HOME教育大学院(研究科)研究科(一覧)人間社会研究科専攻

研究科概要

人間と人間関係に関する総合的研究の確立と新たな専門分野の開拓

わが国の社会は、人口の高齢化、孤立化、医療技術の進歩にともなう人間の死生観の変化によって、ますます人間の疎外化、非人間化が進んでいます。また、20世紀後半から猛烈な勢いで発達している電子技術や情報技術は過去に類を見ない全く新しい人間環境を現出しています。その新しい環境において、人間はともすれば不適応現象を起こし、人間関係にも著しいひずみが生じる場合があります。そして、その解決に従来の伝統的な教育研究のみで対応することは困難だと予想されます。そのため、新たな研究領域として、人間が対人環境、対機械環境、対情報環境においてもよりよい関係を創出できる、より専門的な知識、分析能力および高度にして専門的な技術を備えた高度かつ総合的な人間理解能力を持つ人材の育成が求められています。
このような社会的ニーズに対応するため、人間学専攻博士後期課程では、人間の東洋的な「精神と思考」を主体的に教育・研究してきた仏教学の伝統と、心理学や社会病理学等の人間の「心理機能と社会行動」を客観的に教育・研究する諸学とを合わせて教育・研究することで、次のような研究者を養成します。
高度な心理療法の研究者
現代社会に心が不適応を起こす場合に、その人の生き方や宗教観まで視野に入れで対処できる「高度な心理療法の研究者」

応用心理学の研究者
科学技術や情報環境の高度化による人間対機械のインターフェースの不適応を人間尊重の立場に立って解明する「応用心理学の研究者」

ケアの専門家
グリーフケアといった遺された者のモーニングワークを人間のいのちの根源までも視野に入れて行うことできる「ケア専門家」

研究科DATA

取得できる学位

博士(学術)


修業年限とキャンパス

1年2年3年

 

有明キャンパス

 

カリキュラム

カリキュラムおよび開講科目は下記の「履修要覧」よりご確認ください。

授業紹介

人間社会研究科 人間学専攻[博士後期課程]授業紹介01

人間倫理研究

他者とともに社会を構築して生きる個人の諸問題を考えるうえで重要な“死生の問題”や“他者問題”について、諸立場について一定の理解を得るとともに、問題に向かう基本的姿勢を培います。

心理療法研究

PTSDの認知行動療法、特にProlonged Exposure法の理論、実際、応用について、症状評価の技術、実際の手技の修得、実習、臨床、およびグループ・スーパービジョン等を通して修得します。

人間社会研究科 人間学専攻[博士後期課程]授業紹介02

グリーフケア研究

複雑性悲嘆について理解し、複雑性悲嘆をもつクライエントに臨床的に対応できるようになることを目指し、研究指導を行います。

社会心理学研究

対人認知、対人魅力、社会的影響過程、説得、意思決定などのテーマを中心に、社会心理学研究の方法論を修得します。

教員紹介

名前

職位

 

担当科目

研究領域

大山 みち子
オオヤマ ミチコ

教授

□特殊研究(研究指導)

臨床心理学-心理療法

小西 聖子
コニシ タカコ

教授

□グリーフケア研究 □心理療法研究 □特殊研究(研究指導)

トラウマ・ケア、精神保健

小西 達也
コニシ タツヤ

教授

 

□ターミナルケア研究

スピリチュアリティとケア、臨床倫理

小西 啓史
コニシ ヒロシ

教授

□社会心理学研究 □特殊研究(研究指導)

人間の空間行動に関する研究(主に対人行動を中心に)

辻 惠介
ツジ ケイスケ

教授

□社会病理学研究 □特殊研究(研究指導)

司法精神医学、精神病理学

藤森 和美
フジモリ カズミ

教授

□特殊研究(研究指導)

臨床心理学、災害臨床心理学、学校への緊急支援

泉 明宏
イズミ アキヒロ

准教授

□生理人類学研究 □特殊研究(研究指導)

認知科学、認知神経科学

下田 正弘
シモダ マサヒロ

兼任講師

 

□人間倫理研究

インド哲学、仏教学


: 出願書類の「希望指導教員」欄への記入が可能な教員
※担当教員等は大学院修了までに変更となる場合があります。 
※研究指導が可能な教員とその専門分野、および希望する研究内容についても相違がないことを確認した上で、出願を行ってください。

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