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今を生きる私たち - 黒崎 圭祐 -

学生インタビュー

生まれ育った町で、
教員になることを目指して。

黒崎 圭祐

教育学科3年
アカペラ同好会MAM 部長

小・中学校の教員免許を取って、大学卒業後は出身の徳島に戻って教師になるのが目標です。子どもたちが自分で考え、話し合い、解決する力を身につけるにはどんな授業であるべきか。今、学び、考えています。今年の大学はほぼオンラインの授業となり、対面で学べない難しさはありますが、将来の教育現場でもオンライン授業やデジタル教材はより活用されていくので前向きに取り組んでいます。

2050年の未来の自分を想像すると、夢が叶っていれば教員として多くの経験を積んでいる頃。自分が指導した子どもたちも社会に出ているわけで、その子たちが身につけた力を発揮して活躍していてくれたら嬉しいです。この世界的な感染症を経験していない将来の世代にも、まさに今、私たちが経験していることや対策を語り伝えられたらと思います。自分の先生が、戦争や震災の経験を話してくれたように。

サークル活動では、私が部長を務めるアカペラ同好会MAMにとって、今年は創立10周年の年でした。大学でいちばん大きな、130人以上の部員がいるサークルに成長しており、創立時の先輩たちも呼んで盛大な記念ライブを企画していましたが、開催不可能に。そこで卒業生と在学生も各自が家で収録した映像と音声を集め、それを一つの動画に編集するリモートアカペラをSNSで発信しようと、今、編集作業に奮闘中です。

こうして東京で学ぶことを認めてくれた家族や、一人じゃないことをいつも感じさせてくれる仲間がいることに自分は幸せだと感じます。これからは自分が人を幸せにしていきたいという思いが強いです。教え子たちの幸せのために全力で頑張る教師になります。

(2020年8月取材)

2020年9月、卒業生も含めた100人以上が参加するリモートアカペラが完成。SNSで発信されました。
https://www.youtube.com/watch?v=GtJsaRhEI6M&list=RDGtJsaRhEI6M&start_radio=1

2050年のあなたへ。