能楽資料センター
2024年度 各種講座のお知らせを掲載しました。
詳細はこちらからご覧ください。(2024年7月12日更新)
能楽資料センター主催 公開講座
アーカイブ配信(2023年10月より順次公開)
2023年8月・9月に開催された能楽資料センター主催 公開講座の動画を配信いたします。
配信期間:2025年12月末日まで
日本の古典演劇 あちらこちらのいまむかしー伝統を支えたエネルギーー
組踊ー琉球から沖縄へー
鈴木 耕太(沖縄県立芸術大学芸術文化研究所准教授)
金城 真次(国立劇場おきなわ芸術監督)
能・狂言ー江戸から東京へー
宝生 和英(シテ方宝生流 二十代宗家)
三浦 裕子(武蔵野大学文学部教授・能楽資料センター長)
能楽資料センター開設50周年記念 集中講座・特別講座
アーカイブ配信(2022年12月より順次公開)
2022年9月・10月に開催された能楽資料センター開設50周年記念 集中講座・特別講座の動画を配信いたします。
配信期間:2024年12月末日まで
特別講座 人間国宝が語る能楽人生
【事前レクチャー】
人間国宝とは何か/センター50年の足跡
三浦 裕子(本学文学部教授・能楽資料センター長)
【シテ方の巻】
友枝 昭世(喜多流シテ方宗家預り・日本芸術院会員)
聞き手:羽田 昶
謡:佐々木 多門
【囃子方の巻】
三島 元太郎(金春流太鼓方)
大倉 源次郎(大倉流小鼓方宗家)
聞き手:金子 健/高橋 葉子
謡・舞:大村 定
【狂言方の巻】
山本 東次郎(大蔵流狂言方・日本芸術院会員)
聞き手:三浦 裕子
■開催概要
集中講座 「源氏物語」と日本文化—能〈源氏供養〉を中心に/特別講座 人間国宝が語る能楽人生
集中講座 「源氏物語」と日本文化—能〈源氏供養〉を中心に | |
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日時 | 【1日目】9月7日(水)14:00~18:00 【2日目】9月8日(木)14:00~18:00 |
会場 | 武蔵野キャンパス6号館 雪頂講堂 |
参加費 | 無料 |
お申込み | 受付を終了しました |
特別講座 人間国宝が語る能楽人生 | |
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日時 | 【事前レクチャー】9月2日(金)14:00~14:50 【シテ方の巻】 9月2日(金)15:00~16:30 【囃子方の巻】 9月6日(火)14:00~16:00 【狂言方の巻】 10月6日(木)14:00~15:30 |
会場 | 武蔵野キャンパス6号館 雪頂講堂 |
参加費 | 無料 |
お申込み | 受付を終了しました |
2020年度 狂言鑑賞会
動画視聴後、よろしければアンケートにご協力ください。アンケートフォームは【こちら】から
#0解説編
三浦 裕子
(武蔵野大学文学部教授・能楽資料センター長)
#1靱猿(うつぼざる)
大名 山本 則孝
太郎冠者 山本 凜太郎
猿引 山本 則重
猿 山本 則光
#2狐塚 小唄入(きつねづか)
太郎冠者 山本 則俊
主 若松 隆
次郎冠者 山本 則秀
#3箕被(みかづき)
夫 山本 東次郎
妻 山本 凜太郎
#4茶壺(ちゃつぼ)
すっぱ 山本 泰太郎
中国の者 山本 則秀
目代 山本 則重
#5梟(ふくろう)
山伏 山本 則重
兄 山本 則秀
弟 山本 凛太郎
2021年度 オンライン公開講座 能・狂言と聖徳太子
2021年度は三密を避け公開講座をオンライン配信にいたしました。
配信期間:2022年12月31日(土)まで
※配信を終了しました。たくさんのご視聴ありがとうございました。(2023年1月1日追記)
オンライン公開講座#1[基調講演]
聖徳太子信仰と太子像
オンライン公開講座#2
能のなかの聖徳太子―〈守屋〉〈太子曲舞〉をめぐって
オンライン公開講座#3
親鸞聖人と聖徳太子信仰
オンライン公開講座#4
古典と新作に見る能と聖徳太子信仰①―〈安宅〉と〈夢殿〉
オンライン公開講座#5
古典と新作に見る能と聖徳太子信仰②―〈弱法師〉と〈聖徳太子〉
2020年度オンライン公開講座 能・狂言から「いま」を読み解く
2020年度は三密を避け公開講座をオンライン配信にいたしました。
配信期間:2021年3月31日(水)まで
※配信を終了しました。たくさんのご視聴ありがとうございました。(2021年4月1日追記)
オンライン公開講座#1
能の知恵ー見えない脅威をカタチにする
オンライン公開講座#2
山伏狂言の意味するもの
オンライン公開講座#3
