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カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

武蔵野大学は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる力を身につけるために、以下のように教育課程を編成します。初年次からの全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」では、視野を広げること、スキルを身につけること、行動力を持つことを学ぶ科目群で、ディプロマ・ポリシーに示す1~4の力につながる学びの基礎力を養います。それを基盤として、学科科目では、専門能力を高めながら、世界の課題に立ち向かうために普遍的に求められる力を身につけられるように段階的、体系的な科目配置を行います。教育課程の実施にあたっては、「問う」「考動する」「カタチにする」「見つめ直す」という4つのステップを繰り返しながらともに学び、成長するという本学独自の学びのスタイル「響学スパイラル」の実践を通じて学びの効果を高めていきます。

武蔵野INITIAL

武蔵野大学では「武蔵野INITIAL」のディプロマ・ポリシーに示された要件が達成できるよう、以下の方針に基づき教育課程を体系的に編成・実施します。

武蔵野INITIAL

副専攻(AI活用エキスパートコース)

副専攻(AI活用エキスパートコース)では、データサイエンス及び人工知能の基礎的知識とスキル、論理的思考・デザイン思考・データ思考などの情報技法やプログラミングといった技術を活用するのに必要な一連の知識と技法を体系的に学びます。これらの知識と技法は、相互に関連づけられた科目群によって、計画的かつ確実な修得を可能とします。
各科目は、順次高度な内容を身に付けられるように、入門科目、基盤科目、専修科目に位置づけるとともに、基礎科目から発展や活用の科目へと、水準が上がるように組み立てられています。重要な考え方や取り組み方は、演習やグループワークを通じて、複数科目に横断で繰り返して定着を図ります。
いずれの科目においても、成績の評価は最終試験によってではなく、各回の授業で課される提出課題と成果発表によって行います。評価は教員からのものだけでなく、学生間の相互評価も取り入れて行われます。

副専攻(AI活用エキスパートコース)

文学部

文学部では、現代の世界を生きていく上で必要な幅広い教養と人間の文化についての深い専門的知見及び広い視野を身につけ、それらを基盤とした思考力・表現力・創造力により、文化の継承と発展に寄与し、社会のあり方を問い直すことができる人材を育成するため、全学共通科目による教育を基礎的位置の一部に取り込むとともに、以下の方針に従って文学部の教育課程を編成し、実施します。

  1. 人間の文化についてのさまざまな分野における学修を通して、幅広い知識と深く豊かな専門的知見及び広い視野を身につける。
  2. さまざまな分野の学修を通じて得た幅広い知識と深く豊かな専門的知見、及び、広い視野に立って物事を見ることができる力を基盤として、他者と自己を理解し、多様な人々のなかで自律的に思考し、課題を多角的にとらえ、論理的にまた創造的に考えることができる力、自らの考えを他者と共有するべく的確に表現し発信することができる力を養う。
  3. 幅広い知識と人間の文化についての深い専門的知見及び広い視野、それらを基盤として培った思考力・表現力・創造力により、文化の継承と発展に寄与し、社会のあり方を問い直すことができる力を養う。

日本文学文化学科

グローバル学部

グローバル学部では、社会人として必要な教養や知識を身につけるための「武蔵野INITIAL(共通科目)」と、人文科学・社会科学諸分野の基礎的な知識を習得するとともにグローバル社会の課題を認識し、その解決策を提案できる能力を養成するための「学科科目」によって教育課程を編成します。また、専門教育は少人数の授業や学生が主体的にかかわるプロジェクト型の授業を中心に展開します。

グローバルコミュニケーション学科
日本語コミュニケーション学科
グローバルビジネス学科

法学部

法学部は、「新世代法学部」を標榜し、学生個々人が、社会の中の一員として、周囲の人々の利益を意識しつつ自らの幸福を実現することを目標とし、「共生」の精神のもとに社会のリーダーとしてルール創りをしていける人材の育成を目指します。すなわち、個人の幸福追求と公共領域の確立とを両立させることのできる人材育成を行うことをカリキュラム編成の基本方針とし、基礎科目、基幹科目、展開科目を段階的に配置します。世界の問題を解決するため、「問う」「行動する」「カタチにする」「見つめ直す」の4つのステップからなる「響学スパイラル」を実践し、教育・研究効果の向上を図ります。法律学科では法の系統樹に沿って民事基本法から集中的に学ぶ合理的かつ効率的な学びの仕組みを採用し、政治学科では4学期制のメリットを最大限に生かして、留学や学外活動等を容易にしたカリキュラムで国際人の養成を目指します。

法律学科
政治学科

経済学部

経済学部では建学の仏教精神を土台にし、外国語の習得や、社会人として必要な教養や知識を身につけるための「武蔵野INITIAL」を中心とした「共通科目」と、経済学を中心とする社会科学の普遍的方法を身につけ、専門人としての知見を深めるための「学科科目」によって教育課程を編成します。

経済学科

経営学部

社会人として必要な教養や知識を身につけるための「武蔵野INITIAL(共通科目)」と、経営学科ならびに会計ガバナンス学科がそれぞれ特色ある知識と技能を修得するために展開する「学科科目」によって教育課程を編成します。現代社会の発展の礎にある普遍的・科学的な思考法や研究方法に基づく合理的な思考と、高い倫理観と共生の視点を持って、世界が抱える課題の発見・解決に貢献できる人材の育成を目的とします。

