ・ライティング、プレゼンテーション、ディベートなどを学びます。ここで扱うテーマは、グローバル・イシューと⾔われる社会的な問題や⽇本と外国の歴史や⽂化、そして、異⽂化理解などです。また、2年次前期の全員留学において、アメリカに5か⽉間滞在し、アカデミックな英語を学び、⾃⽴⼼や発表能⼒を⾝につけ、異⽂化に対する感受性も養っています。2年次後期科⽬の「グローバルスタディーズ」では、1年次の武蔵野INITIALにおける「SDGs」をさらに発展させた内容を学ぶことができます。こうした科⽬を学修した上で、3・4年次には、学⽣の興味と関⼼に応じて「ゼミ/Seminar」もしくは「課題研究演習」を選択し、より専⾨的に調査・研究を⾏うカリキュラム構成になっています。⾼度な⾔語運⽤能⼒を⾝につける科⽬としては、英語科⽬群、⽇本語科⽬群、中国語科⽬群が設けられ、原則的には、⾃分の⺟語以外の2つの⾔語科⽬群を履修し、それぞれ4年間で⾼度化していきます。英語科⽬群と中国語科⽬群を履修する学⽣は、基本的なコミュニケーション能⼒を育成する科⽬(Integrated Skills forCommunication、中国語)と、⾔語運⽤能⼒を定量的に⽰していくための科⽬(Integrated Skills for Qualifications、中国語資格試験演習)を履修します。また、2年次からは、コンテント・ベースを中⼼にした内容を学修する科⽬では、⾔語運⽤能⼒を修得していくことができます。また、テーマ別の選択科⽬で、専⾨的な内容を学修します。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
⾃ら教養・基礎学⼒を修得し、⾃⽴的・主体的に学ぶことができる。【教養・基礎学⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 本格的な専⾨教育を受ける前に、全学共通の教養教育プログラムである「武蔵野INITIAL」を履修します。「武蔵野INITIAL」では、⼤学での学修に必要な基盤的な技法と知識の修得を⽬的として、「建学」、「スポーツ・⾝体」、「情報」および「教養⽇本語」を学びます。また、「Creating HappinessProgram (CHP)」において、世界の幸せを考えるための具体的な問題を学修しているので、さらに2年次の「グローバルスタディーズ」において、世界に⽬を向け、広い視野を備えたすぐれた⼈格の形成を⽬指します。
異⽂化コミュニケーション学、社会学、コミュニケーション学、言語学などの知⾒を理解し、そこから⾒えてくる問題点を分析できる【専⾨能⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 武蔵野INITIALで培った基本的な能⼒をさらに専⾨的に学ぶことができるカリキュラムとして、異⽂化コミュニケーション学、社会学、コミュニケーション学、⾔語学などの知⾒を理解し、そこから⾒えてくる問題点を分析できる学科専⾨科⽬を⽤意しています。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
様々なグローバル・イシューについて、何が問題なのかを理解し、その解決に取り組むことができる【課題発⾒⼒】
⽇本⼈学⽣と留学⽣がともに学ぶことにより、課題やテーマ設定を学⽣⾃らが⾏い、様々なリサーチを実現していくことができる【主体性・実⾏⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- ⽇本⼈学⽣と留学⽣が共に履修していることを利点として、コンテント・ベースの学科専⾨科⽬群などの科⽬で、⾃⼰と他者を理解し、授業において主体的に創造⼒を発揮できるカリキュラムになっています。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
外国語を学修することは、⺟語とは違う構造や⽂法を持つ⾔語に対して、論理的に向き合うことである。そのことによって、固定観念にとらわれない、柔軟な思考様式を⾝につけることができる【論理的思考】
課題について、学⽣⾃らが主体的に調査・研究し、その課題を解決できる【課題解決⼒】
異⽂化コミュニケーションを学ぶことにより、世界中の様々な論理や思考、さらには、⽂化差を理解することができる【創造的思考⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- ⾔語共通科⽬群では、「英語翻訳演習」「英語通訳演習」「中国語翻訳演習」などの科⽬で、⺟語とは違う⾔語構造を学び、創造的思考が⾝につくカリキュラムとなっています。また、2年次の全員留学を経験することによって、課題解決⼒や異⽂化における情報分析⼒や判断⼒なども⾝につけることができます。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
⽇本⼈学⽣は、英語と中国語の⾼度な運⽤能⼒を⾝につけ、留学⽣は、⽇本語と英語の⾼度な運⽤能⼒を⾝につける【語学⼒・コミュニケーション⼒】
外国語を徹底的に学ぶことにより、⾃分の考えをしっかりと組み⽴て、それを他者に説得⼒を持って語ることができる【表現⼒】
対応するカリキュラム・ポリシー
- 2年次の全員留学により、プレゼンテーション能⼒や⾃ら発信する能⼒を実践的に⾝につけることができます。また、資格試験演習科⽬においても、集中的に外国語を学習し、実践的な⾔語運⽤能⼒を獲得するためのカリキュラム編成になっています。3年次からのゼミ・課題研究演習では、レポートや論⽂の執筆を中⼼に、説得⼒のある表現形式を実践的に学びます。
アドミッションポリシー
本学科は、グローバル社会の要請に対応できる、複数の実践的な語学力・国際教養を備えた人材を育成します。
もって以下のような者の入学を求めます。
もって以下のような者の入学を求めます。
志向性:将来の進路
- 英語・中国語など複数の言語を駆使して、グローバル化した社会で活躍する希望を持つ者
- 多様な文化に関心を持ち、理解していく意欲を持つ者
- 異文化に対して高い感受性を持つ者
期待する能力:知識・専門性
高等学校で履修するのが望ましい教科・科目
英語、国語、地理歴史(日本史、世界史)
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)、中国語検定(3級以上)
日本語以外の言語を母語とする学生は、日本留学試験260以上、日本語能力試験(N1合格)
英語、国語、地理歴史(日本史、世界史)
高等学校で取得するのが望ましい資格等
実用英語技能検定(2級以上)、中国語検定(3級以上)
日本語以外の言語を母語とする学生は、日本留学試験260以上、日本語能力試験(N1合格)
期待する能力:関心・態度・人格
- グローバルな事象に強い関心を持ち、それらを自らの問題としてとらえる態度を持つ者
- さまざまな文化的価値観に対する関心を有し、異文化の人々と積極的にコミュニケーションをとろうとする者
期待する能力:思考・判断
- 自ら世界に目を向け、さまざまな問題に対し柔軟な思考によって判断を行うことができる者
期待する能力:実践的スキル・表現
- 母語および外国語を用い、的確に読み、書き、聞き、話し、他者に自分の意思を伝えることができる者
- 他者の話を傾聴し、他者と協働し、目標実現のためにチームワークがとれる者