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グローバル学部

日本語コミュニケーション学科 カリキュラム

カリキュラム

カリキュラムおよび学科科目は下記の「履修要覧」よりご確認ください。

授業紹介

日本語コミュニケーション学科には、魅力的な授業が盛りだくさん!
その一部をご紹介します。

1年次開講

基礎ゼミ

大学での学びをより豊かにするために図書館の活用方法等を学ぶとともに、日本人と留学生から成る“多文化チーム”でプロジェクトに取り組みます。具体的には、全1年生を対象に実施するアンケート調査の設問を検討し、調査を実施、その結果をもとに「日本語コミュニケーション学科紹介動画」を制作することで、調査力・分析力・発信力を磨きます。
また、大学生活の基盤を作るため、担当教員が個別に相談にのるなど丁寧にサポートをしています。

異文化コミュニケーション

授業の前半は、テキストをもとに異文化コミュニケーションに関する基礎的な理論について学ぶとともに、内容を深く理解するために毎回テーマを決めてディスカッションを行います。また授業の後半は、グループでテーマを決め、前半で学んだ理論と日常生活で接する事柄がどのように関係しているかを調査することで、理論をより深く理解することを目指します。

日本語学概論

身近な言語現象を具体的に検討することから日本語を客観的に把握し、考える力を培います。同時に、日本語学、日本語教育の基礎知識を学ぶことで、日本語を教える際に必要な「教師力」についても具体例を通し理解します。

観光学概論

人々の余暇生活や地方部の過疎化、災害からの復興、外国人旅行者の来訪による交流や経済面での効果など、観光学は身近な事柄を扱います。
この授業では、日本の観光資源や観光産業・観光地の概要、旅行マーケットの状況等について学ぶことで、単なる“楽しみ”としての観光だけでなく、社会が抱える課題の解決策の一つとして「観光」に期待される役割・可能性について理解します。

2年次開講

プレゼミ

前期は、学生がチームでワークショップをデザインし、お互いに参加者としてフィードバックをし合うことで、企画立案から実践・振り返りまでを協働的に遂行することの意義を深く理解する取り組みを行っています。
後期は、各学生がテーマを決めて、4000字程度のレポート作成に取り組みます。テーマについて論理的に考え、文献を適切に引用しながら見解を説得力を持って述べる方法を学びます。

日本語教授法概論

日本語を外国語として教えるために必要となるコースデザインや評価、教材、教案作成等の方法を、ディスカッションを通して学びます。また、日本語学習者や国内外における日本語教育の現状と課題についても網羅的に学びます。

日本研究(観光・ビジネス)

「観光」は産業としてのすそ野が広く、学び方にも様々なアプローチがあります。観光学の知識を体系的に学ぶとともに、観光地における具体的な事例について、ケーススタディの手法等も用いて理解を深めます。

3年次開講

ゼミ

3年次になると、探求したい研究テーマを定めてゼミを選択します(全員がゼミに所属)。
ゼミでは文献購読や議論、フィールドワーク、各種調査等の活動を行い、その集大成として卒業論文を執筆します。

グローバルプロジェクト

今日のグローバル世界を取り巻く様々な ISSUES(問題、課題)について、SDGsの実現を念頭に、日本語コミュニケーション学科の特色である日本人学生と留学生がほぼ同数である学習環境と、学科の専門性を活かし、日本人学生と留学生で協力し合って問題解決の糸口を模索します。

共生日本語教育実習

日本語を教えるための実践力を養います。学習者がいかに自分のことを日本語で表現できるかを考え、教案を作成し模擬授業を行います。外国語として日本語を学んできた留学生と、日本語を母語とする日本人学生が協働でコメントをし合いながら新たな気づきを得られる点が本学科の日本語教育実習の大きな特徴です。