経営学科
会計ガバナンス学科

アントレプレナーシップ学部

アントレプレナーシップ学部では、仏教精神を根幹として学識、情操、品性にすぐれた人格を育成するとともに、起業家精神(アントレプレナーシップ)をもって、新たな価値を創造できる実践的な能力を身につけた人材を養成するため、武蔵野INITIALで教養、データAI/活用及びプログラミングの知識を育み、学科の専門教育では、事業推進スキル、領域別専門知識、アントレプレナーシップ(起業家精神)、思考力(論理的思考・創造的思考力)、意思決定力、課題解決力、PDCA力、コミュニケーション力/マネジメント力などの専門的な知識・能力を体系的に修得できるよう教育課程を編成し、実施します。

アントレプレナーシップ学科

データサイエンス学部

データサイエンス学部学位授与方針に示す人材育成目標を達成すべく、人工知能(機械学習)の可能性を取り込んだ最先端のデータサイエンス学の構築を目標にその理念に基づいたカリキュラムを編成し実施します。 教育カリキュラムの基本構図は以下の3つです。

  • 「テーマを選ぶ」:
    広く実世界のイシューを直接知る機会を提供することにより自分の問題意識を育成し、学部での学習テーマを選ぶことを支援する科目群を提供すること。 そのために教養科目群(武蔵野INITIAL)のCHP科目群および世界体験を通じたフィールドスタディーズ科目群を活用するとともに、2年次生からの社会体験プログラムも用意しています。
  • 「知識とスキルを学ぶ」:
    データ(工学)と人工知能(工学)を二本柱とした多様な知識とスキル(先進的なツール)を実践的かつ反復的に学習するインターディシプリンな科目群を提供します。
  • 「価値創出を実践する」:
    自分の選んだ、実世界イシューを、学んだスキルと知識を活用して、社会的な価値を創るプロジェクト型学習の科目群を1年次から提供し、社会実装を経験します。 さらに、学習者本位の教育を実現すべく、教育・学習の基本的な方法論については、試行錯誤プロセス、アウトプット志向を重視する「アジャイル教育」、自律的・能動的な学習を促すグループ協調学習などを専門科目の全科目で統一的に導入します。

データサイエンス学科

人間科学部

「武蔵野INITIAL」(全学共通基礎課程)において学部の専門教育に必要な基礎力を修得するために必要な科目を配置するとともに、専門教育においては、人間が直面する歴史的・社会的諸課題を心理、生命、社会、福祉などの側面から科学的に理解し、実践的に解決できる力を身につけるために必要な専門科目を年次進行にそって段階的・体系的に配置することを教育課程編成の基本方針とします。

人間科学科
社会福祉学科

ウェルビーイング学部

ウェルビーイング学部では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するために、「生きとし生けるものがウェルビーイング(幸せ・生きがい・安心・福祉・健康・平和など)に満ち溢れた世界」を創造的にデザインする能力を修得できるよう教育課程を編成・実施しています。1年次から武蔵野INITIALで教養を育むとともに、専門科目では、ウェルビーイングに満ち溢れた世界を創造的にデザインするという最上位の目的に即した形で全科目を学びます。基盤となる知識の修得と実践からの学びをバランスよく取り入れるために、基盤科目群、探究する科目群、創造する科目群という、全体としての理念と要素としての学びの関係を常に明確に意識しやすいことを目指したシンプルな科目群構成としています。さらに、知識の修得と感性の陶冶をバランスよく行うために、古来の「道」のホリスティックな学び方から近代以降の教育の分解型・分析型の方法論まで、様々な教育方法論を統合することによって、入門から発展まで(1年次が入門、2年次が基礎、3年次が応用、4年次が発展)、アート(人文科学、芸術)からサイエンス(社会科学、自然科学)まで、過去(哲学や歴史)から未来(科学技術や創造性開発)まで、という俯瞰的・全体的な学問構造を科目構成に反映することによって、国際社会の人類史的な構造変化に先鞭をつけることを目指したカリキュラムとしています。

ウェルビーイング学科

工学部

工学部では、学修の基礎⼒を養うための「武蔵野 INITIAL」の諸科⽬に続き、持続可能な社会に求められる、サステナビリティ、数理工学、または建築デザインの知識と技術を修得し、工学的アプローチから課題解決ができる力を身に付ける「学科科目」を体系的に編成した教育課程を適切に実施します。

サステナビリティ学科
数理工学科
建築デザイン学科

教育学部

教育学部では、社会人として必要な教養や知識を身につけるための「武蔵野INITIAL(共通科目)」と保育ならびに教育の本質を学び研究する理論科目と保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、 中学校教諭、高等学校教諭のための実践科目とでカリキュラムを構成しています。また、保育・教育実践を複数単位化し、数多くの実践経験を踏まえて現場に立つことを目指しています。これらのカリキュラムを履修することで、保育・教育にふさわしい汎用的能力を身につけることを目指しています。

教育学科
幼児教育学科※

※2020年4月こども発達学科より名称変更

薬学部

医療の一翼を担う人材として、確かな知識・技術と高い倫理観をもつ薬剤師を育成するために、カリキュラム体系を 「武蔵野INITIAL」(基礎的な共通科目)と「学科科目(専門科目)」に区分し、学科の専門科目は 「薬学教育モデル・コアカリキュラム」 を基本として、薬学の専門的な知識・能力を体系的に修得できるよう教育課程を編成し、実施します。

薬学科

看護学部

看護学科では、卒業認定・学位授与の方針 (ディプロマ・ポリシー)を実現するために、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

