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能楽資料センター

附置機関

場所:武蔵野キャンパス1号館3階 TEL:042-468-9742

沿革

武蔵野大学(旧武蔵野女子大学)能楽資料センターは1972年、顧問に土岐善麿・古川久、運営委員に安藤常次郎・増田正造・小林責という布陣で開設されました。そして、本学創立50周年を迎えた1974年から、学外への資料公開を始めました。土岐善麿は、紀要第1号の巻頭言で、次のように述べています。

「周知のとおり、法政大学の能楽研究所は、故野上豊一郎博士の遺志を継いで、昭和二十七年四月、その記念に設立され、貴重な文献的資料は、すでにおびただしい数にのぼり、研究調査の便宜の点からも、すぐれた貢献を果たしつつあります。新しい能楽資料センターの目的としては、右の事情、事態をじゅうぶんに考慮した上で、特に、能楽の現代的実態ともいうべきものを中心に、実演のテープ、写真等の資料をひろく、かつ、たんねんにまず収集することを意欲的に、努力的にすすめてゆこうというわけです。これには、それなりの特殊な観点と技術と、謙虚誠実な摂取の方法と、適正な判断と、そのほか必要な諸条件のいくつかがあげられましょうが、結局は、能楽の基本性に対する理解と規準とをきびしくたもちながら、歴史の発展の中に現代の実状を残すという、現在から未来への責任を負ってゆくべきことと思われます。」

能・狂言をはじめとする伝統文化は、いま国の内外で広く見直されています。本センターは、学生・研究者はもとより、
能楽師・一般愛好者へも寄与し、能楽普及の一翼をになってゆきたいと思います。

所蔵資料

図書

能と狂言の台本(謡曲集、狂言集の類)、譜本(各流の謡本、仕舞型付、囃子の手付など)、明治以後に刊行された能と狂言に関する研究書、入門書、評論、随筆、写真集、図録、辞典、事典、定期刊行物(雑誌、紀要、機関誌の類)など、また、能・狂言以外の古典芸能の図書、関連する中世の歴史や文学の図書などを幅広くそなえています。
さらに、能会、狂言会のプログラム、パンフレットを、図書とならぶ貴重な資料として収集しています。
図書の多くは開架式で、自由に閲覧できます。

映像・写真資料

文献資料だけでなく、視聴覚資料を充実させることにも積極的に対応している点が当センターの特色となっています。
近現代における能・狂言の生きた資料の収集を続けています。

録音資料

『能楽資料センター紀要』第1号(1972年)に紹介されていますが、昭和後期の貴重かつ膨大な演能記録である、能楽音の会の録音テープの複製による再生と保管について、能楽音の会旧理事および演者側の団体である能楽協会の了承を得ています。
その他、喜多会、梅若会、金剛会等の録音テープも所蔵しています。

活動

紀要

発足当時から『能楽資料センター紀要』を発行してきましたが、1996年の第8号から面目を一新し、論文、研究ノート、翻刻資料、講演記録、彙報などを収載した紀要を年に1回刊行しています。

公開講座

学生・一般を対象とした公開講座(年4回)・能楽研究講座(年2回程度)などを主催しています。講師にはセンター研究員のほか、学外の研究者や能・狂言の演者も招いています。

詳細はこちらをご覧ください ⇒能楽資料センター公開講座

鑑賞会

2002年度には学内の雪頂講堂に組立式の仮設能舞台が新設され、センター30周年記念の能楽公演を行いました。2005年度から年に1回狂言鑑賞会を開催しています。

利用案内

閲覧

閲覧日:月〜木曜日
時 間:12:30〜17:00
※入試期間中や大学の長期休暇中など、閲覧業務を行わないこともありますので、必ず事前にお問い合せください。

図書の貸出し

期 限:学生…1週間 一般…2週間
冊 数:5冊まで
※一部貸し出しできない図書もあります。
※一般の方で図書貸出希望の方は身分証明書(保険証・運転免許証などの住所が記載されているもの)をお持ち下さい。