日本語コミュニケーション学科 村澤ゼミが築地本願寺で「たのしくたいけん夏祭り」を開催しました

９月２日、グローバル学部日本語コミュニケーション学科村澤 慶昭教授のゼミ生（３年生）が、築地本願寺の蓮華殿で「たのしくたいけん夏祭り」を開催しました。

この活動は、日本語を第二言語とするJSL（Japanese as a Second Language）児童や外国にルーツを持つCLD児（Culturally and Linguistically Diverse Children）が日本語を母語とする子どもたちと共に、日本文化を体験し、理解してもらうことで、コミュニケーションの促進や友達作りを支援することを目的に開催しました。特に、日本での生活にまだ慣れていない JSL児童やCLD児の心細さを少しでも軽減し、楽しみながら日本語に触れたり地域の交流を促進したりできる場を提供する機会となることを目指し、学生たちが発案から実施まで行いました。
当日は、１歳から９歳までの幼児・児童が目標越えの31名（家族を含めると約50名）来場し、近隣地域の家族に混ざって外国にルーツを持つ家族もお祭りを楽しんでくれました。
事後アンケートでは、子どもたちから「とてもたのしかった」「らいねんもやってください」という感想や保護者の方から「優しいお姉さんとお祭りの雰囲気を楽しめて嬉しかったようです」という感想がありました。
学生からは、子どもたちと接することができて良い経験になった、構想だけでなく実践することでより現実的な取り組みになった、日本人学生と一緒に企画できて嬉しかった（留学生）という感想の一方で、準備や確認、ターゲットとする対象者への広報や働きかけなどの課題についての内省もありました。継続的な取り組みのひとつとして、次年度につなげていきます。