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グローバルコミュニケーション学科

留学を経験した先輩たちの声

全員留学を経験した、先輩たちの留学体験をご紹介します。

INTERVIEW 01

水口 堅稀

グローバルコミュニケーション学科 4年
留学時期:2022年

全員留学を通して成長したことは、理由を問う姿勢です。

Q1: 全員留学で成長したこと

人生初の留学でした。アメリカ留学を通して成長したことは、理由を問う姿勢です。私は渡航先に到着早々こんな経験をしました。ブラジルからの学生とお互いの国の正月について話しているとき、私は”お雑煮”を食べる文化を紹介しました。すると、その留学生に「お雑煮にはどのような意味が込められているのか」と質問され、恥ずかしながら答えることができなかったのです。この刺激的な経験から、自分が理由を知らずに当たり前としていることが多いのだと学びました。留学では文化的背景の異なる人との会話があり、そこには常に「なぜ」という問いが伴います。海外へ一歩踏み出すことで、当たり前としていた日本の文化の理由についても考えるきっかけとなり、異文化に対してもすぐ否定的になるのではなく、なぜだろうと考える力を養うことができました。

語学力については、留学を終えるとTOEICのスコアが200点近く伸びていました。自分でも驚いたのを覚えています。留学前の515点から帰国後705点になり、特にlisteningの伸びが実感できました。留学前と比べ、会話に出てくる単語を聞き取りやすくなったと思います。また、私はスピーキングが得意ではなかったので、初めは「当たって砕けろ」の精神でELSの先生やクラスメイト、ジムにいる人たちなど色々な人へとにかく話しかけるようにしていました。まずはちょっとした質問から始め” 通じた!!” という経験を積み重ねることで自信に繋がりますし、何より学習のモチベーションが上がるからです。そうすることで徐々に英語での会話の仕方を学び、話が続くようになっていきました。現在も定期的にTOEICを受験し、スコアアップを目指しています。

Q2: 留学経験を活かし、帰国後に取り組んでいること

全員留学では、自分とは異なる文化的背景を持つ人々とのコミュニケーションを肌で感じながら学びました。その経験を活かし、現在所属しているゼミではメンバーと協力して、ワークショップの企画・実施などに取り組んできました。特に、オープンキャンパスでは高校生にゲーム感覚で留学の疑似体験をしてもらい、少しでも留学に興味を持ってもらう為に開催しています。2つ目は、塾講師のバイトを始めたことです。生徒さん一人ひとりとのコミュニケーションで留学の経験が活きていると感じています。具体的には、それぞれ性格が異なる生徒さんたちへの接し方・伝え方の工夫で、全員留学中に出会ったネイティブの人々との時間が今の自分の行動に繋がっているのだと強く思います。

Q3: 卒業後の進路や夢

卒業後は以前から興味のあったフィットネスを通じて、人々の健康を支えていけるような働き方をしたいと考えています。留学中は、ほぼ毎日現地の学生たちと放課後にトレーニングをしていました。自分も含めて国籍の異なる学生同士でしたが、お互いが関わり合うきっかけになり、相手のことを更に知ろうとするにつれて人と関わり合うことの楽しさを感じていました。その経験がきっかけで人と直接、長い時間関わり合う仕事をしたいと思うようになりました。アメリカと比べて日本のフィットネスの普及率はまだ高いとは言えません。そんな状況から、日本人にとってフィットネスが生活の一部として受け入れられる社会へと貢献できたらなと思っています。


INTERVIEW 02

鈴木 さくら

グローバルコミュニケーション学科 3年
留学時期:2023年

多様な人々の交流の中で、自信を持つことの大切さを学びました。

Q1: 全員留学で成長したこと

全員留学中に成長したことは主に3つあります。1つは人間力です。留学中には様々な国籍、年齢の人がたくさんいます。多様性のある人々と交流する中で海外の人の人に元気を与える力や、また一方で日本人の親身になってくれる温かさにも気づかされ、自分に自信を持ちながら日本人としての寛容的な誇りを持てるように成長したと思っています。2つ目は問題解決能力です。ホームステイの人や友達と意見の違いがあったときに助けを求めるなど、すぐに行動を起こしてみることも学びました。3つ目は語学力です。留学先の学校では4技能を朝から夕方までビッシリ指導してくださるので英語力が伸びました。

語学力は全員留学に行く前も英語が好きで学習していたので、ゼロから留学という状態ではなかったのですがそれでも100点以上伸びました。全員留学前はTOEIC750点前後で留学後に880点まで伸ばすことができました。語学力を高めるには、英語に常に触れていることに尽きると思います。自分の趣味である洋楽を聞いたり、洋画を見たり、全員留学中の語学学校でしっかり学んだり、現地の人と交流したり、好きなことを見つけて自分なりに英語を楽しむことが語学力の伸長につながるのかなと思っています。

Q2: 留学経験を活かし、帰国後に取り組んでいること

アメリカの全員留学を終えて実際に今オーストラリアの大学に協定留学をしています。全員留学で培った語学力と自信を持ちながら留学先での勉学に日々励んでいます。オーストラリアでは英語で社会学やコミュニケーション学を現地の人と学ぶため挫折することが多いです。しかし課題で上手くいかなかったり、友達と文化の違いなどで誤解が生じたときは人に助けを求めたり、わからないことは恥ずかしがらず手をあげて質問したりするようにしています。

Q3: 卒業後の進路や夢

卒業後の進路については今ちょうど考えている最中ですが、日本のグローバル企業で働きたいなと思っています。留学中に自分が課題や交流などで上手くいかなくて悩んだときに周りの人に元気づけられたので、留学生の支援や英語講師、サービスで人を幸せにするなど人助けができる仕事、そして英語と国際交流が本当に大好きなのでそこを結び付けられる就職先につきたいなと思っています。