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グローバル学部

グローバルコミュニケーション学科

- 学びのキーワード

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#多文化共生

#異文化コミュニケーション

「英語」「中国語」「日本語」の3言語を必修として学び、実践的なコミュニケーション能力を身に付けるとともに、グローバルイシューや異文化に関する知識及びスキルを修得することにより、グローバルな環境で活躍できる人財を育成する。

有明キャンパス

特設誘導バナーエリア

全員留学について(令和6年度まで)

3つの特長

Feature 01

多文化共生社会で必要とされる
異文化コミュニケーション力

世界には7 , 000 以上の言語があり、その言語圏の国・地域ならではの文化や価値観があります。グローバルな社会においては、異文化を背景に持つ人々との協働作業を通した多様な価値観の理解と、他者への寛容な態度や柔軟な思考が不可欠です。授業でのグループワークや「全員留学」などのアクティブな学びを通して、他者と自己を理解し、身近な「異」に対する感受性を高めます。

Feature 02

英語・中国語の高度な言語運用能力

英語と中国語の習得を核として、グローバル社会のニーズに対応できる言語運用能力を育成します。授業では、アカデミック・リーディング、文献調査、エッセイ・ライティング、プレゼンテーションやディベートなどを通して、自ら発信する力を習得します。異なる言語や文化を尊重する態度を養うとともに、グローバルな舞台で言語運用能力を発揮できるトライリンガル人材を目指します。

Feature 03

グローバルイシューに関わる
問題解決能力

英語圏や中国語圏をはじめとする海外の歴史や文化・社会などのグローバルな教養と知識を学び、グローバルイシューに対する意識と問題解決能力を高めます。国際的に活躍する講師によるレクチャーや講演会、卒業生との交流、学科独自の「就職キャリアガイダンス」などの機会を通して、グローバル企業への就職や海外の大学院進学などをサポートします。

学科の特長の詳細を見る

カリキュラム

1年次

  • アカデミック・スキルズの習得
  • 英語・中国語・日本語の運用能力の向上
  • グローバル社会への興味・関心の深化
  • 留学準備

2年次

  • 全員留学
  • 総合的な言語運用能力の習得
  • グローバルな課題についての探究
  • 専門的な学びへの移行

3年次

  • 言語・文化・コミュニケーションに関する専門知識の拡充
  • 関心のある研究テーマについての探究
  • 留学経験を成長やキャリアに接続

4年次

  • 学びの集大成としての卒業論文執筆
    または課題研究の実施
  • 学科での学びとキャリア形成の連携

カリキュラムの詳細を見る

学生の声

入学後に身に付いたのは自己表現力。
日々の学びを活かして、グローバルコミュニケーターとして世界で活躍したい。

佐藤 伸

4年 福島成蹊高等学校 出身

小学生のとき、アメリカの方々と一緒にショーを作り上げるイベントに参加し、異文化交流の楽しさ、すばらしさを知りました。それがきっかけで海外に視野を向けるようになり、この学科の「全員留学」制度と英語の他に中国語も学ぶ「トライリンガル育成」に魅力を感じ、この学科を志望しました。

留学では、最初は言葉の壁や自分の意見を主張する難しさに苦しみましたが、「継続は力なり」と日々コツコツと勉強に取り組みました。一方で自分の主張をする際は、相手の気持ちを考えながらコミュニケーションの仕方を常に工夫することで英語の表現が上達していきました。その結果、GTECのスコアは当初470点だったのが600点まで上がりました。また、留学先ではリーダーとして、留学時に起こる問題について中心となって解決に取り組み、主体性も身に付けることができました。
授業では「Communication Studies」が印象に残っています。“コミュニケーションとは”という点に焦点を当てており、グループワークでは自分から発言・発信することが求められます。私は自分を表現することが得意ではありませんでしたが、都度先生のフィードバックから自身の改善点が明確になったため、成長を実感しながら授業に取り組むことができました。相手にどう伝えたらいいかを考えながら自分の気持ちを表現する力が身に付いたと思います。

将来は、学科で学んできた英語や中国語の語学力とコミュニケーション能力を活かしたいと思っているので、グローバルな職業に就いて活躍したいです。

グローバルコミュニケーション学科 Student’s Voice

取得できる資格

  • TOEIC®
  • IELTS
  • TOEFL®
  • 通訳案内士(通訳ガイド)
  • 翻訳実務検定
  • 中国語検定
  • HSK(中国漢語水平考試)
  • 秘書検定
  • 国内旅行業務取扱管理者試験

先輩たちの就職・進学先

ホスピタリティ

[ 航空]全日本空輸/日本航空/空港ターミナルサービス株式会社 [ホテル]京王プラザホテル/パレスホテル/星野リゾート/ホテルニューオータニ/プリンスホテル [旅行]エイチ・アイ・エス/クラブツーリズム/JTB/東武トップツアーズ/阪急交通社 [その他]オリエンタルランド/高見(TAKAMI BRIDAL)

建築・不動産

三菱地所パークス/住友不動産販売

情報通信

日本IBM /セールスフォース・ドットコム/富士ソフト/日本コムシス/楽天グループ

金融・保険

岡三証券/中国銀行/東京海上日動火災保険/明治安田生命/三井住友銀行

運輸・物流

[ 総合物流]山九/日本通運 [ 国際物流]近鉄エクスプレス

広告・出版・マスコミ

株式会社USEN /時事通信社

流通・小売

ココカラファイン/ファーストリテイリング/ニトリ/ZARA / ZOZO

メーカー

アシックス/千代田インテグレ/ブルボン/本田技研工業/横浜ゴム

人材サービス

エン・ジャパン/パソナグループ/リクルート

教育関係

日本福祉大学/東北大学/ GABA /ベルリッツ・ジャパン/臨海セミナー

官公庁・公社・団体

警視庁/埼玉県警/東京国税局/男鹿市役所/日本財団

大学院進学

武蔵野大学大学院/国内他大学院/英語圏や中国語圏などの海外大学院( 人文科学・社会科学研究:異文化コミュニケーション学、言語学、国際関係学など)

学部長メッセージ

異文化を理解して広い視野と
柔軟な思考を持つことを目指します

学部長

島田 徳子 教授

東京大学大学院情報学環学際情報学府文化・人間情報学コース
博士課程修了[博士(学際情報学)]
研究領域:異文化コミュニケーション、日本語教育

異文化コミュニケーション学とは、文化とコミュニケーションに関わる多様なテーマについて研究するきわめて学際的な学問分野です。人には人種や性別、年齢などの外見的な違いはもちろん、宗教や価値観、性格、嗜好など、内面にもさまざまな違いがあります。異文化コミュニケーションにおいて、個々の「違い」を受け入れ、認め合い、生かしていくことを意味する「ダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion)」は、とても大切な考え方です。

また、異文化コミュニケーションでは、「他者の尊重 respect」「開放性 openness」「好奇心 curiosity」の3つの能力が重要です。このような考え方や能力の修得には、外国語によるコミュニケーションや、留学などの異文化体験が欠かせません。異文化コミュニケーションを通じて、自らの「あたりまえ」が相手の「あたりまえ」と異なることに気づくことは、知らないうちに他者を傷つけてしまっていた自分に気づくことや、「他の人の靴を履いて歩く能力(共感力empathy)」を育むことや、自らが見えている世界とは違うオルタナティブな世界を発見してワクワクすることに繋がります。

このように、グローバルコミュニケーション学科で学ぶ異文化コミュニケーション学は、グローバル化社会を生きる私たちと社会の幸せを実現するための基盤となる学問といえるでしょう。