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2024.02.08

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経営学科の学生チームが「第4回産学連携ビジネスコンペティション」で「大賞」を受賞

平野ゼミとAKKODiSコンサルティング、志結舎の皆様

平野ゼミとAKKODiSコンサルティング、志結舎の皆様
本学 経営学部 経営学科 平野 貴士ゼミの学生チームがAKKODiSコンサルティング株式会社主催「第4回産学連携ビジネスコンペティション」で大賞を受賞しました。

4回目の開催となる本大会には全国8大学29チーム、総勢200名以上が参加し、本学からは3年生14名による3組が参加。
アイデアの独創性・社会的意義・PoC(実証実験)実行度・経済性・プレゼン訴求力などの総合的な審査の結果、最も優秀なビジネスプランを提案したチームとして見事本学のチームが大賞に選出されました。

これを受け、1月26日に本学にてトロフィー贈呈式が開催され、主催者であるAKKODiSコンサルティング株式会社執行役員の脇 一智 氏、同社の山崎 達也 氏、藤堂 正悟 氏、企画運営を担当する株式会社志結舎代表の関口 隆 氏が来構し、大賞を受賞した「YAドランくんチーム」にトロフィーが贈呈されました。

トロフィー贈呈の様子

トロフィー贈呈の様子

大賞を受賞したYAドランチーム

受賞したYAドランくんチームと記念撮影
後列左から:関口 隆 氏(志結舎)、高橋 佑昌さん、脇 一智 氏(AKKODiSコンサルティング)
前列左から:中台 悠斗さん、野和田 絢那さん、志賀 あゆなさん

第4回産学連携ビジネスコンペティションとは

「日本を、課題解決先進国に。」というビジョンのもと、企業・組織、教育機関と連携し、イノベーションを伴走しながら支援することを目指すAKKODiSコンサルティング株式会社が主催し、2020年より開催されているビジネスコンペティションです。
「持続可能な社会を創ろう」をテーマに、学生ならではの柔軟な発想とAKKODiSの現役テックコンサルタントによる技術力・問題解決力を響創させることで、産学連携でユニークなビジネスモデルの創造と社会課題の解決に向けたビジネスプランを提案することを目指します。

第4回は審査員に小阪 玄次郎 教授(上智大学)、酒井 健 准教授(一橋大学)、舟津 昌平 講師(東京大学)のお三方を迎え、AKKODiSコンサルティング及び志結舎の皆様とともに厳格な審査が行われました。

参加チーム一覧及びコメント

YAドランくんチーム:「Prodis Sticker」(大賞受賞)

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写真左から:高橋 佑昌さん、中台 悠人さん(副リーダー)、野和田 絢那さん(リーダー)、志賀 あゆなさん
チームコメント:
私たちは物価が上昇している世の中で、消費者が少しでも安く商品を購入できるようにしたいという想いから、広告機能を備えた値引きシールのProdis Stickerを提案しました。このビジネスは、広告主には広告機会、小売店には負担のない割引、消費者には割引価格を提供できるという、三方よしの関係を特徴としています。最初の半年間は大規模なビジネスを考えていましたが、数多くの企業インタビューや実証実験の結果を踏まえて、勇気を出して、小さく始めて大きく育てるビジネスへと大幅に変更したことが、「大賞」に繋がりました。今後はビジコンで身につけた、チームで目的を共有しながら自分の役割を全うするというチームワークの基本を活かして、社会に貢献していきたいと思います。

いちごちゃんチーム:「Startive!」

いちごちゃんチーム

写真左二人目から:池田 峻啓さん、森田 彩愛さん(副リーダー)、西嶋 萌華さん、島津 陸斗さん(リーダー)、林 秀悟さん
チームコメント:
「Startive!」は、シニア向けにユニバーサル・スポーツのイベントを開催する事業です。シニア世代が抱える「人とかかわりたい」という悩みと、ユニバーサル・スポーツ団体が抱える「競技人数を増やしたい」という悩みを同時に解決するために、シニア世代がユニバーサル・スポーツをするコミュニティを創ることを目指しました。実証実験では、日本ゲートボール連合・日本コーンホール協会・江戸川総合人生大学の皆様にご協力いただきました。実証実験で得た収益は、江戸川区に寄付をしました。ユニバーサル・スポーツを通じてシニア世代が健康になれば、医療費の削減を通じて現役世代の負担が減少します。このようにシニア世代と現役世代との架け橋となり、日本の超高齢社会を乗り越えるための一助になれるよう、私たちはこれからも努力を続けます。

プリンチーム:「creo」

プリンチーム

写真左から:島本 大毅さん、小長 稜平さん(副リーダー)、植田 万葉さん(リーダー)、栗原 萌さん、深澤 樹さん
学生コメント:
「皆さんの声を製品の原石に」というコンセプトのもと、私たちは「creo」というサービスを提案しました。これは、ユーザーが自分たちが欲しいと考える製品のアイデアをウェブサイト上に投稿し、そのアイデアをメーカーに製品化してもらうユーザー発案型プラットフォーム事業です。社会的にも、ユーザーが自分たちのアイデアから生まれた製品に愛着を持つことで、その製品を長く使用する可能性が高まり、大量生産と大量消費による環境問題の解決に向けた一歩になります。ビジネスコンテストでの経験を通じて、企業から与えられた製品を購入するだけの一方通行型の社会ではなく、企業とユーザーが意見をお互いに出すことで製品をブラッシュアップできる双方向型の社会を実現したいという問題意識を持つようになりました。

担当教員コメント

トロフィー

本ゼミのコンセプトは「ばかもの」です。優秀な成績を収めようと王道を歩むのではなく、未熟なところは多くとも、光る一点を大いに伸ばそうと、学生と教員で取り組んでいます。今回のビジネスコンテストでは、結果として大賞を受賞したことも大変喜ばしいのですが、それぞれのゼミ生が、ゼミやチームで激論を交わし、自分の信念を創りあげ、人間として成長していく過程に関われたことに感謝をしています。また、本ゼミの挑戦を温かく見守ってくださったAKKODiSコンサルティングと志結舎、審査員の先生方と、実証実験に快く協力していただいた数多くの公共団体や企業、武蔵野大学、エムユービジネスサポートの皆様に対して、この場を借りて御礼申し上げます。これからも「ばかもの」を応援し、イノベーション論の知見を社会に届けていきます。
平野 貴士 講師(経営学部 経営学科 イノベーション論)

関連リンク

【AKKODiSウェブサイト】
産学連携ビジネスコンペティション2023の最優秀モデルを決定
- SDGsをテーマに、学生と社会人混合チームで新たなビジネスモデルを構築 -
https://www.akkodis.co.jp/news/2024/0208

【PRTIMES】AKKODiS、第4回産学連携ビジネスコンペティションを開催
- 全国8大学29チームが、SDGsをテーマにビジネスモデルを構築 -
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000010295.html
 
日本ゲートボール連合】 武蔵野大学の学生が企画したスポーツ交流会にゲートボールが参加
https://gateball.or.jp/news/12485/

江戸川区】 寄付一覧(令和5年11月期)
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e010/kuseijoho/kifu/kifukin/2023/20231101.html
 
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