看護学科

文学研究科

[ 修士課程 ]
文学研究科修士課程では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を実現するため、以下の専攻の示す方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

[ 博士後期課程 ]
文学研究科博士後期課程では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を実現するため、以下の専攻の示す方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

日本文学専攻[修士課程]

日本文学専攻修士課程では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を実現するため、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

  1. 日本文学とその研究についての総合的・体系的な学識を身につけることができるよう、上代から近現代までの各時代の文学の研究、伝統文化の研究、ならびにそれらに関連の深い隣接諸領域の研究に関する知識を幅広く修得することができる科目群を設ける。
  2. 日本文学研究、伝統文化研究、あるいはそれらに関連の深い古今の言語文化に関する研究の領域において、個別のテーマについて主体的に自身の研究を進め、日本文学研究の発展に寄与しうる研究能力を身につけることができるよう、各指導教員による「修士論文演習」を必修科目として設けるとともに、複数の指導教員から研究指導を受けることができる組織的な研究指導体制を整え維持する。
  3. 学位審査の実施に際しては、文学研究科の定める研究指導計画ならびに学位論文審査基準により、適切に指導及び評価を行う。
  4. 中学校・高等学校の国語・書道の専修免許を取得できるよう、必要な科目群を設置する。

日本文学専攻[博士後期課程]

日本文学専攻博士後期課程では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を実現するため、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

  1. 日本文学とその研究ならびにそれらに関連するさまざまな文化的事象についての総合的・体系的な学識を身につけることができるよう、日本の古典文学研究・近現代文学研究・日本文化研究に関する知識を幅広く修得することができる科目群を設ける。
  2. 日本文学研究、伝統文化研究、あるいはそれらに関連の深い古今の言語文化に関する研究の領域において、自立して自身の研究を進め、日本文学研究の発展と深化、ひいては日本文化研究の発展と深化に寄与しうる研究能力を身につけることができるよう、各指導教員による「博士論文研究指導1・2・3」を必修科目として設けるとともに、複数の指導教員から研究指導を受けることができる組織的な研究指導体制を整え維持する。
  3. 学位審査の実施に際しては、文学研究科の定める研究指導計画ならびに学位論文審査基準により、適切に指導及び評価を行う。

言語文化研究科

[ 修士課程 ]
言語文化研究科では、言語文化に関する総合的・体系的な知識・能力を修得するとともに、教育・研究者や高度の専門性を有する職業人として活躍するために必要な実践的な能力を修得する。

[ 博士後期課程 ]
言語文化専攻[博士後期課程]では学位授与方針を達成する学生を輩出するために、以下の方針に基づいて高度で専門的な教育課程を編成・実施する。

言語文化専攻[修士課程]

言語文化専攻では、教育職・研究職や、国際交流・多文化共生に関わる職、国際ビジネスに携わる職等で活躍する人材を養成する観点から、各コースにおいて、体系的な知識と実践的な問題解決能力を養成する。

言語文化コース
  1. 言語・文化・文学・コミュニケーション及び翻訳などの分野の専門家を育成する。
  2. 「共通科目群」を通じて、履修者は、学術研究の基本的な考え方と作法を学び、また、日本語・日本語教育および異文化コミュニケーション双方に関わる言語文化研究の内容・方法に幅広く触れ、そのうえで領域横断的な視点から主体的に研究を遂行するために必要な知識を得る。
  3. 「日本語教育科目群」並びに「異文化コミュニケーション科目群」を配置し、履修者は、それぞれの専門に関わる科目群を中心に履修しつつ、研究テーマに応じた主体的なリサーチと発表を基本的な学習方法とする。
  4. 修士論文の研究指導を通じて専門家としての研究能力を醸成する。
ビジネス日本語コース
  1. 留学生を対象に、日本企業・日系企業での就業やキャリアパスを想定して配置した、「ビジネス日本語科目群」と「ビジネス科目群」の授業科目を通じて、高度なビジネス日本語力を養い、ビジネスに関する知識を学ぶ。
  2. 視聴覚、ICTなどを活用し、教室外とのインターアクションを豊富に取り入れた体験型・実践型の授業を中心に「高度外国人材」に必要な社会人基礎力を養成する。
  3. 学修の成果として特定課題研究を課し、少人数でのゼミや演習を通じて、就業後に即戦力となるような、資料の収集・解釈能力や問題発見・解決能力を醸成する。

言語文化専攻[博士後期課程]

言語文化専攻[博士後期課程]では学位授与方針を達成する学生を輩出するために、以下の方針に基づいて高度で専門的な教育課程を編成・実施する。

  1. 人文科学における世界水準の教育・研究を実施できる人材を育成する。
  2. 研究指導を通して、研究の方法論を学ばせることで自ら創造的な研究を実施し、その成果を発表する高度な研究能力を身につけさせる。
  3. 学会・研究会などに参加する機会を通じて、研究成果を適切に発信し、研究遂行のために必要な情報を収集する能力を身につけさせる。
  4. 海外の学会・研究会での研究発表を積極的に推奨し、国際的に活躍できる人材を育成する。
  5. 研究倫理の講義を通じて高い倫理観をもち、教育・研究に携われる人材を育成する。

法学研究科

法学研究科では、金融法務、企業法務の現代的な課題について理論と実務の双方からアプローチでき、新たなルールや取引スキームを開発できる能力を持ったビジネス法務専門家となる人材を養成することを基本方針とする。