コロナ禍とオンラインー能楽師たちの挑戦
オンライン公開講座#4
舞台芸術と字幕・音声ガイドーポストコロナを見据えて
沿革
武蔵野大学(旧武蔵野女子大学)能楽資料センターは1972年、顧問に土岐善麿・古川久、運営委員に安藤常次郎・増田正造・小林責という布陣で開設されました。そして、本学創立50周年を迎えた1974年から、学外への資料公開を始めました。土岐善麿は、紀要第1号の巻頭言で、次のように述べています。
「周知のとおり、法政大学の能楽研究所は、故野上豊一郎博士の遺志を継いで、昭和二十七年四月、その記念に設立され、貴重な文献的資料は、すでにおびただしい数にのぼり、研究調査の便宜の点からも、すぐれた貢献を果たしつつあります。新しい能楽資料センターの目的としては、右の事情、事態をじゅうぶんに考慮した上で、特に、能楽の現代的実態ともいうべきものを中心に、実演のテープ、写真等の資料をひろく、かつ、たんねんにまず収集することを意欲的に、努力的にすすめてゆこうというわけです。これには、それなりの特殊な観点と技術と、謙虚誠実な摂取の方法と、適正な判断と、そのほか必要な諸条件のいくつかがあげられましょうが、結局は、能楽の基本性に対する理解と規準とをきびしくたもちながら、歴史の発展の中に現代の実状を残すという、現在から未来への責任を負ってゆくべきことと思われます。」
能・狂言をはじめとする伝統文化は、いま国の内外で広く見直されています。本センターは、学生・研究者はもとより、能楽師・一般愛好者へも寄与し、能楽普及の一翼をになってゆきたいと思います。
所蔵資料
図書 | 能と狂言の台本(謡曲集、狂言集の類)、譜本(各流の謡本、仕舞型付、囃子の手付など)、明治以後に刊行された能と狂言に関する研究書、入門書、評論、随筆、写真集、図録、辞典、事典、定期刊行物(雑誌、紀要、機関誌の類)など、また、能・狂言以外の古典芸能の図書、関連する中世の歴史や文学の図書などを幅広くそなえています。 さらに、能会、狂言会のプログラム、パンフレットを、図書とならぶ貴重な資料として収集しています。 図書の多くは開架式で、自由に閲覧できます。 |
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映像・写真資料 | 文献資料だけでなく、視聴覚資料を充実させることにも積極的に対応している点が当センターの特色となっています。 近現代における能・狂言の生きた資料の収集を続けています。 |
録音資料 | 『能楽資料センター紀要』第1号(1972年)に紹介されていますが、昭和後期の貴重かつ膨大な演能記録である、能楽音の会の録音テープの複製による再生と保管について、能楽音の会旧理事および演者側の団体である能楽協会の了承を得ています。 その他、喜多会、梅若会、金剛会等の録音テープも所蔵しています。 |
活動
紀要 | 発足当時から『能楽資料センター紀要』を発行してきましたが、1996年の第8号から面目を一新し、論文、研究ノート、翻刻資料、講演記録、彙報などを収載した紀要を年に1回刊行しています。 |
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公開講座 | 学生・一般を対象とした公開講座(年4回)・能楽研究講座(年2回程度)などを主催しています。講師にはセンター研究員のほか、学外の研究者や能・狂言の演者も招いています。 |
鑑賞会 | 2002年度には学内の雪頂講堂に組立式の仮設能舞台が新設され、センター30周年記念の能楽公演を行いました。2005年度から年に1回狂言鑑賞会を開催しています。 |
利用案内
※現在、新型コロナウイルス感染症防止対策のため閲覧業務をお休みしています。
閲覧 | 閲覧日:月~木曜日 時 間:12:30~17:00 ※入試期間中や大学の長期休暇中など、閲覧業務を行わないこともありますので、必ず事前にお問い合せください。 |
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図書の貸出し | 期 限:学生…1週間 一般…2週間 冊 数:5冊まで ※一部貸し出しできない図書もあります。 ※一般の方で図書貸出希望の方は身分証明書(保険証・運転免許証などの住所が記載されているもの)をお持ちください。 |
お問い合わせ
能楽資料センター
〒202-8585 東京都西東京市新町一丁目1番20号 武蔵野キャンパス1号館3階
TEL:042-468-9742 (開室時間:月~木 9:00~17:00)
E-mail:noh@musashino-u.ac.jp