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2019.04.09

武蔵野大学は、2019年3月「SDGs実行宣言」を公表。さらに2050年を眺望した教育改革「5つのチャレンジ」を策定

武蔵野大学は1924年の創立から95年の歴史を歩み、5年後の2024年に創立100周年を迎えます。この大きな節目を前に、「武蔵野大学SDGs実行宣言」を3月20日に行いました。これは、国連サミットで採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)、すなわち17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標」の実行に向けて、すべての学生と教職員をあげて全力で邁進することを宣言したものです。
さらに、発展の跳躍台を担う改革の中長期方針として、SDGsの考え方を踏まえた「武蔵野大学2050VISION」を表明し、武蔵野大学が目指す教育改革の方向性を、5つのチャレンジとして策定しました。
世界の未来を担う人材育成のため、より質の高い教育環境の整備と、総合大学ならではのダイバーシティ(多様性)を生かした、知的で人的交流の盛んなキャンパスを目指します。

<関連リンク>

武蔵野大学SDGs実行宣言

カリキュラム改革の理念・方針

上記のような教育の質向上を図る環境の変化を踏まえ、令和3(2021)年度に向けて、次の視点でカリキュラムを見直しました。

①平成31(2019)年3月の武蔵野大学SDGs実行宣言に基づき、共通基礎課程「武蔵野BASIS」を「武蔵野2050未来創造プログラム」に発展させる

②Society5.0 新たな未来社会に活躍できるメディアリテラシー、デジタル革命への対応力を携えた人材を育成する

③世界の幸せをカタチにするために、教育改革の方向性として定めた「5つのチャレンジ」を、教育改革を具現化すべくカリキュラムに反映させる

(2050年の未来を眺望した)世界の幸せをカタチにする5つのチャレンジ

(1)自己と世界を問う

「世界は幸せか」を問う。問いを発することで取り組むべき課題を自ら見つける。この主体性を発揮するために、課題を中心に据え自分事として向き合う教育・研究を促進する。

(2)未来の世界を創るcreativeな実践者輩出

単に、高度な職業人・研究者として自己の専門分野を極めるだけではなく、他の専門分野を学んだ人とともに未来の世界の幸せづくりに寄与できるアクティブでCreativeな知を産みだしていく。そのため、フィールドワーク等の学外での諸活動を通じて自己の専門分野と社会とのつながりを体感し、世界の諸課題に絶えず向き合うことを学びの基本スタイルとする。

(3)AI世界を先導するMUSIC ※

「世界の幸せをカタチにする。」という願いを根幹に据えつつ、人間とコンピュータの共生が問われるAI時代を担う実践者を輩出していく。その一環として、進化著しい教育テクノロジーを駆使し、先端的なスマートラーニング環境を全学的に提供する。
データ・情報・メディア・人工知能に関するリテラシー、ロジカル思考・デザイン思考・プログラミング思考などの実践知、加えて、各々の学部・学科の専門的な知識と能力も兼ね備えたSmart Intelligentな実践者を育てていく。
※MUSIC(Musashino University Smart Intelligence Center)とは
平成30(2018)年に開設した、情報・メディア教育の全学的推進を目的とした教育センター組織のこと。

(4)Global & Universal

「世界を迎え入れ、世界に羽ばたく」グローバルな大学を目指す。「世界の幸せをカタチにする。」という理念に共鳴する世界中の学生・教育研究者が集うキャンパスを構築し、より学びやすく、より働きやすい環境を整備すると共に、留学等を通じて学外へ、海外へと活動のステージを拡げていく活動を支援する。

(5)MU-GEN(Musashino University GENerations)につながるInfinite Linking

仏教の縁起の世界観に基づき、無限につながり合っていく。在学生、教員、職員、卒業生が一体となって、学内、同窓会、後援会、保護者会、学内外の学術研究組織、文化交流機関、国内外の大学や高等学校、産業界、官公庁、芸術界、国際機関、公益財団法人、NPO等との連携を推進し、それらを力にして、生きとし生けるもの、これから生まれしものの一切が幸せのカタチを享受しうるような世界を響創していく。

2050未来創造プログラムの内容

改革のポイント

SDGs関連科目を開設します
SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。「生きとし生けるものを幸せにし」、「生きがいのある楽しい平和な世界をうち立てる」という武蔵野大学の建学の理想は、SDGsにおける「誰一人取り残さない」という基本理念と軌を一にしています。「世界は幸せか」という問いから、個々の学生が世界と自己との関係を考え、自身の問題意識を醸成する科目を開設します。
 
情報・メディア・プログラミングリテラシーを身に付けるSmart Intelligence科目を開設します
これからの学生は、従来の文系・理系といった縦割りの学びでは解決できない、世界が直面している様々な課題を解決していくことが期待されています。また、政府の統合イノベーション戦略推進会議は、人工知能(AI)を使いこなす人材を年間25万人育成する戦略案を公表しました。
そうした時代的な要請に応えるべく、データ・情報・メディア・人工知能に関するリテラシー、さらにロジカル思考・デザイン思考・プログラミング思考などの実践知に加えて、各々の学部・学科の専門的な知識と能力も兼ね備えた武蔵野大学生を育てていくことを目的に情報科目群を改革します。
 