ビジネス法務専攻[修士課程]

法学研究科では、学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)に沿った成果を上げるために、カリキュラムを「総合科目群」「特殊科目群」「研究指導」から構成する。
「総合科目群」を基本(一部選択必修)としたうえで、「特殊科目群」では金融法務、企業法務、倒産法務の3方向をそれぞれの学生の想定する業務に合わせて学修できるように科目を配置している。これらによって、学理と実務の両面から学修できるカリキュラムとしている。単位は、次のとおり習得する。
<2年コース>選択24単位(うち総合科目群から選択必修6単位を含む)、修士論文指導6単位、合計30単位を修得する。
<社会人1年制短期コース>選択24単位(うち総合科目群から選択必修6単位を含む)、特定課題研究演習6単位、合計30単位を修得する。
新たなルールや取引スキームを開発できる能力の開発のために、多数の実務家教員を客員教授に迎え、FinTechやABL等、最先端の実務を学べる科目も設置し、事務所見学等の時間も織り込んでいる。旧来の判例学説や実務慣行などに習熟させるのではなく、現代社会の新たな課題に対応でき、それぞれの所属する集団での最適なルール創りをして、将来のわが国のビジネス法務(金融法務、企業法務)を牽引できる人材を育成することに主眼を置いて指導している。大学新卒者のみでなく、社会人のキャリアアップ、リカレント教育も目的として、フレックスタイム対応の時間割設定も行っている。

ビジネス法務専攻[博士後期課程]

法学研究科では、学位の授与方針(ディプロマポリシー)に沿った成果を上げるために、カリキュラムを「特殊研究」「専門教育教授法」「研究指導」から構成する。

「特殊研究」では、各自の研究テーマに対応して学修できるよう多様な科目を配置することにより、自立した研究活動を行うことができる能力を養成する。
「専門教育教授法」では、実務家教員に求められる教育・指導力を養う。
1年次から3年次まで「研究指導」を配置し、指導教員による継続的・段階的な指導のもと博士論文を作成する。
なお、教育の質保証の観点から、指導教員以外の教員が審査に加わる研究指導発表会での報告を義務付け、その合格をもって博士論文の提出資格を認めることとする。

政治経済学研究科

政治経済学専攻[修士課程]

  1. 政治学および経済学の理論的・統計的・歴史的な特論科目を配置する。
  2. 政治学および経済学の政策的・地域研究的な特論科目を配置する。
  3. すべての科目における目標であるが、とりわけ政策に関わる特論科目および「事例研究」を通じて、制度並びに政策の実現のために必要な能力の養成に努める。
  4. すべての科目における目標であるが、とりわけ政治経済学総論および思想・歴史系の科目で強く考慮される。

政治経済学専攻[博士後期課程]

政治経済学研究科の教育課程方針は、学位授与方針に沿った成果を上げるために必要なカリキュラムを編成する。
政治経済学研究科では、政治学あるいは経済学の高度な専門知識を有し、世界で生じている政治・経済の問題に対して新たな解決策を提示できる高度な専門能力を育成するために2つのコースを設け、必要なカリキュラムを編成する。
政治学コースでは「政治学演習」を課する。この科目によって、政治システムの現状、問題点、その歴史的および理論的背景を確認させ、研究課題と、自立的な研究方法を身につけさせる。経済学コースでは「経済学演習」を課する。この科目によって、経済システムの分析に必要な経済理論、分析手法および歴史的接近方法を修得させ、自立的な研究活動に導く。
さらに、政治学コースでは「政治経済学特論2」、経済学コースでは「政治経済学特論1」をそれぞれ学修させることによって、政治経済の融合状況を分析するさまざまな手法、理論モデルを理解させる。
また、学生は個々の問題関心に沿って指導教員を中心に、複数の教員の指導を3年間受ける。
以上の学修の上に立って、博士論文を作成し、その成果を学術論文として発表させることにより、高度な知識と能力をもつ研究者と職業人を育成する。

経営学研究科

会計学専攻[修士課程]

会計学専攻では、学位授与方針に沿った成果を上げるために、カリキュラムを【基盤科目群】【専門科目群】【事例研究】及び【修士論文演習】で構成し、【基盤科目群】を1年次で修得、【専門科目群】ならびに【事例研究】を1年次から2年次で修得、そして【修士論文演習】を2年次を通じて修得する。
また、会計学や経営学の総合的・体系的な学識を身につけるため、1年次にオムニバス形式の「経営学・会計学の展望」を必修とする。

単位の修得は、次のとおりバランスよく修得させる。
【基盤科目群】から4単位以上、【修士論文演習】4単位、合計30単位以上

データサイエンス研究科

データサイエンス専攻[修士課程]

本課程は、学位授与の方針(ディプロマポリシー)の達成のため、データサイエンス研究の主要3基軸、「データサイエンス技術」「データサイエンス応用」「ソーシャルイノベーション」を掲げ、カリキュラムを『基盤科目』『専門科目:データサイエンス技術/データサイエンス応用/ソーシャルイノベーション(専門選択)』『専門実践科目』『研究指導』から構成する。
データサイエンス、人工知能分野に関する先端的技術について、⼤局的かつ、具体的な研究事例を取り上げて学び、多角的な活用を先導する能力を培います。さらに、担当教員の指導を受けながら、研究テーマの決定、研究活動計画の策定、研究テーマのモデル化、実験環境の設計・構築及びデータ収集、実験の実施、結果の評価、関連する各学会・会議を通しての研究論⽂発表を⾏い、優れた研究成果と新たな社会的価値を発信する能力を身につけ、データサイエンス領域を対象とした研究プロジェクトに参加し、共同的・協調的研究活動を実施することにより、先端的データサイエンス研究を実現し国際的なリーダーとなる能力を身につける。

