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グローバル学部

日本語コミュニケーション学科

- 学びのキーワード

#日本語教育

#観光

#グローカル

#異文化コミュニケーション

#多文化共生

#多文化・多言語共修

#サブカルチャー

日本人学生と留学生が約半数ずつの多文化・多言語共修環境で、日本語教育と観光に関連する科目を専門的に学び、グローバル化、ボーダレス化が進む共生社会で活躍する人財を目指す。

有明キャンパス

3つの特長

Feature 01

多文化・多言語 共修環境で学び、「グローカル」な視点で考える

日本人学生(日本語を母語とする学生)と留学生(日本語以外を母語とする学生)がほぼ同数ずつ在籍し、共に学ぶ環境がこの学科の大きな特長の一つです。

Feature 02

国家資格「登録日本語教員」を目指す

これまでの日本語教員養成課程(副専攻担当)にかわり、新たに「登録実践研修機関・登録日本語教員養成機関」(令和6年度申請予定)として「登録日本語教員」を養成します。
海外インターンシップ・プログラムの詳細については下記サイトをご覧ください。

Feature 03

観光や日本の文化・歴史について学び、国際交流や地域活性化のあり方について理解を深める

観光学は自然景観や歴史、文化、政治、経済などさまざまな研究アプローチが可能であり、観光産業は社会的なつながりや影響力が大きいことが特長です。

学科の特長の詳細を見る

カリキュラム

グローバル化、多文化共生化が進む世界の中で活躍できる、母語( 日本語)+ 2 言語( 英語+中国語)のコミニケーション力、異文化コミュニケーション力を備えるスペシャリストを4 年間にわたって育てます。

カリキュラムの詳細を見る

学生の声

日常的に国際交流ができる環境。
卒業後は教育関連の企業で活躍したい

岡田 真依

4年 東京都立白鷗高等学校 出身

日本語や方言などの言語学的な分野を学べるという点と、学科の半数以上が留学生であることから、大学内で実際に異文化交流ができることに魅力を感じて志望しました。

この学科は約半数が留学生で、日本語を教える代わりに相手の国の言葉を教えてもらうなど、留学をしているような環境で学ぶことが出来ます。英語だけでなく中国語についても、留学生との交流の中でスキルを高めることができました。印象に残っている授業は、3年次の日本語教育実習です。わかりやすい授業を行うのにとても苦労しましたが、同じクラスの友人と助け合いながら、納得のいく授業ができました。この授業を通して人前で話す力や、学習者との関わり方など多くのことを学びました。

留学生との交流を通して学んだ異文化への理解や、英語以外の語学知識を活かして、人々の暮らしを支えることができる人になりたいと考えています。 私は大学に入って、大学は本当にやりたいことを学べる場所だと感じました。ただ、好きなことや、やりたいことを探すことは簡単ではないと思います。今までの興味、関心を振り返って少しでも気になることや好きなことがあればそれを基に大学を探してみてください。「なんとなく好き」から新たな興味が生まれることもあるので楽しい大学生活になるよう応援しています。

取得できる資格

  • 日本語教員養成課程修了
  • 日本語教育能力検定試験合格
  • TOEIC® 730 点
  • BJT J 1
  • 旅行業務取扱管理者

将来の職業イメージ

世界へとつながる幅広い分野で活躍

  • 国内外における日本語教育人材
  • 国際教育機関職員
  • 大学院進学(日本語教育学、異文化コミュニケーション学など)
  • 貿易業・流通業・観光業・サービス業で活躍するグローバル人材 など

先輩たちの就職・進学先

日本航空/ JAL エービーシー/星野リゾート/東武トップツアーズ/ ECC /東京海上ホールディングス/広済堂ホールディングス/ NTT データCCS /楽天スーパーロジスティクス/東京電力ホールディングス/中海テレビ放送/スズキ/三城/サマンサタバサジャパンリミテッド/パナソニック リビング/富士ソフト/ヨックモック/ユニマットプレシャス/東京信用金庫/横浜国立大学大学院/筑波大学大学院/埼玉大学大学院/早稲田大学大学院/立命館大学大学院/法政大学大学院/武蔵野大学大学院 他

学科長メッセージ

「音声学」の“気づき”から、
世界に羽ばたく
「次世代型日本語教師」へ

学科長

村澤 慶昭 教授

東京大学大学院 医学系研究科保健学専攻
音声言語保健学 修士課程[ 修士( 保健学)]
研究領域:音声学、日本語教育学、心理学

たとえば、日本語で「三万年」と言うときの3つの「ン」がそれぞれ違う「音」であることに気づいていましたか? それぞれ[ m ][ n ][ ɴ ]と違う「音」なのですが、日本語ではそれらを“同じ音”=「ン」として認識し扱っています。音声学的には違った「音」であっても、各言語でその扱い方が違ってくる。こうしたことへの“気づき”が「音声学・音韻論」の面白さの始まりです。“違い”の意識化は、母語への内省、英語や中国語など他言語の学習向上、さらには学習者の発音指導などにも役立ちます。それゆえ「音声学」は、日本語教師を目指す皆さんにはぜひ学んでいただきたい学問なのです。また、「音声」についての“気づき”は、さまざまな分野に興味を広げてくれます。声優や声楽家、歌手の魅力的な声の秘密は? 管楽器と発声の共通点は?……などなど。「音声」や「音」の物理的、生理的な実体に“気づく”と、周りの「音」と「知識」がとたんにリンクして、知的好奇心がワクワクし始めます。そんな“気づき”から言語や文化を捉えて、世界へ「日本語・日本文化」を発信できる“人財”となってほしい、これが私が「音声学」を通じて伝えているメッセージです。