5つのチャレンジを反映した科目を開設します
武蔵野大学がこれから2050年を見据えた際に目指す教育改革の方向性を5つにまとめました。この5つのチャレンジはそれぞれ独立しながらも、互いに連鎖し、さらに全学の共通基礎課程改革にも反映されています。

令和3(2021)年度 2050未来創造プログラムの内容

科目群科目名と5つのチャレンジとの対応授業内容・趣旨など
建学科目 ■5つのチャレンジとの対応(1)自己と世界を問う と(5)MU-GENにつながるInfinite Linking 
仏教(生き方を考える)基礎・「世界は幸せか」を問う。問いを発し取り組むべき課題を自ら見つける。この主体性を発揮するために、課題を中心に据え自分事として向き合う教育・研究を促進する。
・ブランドステートメントである「世界の幸せをカタチにする。」の実現に向けて、Happiness Creator(幸せの響創者)としての志を立て、「生き方」を構想する。
・縁起の世界観に基づき、無限につながり合っていくために、学内外の学術研究組織、産業界等との連携の推進を図る。
・特に、「生き方」としての仏教と従前のキャリア科目(「キャリアデザイン」)とを統合し、具体的な教授内容を刷新する。
・1年生と3年生以上の科目に再編することで、大学4年間で建学の精神に基づく自身の「生き方」を考え、その確立をはかる。
仏教(生き方を考える)発展
CHP
(Creating Happiness Program)
 5つのチャレンジとの対応(1)自己と世界を問う と(2)未来の世界を創るcreativeな実践者輩出 
SDGs17(世界は幸せか)基礎・高度な職業人・研究者として自己の専門分野を極めるだけではなく、他の専門分野を学んだ人とともに未来の世界の幸せづくりに寄与できるアクティブでCreativeな知を産みだしていく。
・建学の精神に基づくとともにSDGsに対応した各学部学科毎の教育研究を推進し、それに基づいた授業を実施することで、教育研究の一体性を強化する。
・「世界は幸せか」という問いから、個々の学生が問題意識をもって、自身の主体的な学びと実践の姿勢を構成できるようにする。
・「SDGs17基礎」は、チーム作り、GWなど学びの基礎力を涵養するとともに、「SDGs17発展」への導入を行う。
・「SDGs17発展」は、SDGsの17目標(169ターゲット)に対応した各授業(1単位)を3単位分必修選択することで、世界と自己との関係を考え、自身の問題意
 識を醸成する。
・「SDGsゼミ」は、現「しあわせを考える」を本学「SDGs実行宣言」に合わせて内容を刷新する。
SDGs17(世界は幸せか)発展
SDGsゼミ
Smart intelligence
(情報)
 5つのチャレンジとの対応(3)AI世界を先導するMUSIC
データ・情報リテラシー・目的に応じてデータを、収集・管理・編集し、基本的なデータ処理関数を適用し、その結果を可視化・図式化し第3者に客観的エビデンスを示せることを目標にする。
メディア・人工知能リテラシー・WEBページからSNSにまたがる各種メディアの利活用に関するスキルセットとともに、人工知能の仕組みについて理解し、人工知能を利活用できるようにする。
情報分析・創出・表現技法・アイデア創出の方法論とそのアイデアを形にするデジタルプロトタイピング技法やツールを学ぶ。
プログラミング・リテラシー・コンピュータの能力を活用し、目的のツールやサービスのソフトウェアを制作するためのプログラミング技法を学ぶ。
言語リテラシー 5つのチャレンジとの対応(4)Global & Universal 
英語・グローバル化の動きに対応するため、全学科とも必修の外国語を英語に統一する。能力別クラス編成にて英語力向上と英語の学修習慣確立をはかる。
・2年生以上の英語は選択科目とし、学生の主体性・意欲を重視する。各学科での学びを意識した内容に変更することで、学科の専門的学びとの関係を強化する。
英語資格・検定試験対策A・B・出口保証体制とメディア授業化促進のため、現行内容を刷新し、TOEIC等のスコア向上に効果的なアプリケーション導入など、メディアを利用した授業を実施する。
外国語・真にグローバルな人材を育成するため、英語以外の5言語(中・韓・仏・独・西)を「外国語」(選択)として再編する。
健康・スポーツスポーツと身体科学・身体に関する科学的知見や身体に関する東洋思想的知見等を学ぶとともに、その知見に基づいたスポーツ、トレーニング、諸活動等を実践する。
フィールド・スポーツ・「スポーツと身体科学」での学びを前提に、様々なフィールドスポーツ実践を通して、心身等の健康についての理解を育む。


[その他1] 情報科目群の再編に伴って、全学生にPCを必携化する予定。情報科目以外の各科目でもPCを利用した授業展開を検討、推進していく。
[その他2] Smart intelligence Campus化を推進する一環として、今後、授業科目のコンテンツ化・メディア授業化(録画・配信授業等)を促進する施策を実施していく予定。
※科目群、科目名は変更となる可能性があります。

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