データサイエンス専攻[博士後期課程]

本課程は、学位授与の方針(ディプロマポリシー)の達成のため、カリキュラムを『発展科目』及び『研究指導』から構成する。『発展科目』には、最先端のデータサイエンス領域の専門知識、新技術を修得し、それらを基礎とし、新たな事実の解明、独創的な価値創造を発信する能力を養成する「データサイエンス先端発展研究1、2」を1・2年次に配置する。さらに、履修者の研究に関するプレゼンテーションを通じ、多様な分野の教員と研究討議を行う「未来創造発展セミナー1、2」を1・2年次に配置し、「未来創造発展セミナー1A、1B」ではデータサイエンス・スペシャリスト、プロフェッショナルの研究者として必要なデータサイエンス領域の高度専門知識と新技術について、また「未来創造発展セミナー2A、2B」では、データサイエンス経営・開発プロフェッショナルとして必要なデータサイエンス領域の専門知識、新技術を活かした独創的な高度産業的応用を生みだし、それを構築し、国際的なイノベーションを実現する手法およびグローバルコミュニティの形成を行う能力を身につける。
『研究指導』には、研究指導科目である「未来創造発展研究(研究指導)1-3」を1~3年次に配置し、履修者は、データサイエンス領域を対象とした研究プロジェクトに参加し、共同的・協調的発展研究活動を実施することにより、研究テーマを自ら見出し、独創的な研究活動を推進するための計画を策定し、独創的な研究を発信するデータサイエンス・スペシャリスト、プロフェッショナルの研究者として、また産業界において独創的なイノベーションを実現する開発、経営プロフェッショナルとして必要なプロジェクトを設計・推進する能力を身につけると同時に、博士論文の執筆に資する研究を行う。

人間社会研究科

人間社会研究科(修士課程、博士後期課程)では、人間尊重の立場に基づき、科学的根拠に基づいて研究活動を行い、人間の精神、心理、生命、社会などの分野において専門的な知識を修得し、実践力に優れた専門的な職業人もしくは研究者を養成するために必要な教育課程を編成し、実施する。

人間学専攻[修士課程]

人間学専攻(修士課程)では、教育課程編成方針として以下の2点を掲げる。

  1. 講義科目である特論と演習・実習を組み合わせ、専門的な知識と実践力をともに養うことのできる科目構成となるよう授業の編成を行う。
  2. 幅広い知識と総合的な人間理解力を身につけるため、人間学コースと臨床心理学コース(一部制限あり)の科目は相互に履修可能とする。各コースの授業の編成と実施内容については以下のようである。
人間行動学コース
  1. 仏教精神に基づく人間尊重の倫理・道徳観と科学的な思考能力を養うために、1年次に「人間学特別講義」を必修科目として配置する。
  2. 社会心理学や認知神経科学に基づいて人間行動の研究をおこなうために必要な文献読解力や論理的思考力を身につけるために、1年次に「人間科学演習」を配置する。
  3. 科学的方法論、人間理解能力を身につけるために、各々の専門分野において必要とされる知識の修得のための講義科目としての特論と技能や実践力を習得するための特論演習を組み合わせて配置する。
  4. 2年次には、自ら研究することを学ぶため、専門分野に関する研究を行い、修士論文を作成する。
臨床心理学コース
  1. 仏教精神に基づく人間尊重の倫理・道徳観と科学的な思考能力を養い、臨床心理の高度の専門家となっていくために必要な技術、態度を身につけるために、1年次に「人間学特別講義」を必修科目として配置する。
  2. 公認心理師資格を目指す者に対しては、公認心理師受験資格の取得に必要な講義科目と実習科目の教育を行う。
  3. 臨床心理士資格を目指す者に対しては、臨床心理士養成の第一種指定校として必要な基礎科目、関連科目、実習科目の教育を行う。
  4. 科学的方法論、人間理解能力を身につけ、広い視野から人間を考えるため仏教学やターミナルケアの授業を履修可能とする。
  5. 2年次には臨床心理学に関する研究を行い、修士論文を作成する。
言語聴覚コース
  1. 言語聴覚士の資格取得を目指す者は、国家試験受験資格の取得に必要な【専門基礎科目】と【専門科目】を中心にしたカリキュラムに基づいて教育を行う。
  2. すでに言語聴覚士の資格を有しているものは、さらに高度な専門性と実践力を身につけるべく【専門科目】と【専門発展科目】を中心にしたカリキュラムに基づいて教育を行う。
  3. 言語聴覚士の資格を有し、なおかつ3年以上の実務経験を有しているものを対象に、【専門発展科目】を中心とした1年制の短期コースを設け、業務の継続を前提に高度な実践力と応用力を養うための教育を行う。
  4. いずれのコースにおいても、入学前から研究計画に関する入念な助言を行い、人間学としての言語聴覚障害学における臨床と研究の発展に資する研究論文の完成に向けた指導を行う。

人間学専攻[博士後期課程]

人間学専攻(博士後期課程)においては、それぞれの専門分野において、人間の精神、心理身体機能、社会行動を総合的に考察できる高度な知識と高い専門性のある技術を身につけるための研究科目を配置編成する。実施内容としては、研究を指導するための特殊研究の授業を毎年配置し、指導教員の継続的な指導により高度な研究を自力で行える能力を養成し、さらに各専門の高度な技術を学ぶ科目を実施する。これらの授業計画のもと、博士論文を完成する。

実践福祉学専攻[修士課程]

実践福祉学専攻[修士課程]実践福祉学専攻では、実践力、研究力及び指導・管理能力に秀でた専門的な職業人および研究者・教育者を養成することを目的としていることから、知識と実践の融合を可能とする循環型教育プログラム(具体的実践⇒知識の補完・修得⇒実践での施行⇒検証・評価⇒(再施行)⇒実践技能化・理論化⇒具体的実践)を志向し、それを可能とする教育課程を編成する。具体的には、原理科目群、実践理論科目群、関連領域科目群、リサーチ科目群により構成され、それぞれの科目群の特徴(科目配置の目的)は以下のとおりである。

  1. 原理科目群には、本学の理念に基づく科目及び実践福祉に関する原理、制度・政策に関する知識を習得する科目を配置する。
  2. 実践理論科目群には、ソーシャルワークの実践理論に関連して、基礎を理解する科目に加え、個人・家族、組織、コミュニティなど、ミクロ・メゾ・マクロレベルにわたる実践理論等を習得する科目を配置する。
  3. 関連領域科目群には、ソーシャルワークに関連する領域として、国内外におけるソーシャルワークの動向を学ぶことと、自らその動向をつかむ力を習得するための科目である「家族支援」「グリーフケア」「アントレプレナー」「国際社会福祉」に関する科目を配置する。
  4. リサーチ科目群には、科学的根拠に基づく研究活動を行うための技術・知識として、リサーチに関する総論・各論、質的・量的研究法について習得する科目、当事者視点に立った社会福祉ニーズの抽出・分析のための調査・研究力を修得する科目を配置する。これらの学びをもとに、社会福祉学に関する研究を行い、修士論文もしくは特定課題研究論文を作成する。修士論文を執筆する場合には、「論文研究演習」にて、実践福祉学の個別分野に関する専門的内容の研究を計画し、研究指導、論文執筆指導を受け、論文を執筆する。特定課題研究を作成する場合には、「特定課題研究演習」にて、実践福祉学専攻の個別分野に関する専門的な内容の論文執筆指導を受け、作成する。
    これらのカリキュラムにより、高度な専門知識・技術の習得と実践を循環させた教育プログラムにより、"人"と"社会"に対する深い洞察に基づく専門的倫理及びミクロ・メゾ・マクロレベルを視野に入れた高度な実践力を有し、指導・管理能力、研究力に秀でた専門的な職業人及び研究者・教育者を養成する。

仏教学研究科

[ 修士課程 ]
仏教学専攻(修士課程)においては、建学の仏教精神に基づいて人間尊重の立場に立った研究活動を行い、仏教学に関する専門的な知識を修得し、実践力に優れた専門的な職業人もしくは研究者を養成するために必要な教育課程を編成する。

[ 博士後期課程 ]
仏教学専攻(博士後期課程)においては、建学の仏教精神に基づいて人間尊重の立場に立った研究活動を行い、仏教学に関する高度に専門的な知識を修得し、実践力に優れた専門的な職業人もしくは研究者を養成するために必要な教育課程を編成する。

仏教学専攻[修士課程]

  1. 人間学・仏教系科目群を通じて人間学と仏教史の基礎を総合的に学ぶ。
  2. インド、中国、日本の仏教思想・文化をそれぞれ学ぶ科目を複数設け、各自の関心にしたがった多様な学びを通じて体系的な学識と研究能力を身につける。
  3. 「真宗概論」「真宗史」「真宗学特講」「浄土教理史」「浄土教特講」「真宗文献講読」などの選択科目を置くことで、本学と関わりの深い浄土真宗について総合的・体系的に学ぶことができる。
  4. 「現代仏教特殊研究」「近代仏教特講」「ターミナルケア特論」などの選択科目を置くことで、仏教精神に基づく社会実践活動について活躍できる資質と能力を養う。
  5. 「修士論文演習」などの研究指導によって、指導教員から個別的に高度な研究指導を受け研究者として活躍できる資質と能力を涵養する。

仏教学専攻[博士後期課程]

  1. 特別研究の授業科目として「仏教学研究1」「仏教学研究2」「仏教倫理研究」を配置し、仏教学の諸問題に対する多角的な分析と考察を行い仏教学に関する学識を深める。
  2. 研究指導の演習科目として1年次から3年次まで「特殊研究(研究指導)1~3」を配置し、指導教員の継続的な指導により高度な研究を自力で継続・発展させていく能力を養成し、博士論文を作成する。

工学研究科

工学研究科では、学部教育で培われた持続可能な社会に向けた工学の知識と技術を基盤にして、現代の複雑化する諸問題の本質を明らかにし未来を切り拓く構想力とデザインカを身につけ、人間社会の発展に寄与する高度専門職業人および研究者を育成するために必要なカリキュラムを編成する。

数理工学専攻[修士課程]

数理工学専攻(修士課程)では、学位授与の方針(ディプロマポリシー)に沿った成果を上げるために、カリキュラムを【基盤科目】【専門科目(専門必修)】【専門科目(専門選択)】【研究指導】から構成する。
数理工学分野の拡がりと深みを学修し、分野横断的な視点から提言、問題解決ができるようにするために分野横断的科目を必修科目として【基盤科目】【専門科目(専門必修)】に配置し、併せて、多様で専門的な知識や技術を身につける科目を広く【専門科目(専門選択)】に配置することで、幅広い視野から専門知識や技術力を学修する。
また、これらの専門科目を修めるとともに、【研究指導】の科目を初学年より配置し、最先端の研究を学ぶことで、提言・問題解決を導く力を確実に身につける。
これにより、数理工学分野における独自性のある研究を自ら行い、それらを修士論文としてまとめ、所定の審査を受けることにより、研究力と成果をまとめ発信する能力を身につける。

数理工学専攻[博士後期課程]

数理工学専攻(修士後期課程)では、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に沿った成果を上げるために、カリキュラムを『発展科目』『研究指導』から構成する。
『発展科目』には、様々な分野の研究に触れ、より広範に分野を超えた視点と思考方法を高め、実社会の課題と専門分野をつなぐ基盤となる分野横断的思考能力を養成する講義科目を1~2年次に配置する。併せて、学外の最先端の研究者が参加するセミナー科目を1~2年次に配置し、構造・現象の基礎的解明または、社会課題の解決に関する極めて高度な専門知識と独創的な技術力を身につける。
『研究指導』には、研究指導科目を1~3年次に配置し、それまでに得た研究スキルを元に、課題を自ら見出し新しい分野へ挑戦することで、独創的で自立した研究能力を身につける。
これにより、博士後期課程の基盤となる能力を2年次までに涵養し、博士論文の執筆に資する研究を行う。

建築デザイン専攻[修士課程]

建築デザイン専攻では、学位授与の方針(ディプロマポリシー)に沿った成果を上げるために、カリキュラムを【基盤科目】【専門講義科目】【専門実践科目】【研究指導】から構成する。
【基盤科目】と【研究指導】を必修としたうえで、【専門講義科目】では計画系、構造系、環境系のいずれかの高度な知識・技能を、【専門実践科目】では課題解決案を具体的に提示できる柔軟なデザイン能力と実務能力を、それぞれの学生の進路に合わせて学修できるように科目を配置している。
これらによって、理論と実践の両面から学修できるカリキュラムとしている。
単位は、必修科目18単位、選択科目より12単位、合計30単位を修得する。
ただし、建築士試験の大学院における実務経験年数に関しては、大学等を指定科目60単位以上を修めて卒業していることを前提に、実務経験年数1年に該当するには、「インターンシップ1」を履修することが必要である。
また、実務経験年数2年に該当するには、必修科目18単位、「インターンシップ1」「インターンシップ2」「インターンシップ3」の14単位、その他、選択科目より10単位の合計42単位履修することが必要である。

環境学研究科

環境学研究科では、環境に関する専門的職業人を養成するため、環境分野の社会動向を注視し、教育内容を時代に即して、持続可能な企業社会・地域社会の実現に対応できるカリキュラムを編成する。

環境マネジメント専攻[修士課程]

標記の人材育成目標を達成するため、カリキュラムは、講義科目および演習科目によって編成し、講義においては、最新の知識と実践力を身につけるための基礎を養う。具体的には、持続可能な発展の概念を深く学ぶ「持続可能な発展研究1」などを共通必修科目として配置する。それらをベースとして、「地域環境マネジメント」「環境経営」「エコプロダクツ」それぞれの領域について深く学べる科目群を配置する。研究の集大成となる特定課題研究演習では、指導教員による継続的な論文指導を行う。

環境システム専攻[博士後期課程]

「共通科目」「環境マネジメント科目群」「エコプロダクツ科目群」「研究指導」の4つの科目群からなる体系的な教育課程を編成する。「共通科目」では、複雑に絡み合う環境問題や社会課題の研究を行う前提として欠かせない幅広い最新の環境問題に係る課題を概観する「環境学基盤研究」を必修として1年前期に配置する。それを踏まえ理論と実践を有機的に繋ぐため、学生各自の専門分野に沿っていずれかを選択できる科目群として、環境マネジメント科目群では「環境マネジメント研究」「先端環境マネジメント演習」を、エコプロダクツ科目群では「エコプロダクツ研究」「先端エコプロダクツ演習」を1年後期に配置する。2年次には、より発展的・専門的に研究を深めるための「環境学個別研究」を配置する。また、これらの研究の集大成としての博士論文の作成に向け「特殊研究(研究指導)1~3」を1~3年次に配置し、継続的な論文指導を行う。

教育学研究科

教育学研究科では、教育学に関する広い知識を学び、研究することで、幼児教育・初等教育・中等教育における高度な専門的学識と教育力を有し、学校教育現場において現代的課題に応えうる実践力を身に付けた高度専門職業人を養成することを目的に多様なカリキュラムを編成している。

教育学専攻[修士課程]

教育学専攻では、教育学に関する研究を行う教育学研究科目群、教育方法ならびに教科教育に関する研究を行う教育方法科目群、実践に関する研究を行う実践研究、修士論文指導を行う研究指導と4つの科目群を構成し、広い視野と自己の専門分野の研究を深めることができるよう以下のようなカリキュラムを編成する。

  1. 教育学研究科目群として「教師論研究」「教育・発達心理学研究」「比較教育研究」「幼小接続教育研究」などを置き、教育学の基礎を学ぶ。
  2. 教育方法科目群として「初等教育指導法研究」「国語科指導法研究」「英語科指導法研究」「理科指導法研究」などを置き、教育方法ならびに教科の方法論を学ぶ。
  3. 実践研究として「教職実践特論研究」を置き、教育を実践面から学ぶ。
  4. 研究指導として「修士論文指導」を置き、より深く研究する姿勢と方法を学ぶ。

薬科学研究科

【修士課程】
薬科学研究科修士課程の教育課程編成方針は、薬科学研究者の養成及び薬科学の進展に寄与することができる人材を養成するために必要なカリキュラムを編成する。

【博士後期課程】
薬科学研究科博士後期課程の教育課程編成方針は、高度薬科学研究者の養成及び高度実務薬科学研究者を養成するために、薬科学専攻に2つのコースを設置し、必要なカリキュラムを編成する。

薬科学専攻[修士課程]

修士課程薬科学専攻では、創薬、生命科学等幅広い分野で広く深い知識を修得させるために、「化学系薬学」、「物理系薬学」、「生物系薬学」に加え、「医薬品開発」及び、「レギュラトリーサイエンス」に関する特論を開講し、また、演習を課すことにより、特論等で修得した知識を確実なものにする。更に「研究」科目を課すことにより、「特論」、「演習」で修得した知識をもとに、それぞれの分野における研究手法や実務能力を修得させ、自らの課題を分析・検証する能力を養う。
単位の修得は、学位の質を担保するために、次のとおりバランスよく履修させる。

  • 選択した領域の特論科目2単位、演習科目8単位、研究科目16単位、他領域の特論科目4単位、合計30単位以上であること。

薬科学専攻[博士後期課程]

博士後期課程薬科学専攻は、自立した研究者として自ら問題を見いだし解決する能力を養うために、各コースの教育課程を次のとおり編成する。
高度薬科学研究者の養成コースでは「選択課題検証実習科目」を、高度実務薬科学研究者養成コースでは「課題探索コースワーク実習科目」を課し、自ら研究課題を見いだし、自らが立てた研究テーマとそれに伴う研究計画が適正であるかどうかを検証させる。更に「演習科目」により、関連分野の幅広い知識を習得させるとともに、「特別実験科目」で研究を行い、博士論文を作成し、その成果を学術論文として発表させることにより、高度研究者を育成する。
単位の修得は、学位の質を担保するために、次のとおりバランスよく履修させる。

  • 高度薬科学研究者の養成コースは、選択課題検証実習科目2単位、演習科目15単位、研究科目15単位、合計32単位以上であること。
  • 高度実務薬科学研究者養成コースは、課題探索コースワーク実習科目2単位、演習科目15単位、研究科目15単位、合計32単位以上であること。

看護学研究科

看護学専攻[修士課程]

修士課程のカリキュラムは、教育研究コースと高度実践看護師コースがあります。教育研究コースは、専門分野での専門性を高め、教育研究能力の開発をめざすコースです。高度実践看護師(専門看護師:CNS)コースは、看護ケア管理のスペシャリストとして機能することができるように、より専門性を深めた実践能力の開発をめざすコースです。
DP達成のためのカリキュラム構成は下記のとおりです。
目標1、2、3、4の看護学の専門能力、思考・判断力、スキルを育成するため、1年次の[専門支持科目]では情報収集、批判的評価、知識の統合化のための基本的知識と技法を修得するため「看護研究」、「看護理論」、「応用統計学」を、高度な看護学の実践力を身につけるため「フィジカルアセスメント」、「病態生理学」、「臨床薬理学」を配置する。また、看護学の課題を多角的に、創造的に考える力を育成するため、看護学について幅広い視点をもつための「看護管理」、「看護教育」、「看護政策」、「コンサルテーション」を配置する。これら専門支持科目で修得した知識や技法を活用し、看護学の専門分野に関する幅広い知識を体系化し、課題を分析するために、[専門科目]に「各看護学特論Ⅰ~Ⅳ」を配置する。これらの科目では、院生主体のグループワーク、プレゼンテーションや討議を教授方法として活用し、実践力ならびに協働するための力を育む。
目標5、6の専門職としての倫理的視点を身につけ、看護学における自己の考えや実践力を表現する力を修得するため、[専門支持科目]として配置されている「看護倫理」、また、[専門科目]に配置されている「各看護学演習Ⅰ~Ⅳ」「実習」で専攻した看護学領域の課題についてコースワークを行う。さらに、「特別研究」あるいは「特別課題研究」において、看護現象における自己の探究課題を探究するための適切な研究手法を選択し、研究計画を立て研究を遂行し、論文作成し・発表する。
すべての科目のコースワークの実施ならびに自己の学修成果に関する振り返りをとおして、目標7にある専門職者として自己研鑽していく力を身につける。

看護学専攻[博士後期課程]

看護学研究科博士後期課程のカリキュラム構成は、看護学の知の構築に向けた共通科目と専門科目に分かれています。
DP達成のためのカリキュラムは下記のとおりです。
目標1、2、3、4を達成するための基礎力を修得するため[共通科目]の「看護研究方法論」、「看護理論」、「高等統計学」を配置する。さらに、各自が専攻する看護学領域の「各看護学特講」と「各看護学演習」を履修することで、関連する概念や理論を幅広く探究し、看護学の知見を構築する基礎力を育む。2年次以降、「特別研究1」「特別研究2」を履修し、リサーチワークを行い博士論文を作成・発表することで、新しい看護学の知を構築するための研究力・実践力・発信力を修得し、さらに目標5、6を加えた全ての目標を達成する。